西谷宥祐くん、New Mexico State Universityと正式サイン!!
日大三高卒業で狛江インドアジュニアATPチーム所属の西谷宥祐君がNCAA D1所属のNew Mexico State Universityと正式にサインしました。ちなみに西谷くんは今年の入学者の中でSATとTOEFLともに最高点です。
ここまでの道のりはとても大変で、本当にギリギリの踏ん張りと本人の気の強さで乗り切った感じです。まだまだこれからの道も大変ですが、持ち前の物事に動じない精神でやりきってください!
Let’s go Yusuke!! Let’s go Aggies!!!
大島立暉くん、University of Oregonとサイン!
相生学院卒業の大島立暉くんが、2018Springシーズンからの条件でUniversity of Oregonとサインをしました。University of OregonはNCAA所属D1の大学で、2016-17のシーズンは全米24位で終了しました。同じチームには田中亮寛くんも所属し、この1月からは日本人2名でシーズンを戦います。しっかりと英語を勉強してチームのために活躍出来るよう頑張ってください!
http://www.goducks.com/news/2017/8/2/mens-tennis-schyllander-adds-oshima-to-2017-18-roster.aspx
Let’s go Riki!! Let’s go Ducks!!!
岡倫太郎くん、Carson Newman Universityと正式サイン!!
楠クラブ所属の岡倫太郎くんが、テネシー州にあるNCAA DII所属の私立Carson-Newman University(http://www.cneagles.com/sports/m-tennis/index)にStudent- Athleteとして正式にサインをしました。Carson-Newman Universityは学生数の少ないStudent-Faculty Ratioが11:1という充実した私立校です。
ここまでもとても勉強をしてきた倫太郎くんですが、これからもまだまだ大変な生活が待っています。文武両道は本当に大変ですがしっかりとやりきって欲しいと思います。
Let’s go Rintaro! Let’s go Eagles!!
学生ビザ取得について
アメリカにスポーツ留学をする全ての日本人選手は、学生ビザを取得する必要があります。大学からI-20という書類が届きましたら、以下のように申請を速やかに開始してください。
アメリカ大使館Web Site: https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/
1, DS-160という書類に次のサイトから登録をする(https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/) 。その際には5cm x 5cmの後ろが白の証明写真が必要になりますので、あらかじめご用意ください。またその際に申請番号を取得するので、後日変更をする際などに必要なので記録しておいてください。
2, SEVIS Feeをこちらから支払います(https://www.fmjfee.com/index.html)。費用は200ドルになり、Credit CardかDebit Cardで支払います。”Submit Form I-901 and Fee Payment” をクリックし、”Form I-20″ and “OK” – を選択してください。情報を全て記入したら “enter” をクリックしてください。その際にプリンターが正確に接続されていることを確認し、念のためレシートをプリントアウトしてください。 もしプリンターがない場合はPDFドキュメントとして保存をしておくことをお勧めします。
3, アメリカ大使館でビザの申請をする。費用は160ドルになります。https://cgifederal.secure.force.com/?language=English&cou ntry=Japan からNew Userをクリックし指示に従いアカウントを作り申請費用をお支払いください。
大使館での面接でのヒント: 学生ビザではアメリカの就労は認められていません。あくまでもアメリカに留学する理由は、卒業後に日本に戻り就職をするということです。アメリカで勉強をして語学を習得することは、結果日本の企業に就職する時にとても有利になるということを建前上はきちんと説明できるようにしておいてください。中には学生ビザで入国し、不法滞在から仕事をしてアメリカ人の職業を奪う人たちもいるので、そのような意志はないということは学生ビザ申請時には伝えないといけません。また、夏休みも基本的には日本に帰り家族と過ごすという前提が必要です。もちろんテニスで留学する選手は夏の間にアメリカの試合に出場する方もいると思いますしそれは問題ありませんが、ビザ申請時にはやはりトラブルを避けるためには以上の点は再確認をお願いいたします。
確認: アメリカ大使館には本人が出向くことになります。また大きなバッグやリュックなどは通常持ち込めません。またお友達などが一緒に行く場合はその方は外や待合室で待つことになります。
持ち物:パスポート、I-20原本、5x5cmの背景が白の写真、英文の残高証明書、面接費用を支払ったレシート、 SEVIS登録時に支払いをしたレシート、 DS-160 Form
〜TOEFLの勉強法について〜竹内菜々花
この秋からUniversity of Texas at Arlingtonに入学が決まった竹内菜々花さんが、TOEFLの勉強方法について自分の軌跡を元に話してくれました。是非ご参考ください。
