Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (2/2)
(前編から続く)
これまで良いことばかりお話ししてきましたが、厳しいことを言うと、この経験や今ある環境は、アメリカの大学に行けば誰にでも手に入れられるとは思いません。私は英語力を身につけたいと強く思っていたので、日本人が誰1人いない大学を選択しました。
そのため、周りに日本語で相談するクラスメイトやチームメイトもいなく、毎日チューターサービスを利用したり、教授へ積極的にコンタクトしたりして英語力を身につけようと努力をしました。
また、(前にお話ししたことがあると思うのですが)テニスチームにはスペイン語を話す子がチームの9割で、英語を話す環境にするのにも苦労しました。さらに、就活は大学2年次から始めて、時差の関係で夜中や朝方までインターン・面接を受けていました。これらの苦労と努力あっての今だと思うので、私はそう簡単に誰でもアメリカの大学に挑戦した方がいいとは言えません。
当然、アメリカの大学に進学すれば日本に帰りたいと思うし、大学を辞めたい、テニスも辞めたいと思うこともあります。将来についてもとても不安になります。でも、そんな苦しい環境を乗り越えるための努力をする強い気持ちがあれば、アメリカの大学に挑戦していいと思うし、頑張った分だけ将来自分に大きな成功が返ってくると思います。
この文章を読んで更に挑戦したいと思った高校生の方や、今アメリカの大学で大変な思いをしている方がいらっしゃるなら、いつでも相談に乗りたいと思っています。アメリカの大学では、沢山苦労して挫折もしながら人生で1番最高な青春を味わうことができると思います!応援しています!
歩果さん、有難う。ほのかは在学中の3年半の間にコロナもあって大変だったと思うけど、2回もNational Championshipに出場して、チームメイトみんなから好かれる中心選手として活躍したね。最初大学に入った時はとんでもなく心細かったと思うけど、強い気持ちで勉強とテニスに励んでいたのが印象的です。新社会人おめでとう!きっとほのかなら会社に入ってもみんなに可愛がられて、また新しいチャレンジが出来ると思います。これからもまた仕事の様子など、教えてね。