私が初めてTOEFLを受けたのが去年の9月の後半でした。 点数は24点。ボロボロでした。テストの内容が何も理解できない状態からのスタートでした。 そこからTOEFLの参考書を買ったり、インターネットでTOEFLのコツを調べたり、単語帳を毎日見たり、オンライン英会話で外人と話したり、必死に勉強しました。
そして11月には37点、12月には51点まで上げることが出来ました。ここまで順調でしたが、60点を超える壁が大きかったです。(大学が決まり、もうTOEFLの点数が必要ないと情報だったので3ヶ月間TOEFL対策してませんでした。でも私の大学は60点以上が基準ということを聞いてまたTOEFLの対策をし始めました。) 次に受けたのが4月頃で、56点。5月に2回受けて、55点と57点。中々点数が上がらず焦りもあり、苦しい期間でした。
私はリスニングが苦手だったので、毎日英会話のラジオを聞いたり、TOEFLのリスニングを何時間もやりました。そして段々とリスニング力が上がり、6月に64点取ることが出来ました。 24点から64点に上げる半年間はとても辛かったです。 私がやった勉強法は、リーディングはとにかく読むことに慣れるように問題をたくさん解きました、そして英単語が重要なので英単語をたくさん覚えました。 リスニングは、英会話のラジオを聞いたり、TEDのいうサイトで英語を聞いたり、TOEFLのリスニングの問題を何回もやりました。 スピーキングは、オンライン英会話で外人と話したり、独り言で英語を話したり、自分の言いたいことが英語で言えるように勉強しました。 ライティングは、文法をもう一度見直し、自分で作ったessayをオンライン英会話で講師に添削してもらったりしました。 それから、notefullというサイトはTOEFLの問題がやり放題なのでおすすめです。
そんなに良い点数は取れなかったのですが、私にわかることなら何でも教えますので、何かわからないことがあれば質問して下さい。 TOEFLが終わっても大学では何倍も大変だと思うので引き続き英語の勉強頑張ります。
竹内菜々花さん連絡先:https://www.facebook.com/nanaka.takeuchi
長尾朋美さん、University of the Cumberlandsに正式サイン
池田寛くん、Tyler Junior Collegeとサイン!!
Universal Tennis Rating(UTR)について
アメリカの大学のコーチたちが、選手の実力を見極めるために非常に重要視しているものの一つにUTR(Universal Tennis Rating)というものがあります。これは世界中のテニス選手を、プロもアマチュアも、一般もジュニアも、男子も女子もランキングではなくレイティングという方法で数字で表したものになります。
現在のトップはスペインのナダルで16.28。そこから始まり、1点台の選手まで全てを数字でレイティングしていきます。例えばITFのランキングなどは、どのグレードの大会で何回戦まで行ったかでポイントが取得でき、それによって世界ランキングが付いていきます。その為、強い選手が出場しない地域に行き、トーナメントで上位にいければそれなりのランキングが付きますので、当然たくさんのお金をかけて遠征をし、多くの大会に出場する選手の方がランキングが上がります。しかし言い換えれば、本当のトップ選手でない限り、ITFのランキングはその選手の実力を正確に表しているものではありません。
しかしUTRの場合は、より強い選手(自分よりUTRの高い選手)と試合をし、勝てばもちろんですが、負けても競り負けていれば、レイティングを上げることが出来ます。なので、例えば弱い地域のG3などで優勝してITFのランキングを上げるよりも、強い選手が出る地域で試合をし、仮に予選の1回戦であれ強い選手と試合をすることで、レイティングを上げ自分の実力を正確に表すことが可能です。ということで、ジュニアの試合に拘らず、一般の試合に挑戦しても、それだけ高いUTRを持った選手がいるので、このレイティングを上げることが可能です。
当然そのような理由なので、アメリカの大学がその選手の実力を知るのには、ITFのランキングももちろん参考になりますが、UTRの方を最終的には重視することになります。
ただ、このUTRの参考になる試合は、ATP/WTA、ITF、US College、US High School、UTR Events、アメリカテニス協会主催トーナメント、ヨーロッパ、カナダの試合など、基本的にはドローが英語で発表されるものになりますので、日本の国内の大会ではUTRの正式なポイントはカウントされません。なので、もしアメリカの大学留学を考えるのであれば、このような事をご参考にトーナメントスケジュールを作成してみてください。アドバイスが必要な方はいつでもご相談に応じさせていただきます。
ちなみに、アメリカの大学が望むUTRは、NCAAのD1の大学であれば男子では14以上、女子では11以上あればほぼフルスカラーシップは間違いない数字と言えます(少し高めに見ていますが、、)。
アメリカの大学に留学するには、見せかけでなく、自分の実力をどう正確に示すかということがとても大事です。なので、弱い地域でポイントを取得して、実力が伴わないのにランキングだけを上げて強く見せることは好ましくありません。仮にそれで大学に入ったとしても、実力の世界であるアメリカのでは、入学後に苦労をするのは見えています。
テニスの上達には結果的にどうしても費用がかかるものですが、目的が何かでその効果的な費用の使い方が変わってきますので、アメリカの大学にご興味がある方は是非お問い合わせをお待ちしています。iconsports.japan@gmail.com