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I-Con Players留学レポート2023❿

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今日から8月。北海道ではインターハイが始まりました!将来のI-Con Player高校生たちもたくさん出場していて、1回戦から熱戦展開中です🔥

さて、アメリカの大学に留学中のFreshmanレポート。今日は一昨年のインターハイでも活躍した勝田匠君です。テキサス州のテキサス大学パーミアン・ベイシン校に留学中。 

1年目からレギュラーメンバーとして大活躍し、強豪校が集まるLone StarカンファレンスでPlayer of the weekにも輝いた勝田君ですが、「試合でのプレッシャーはあまり感じないけれど、対戦相手が強い相手との試合ばかりなので、結構タフ」なんだそうです。1年目を終えたフレッシュな感想をご覧ください😊 

Takumi Katsuda – University of Texas Permian Basin

👉 僕がアメリカの大学を選んだのは、やっぱり高いレベルでテニスも勉強もしたかったのと、挑戦という意味で全く別の環境でやってみたかったからです。行く前に想像していたことは、テニスのレベルが高いことや、ジムなどの施設がすごく立派で綺麗、また、周りの先輩たちからは、課題が多くてテストがしんどいという話も聞いていたので、色々なことを想像して渡米したんですが、本当にその通りでした。笑

勉強はやっぱり慣れとかもあるので、アメリカに行った当初よりかは春学期の方が楽にはなりました。テストの勉強とかはさすがにきついですけど。。ただ、勉強面は課題がたくさんあったり、テスト勉強をしないといけないのに、そんな中で春学期はシーズン真っ只中で毎週遠征があったりして、両方ベストを尽くすのは大変でした。

テニスは毎週いろんなタイプの人と試合をしたり、移動スケジュールもタフだったので、毎回全力が出せなかったりしたところがちょっと反省点です。プレッシャーはあまり感じませんが、対戦相手が強い相手との試合ばかりなので、結構タフです。今シーズンはナショナルに出場できなかった悔しさが残ったので、来年は何としても行けるようしたいと思っています!🔥

これからアメリカの大学にチャレンジを考えてる高校生たちへ

大学が決まるまでの勉強だったり、入ってからも勿論きついけど、その分楽しいことがあったり、コーチやチームメイトたちが支えてくれてテニスもいい環境の中で出来るので、入学前も入学後も1日1日を大事にしましょう。

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I-Con Players留学レポート2023❾

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Freshman Year振り返り。2人目はカリフォルニア州立大学ロサンザルス校に留学中の高村英果さん。

友達と過ごす毎日が楽しいという英果さんが、1年目の大学生活を振り返ってくれました😊 

Hideka Takamura – CAL State University Los Angeles

👉 私は渡米前、最初のセメスターが始まる前は、勉強もテニスも私生活も充実した日々を過ごせたらいいなぁ と思っていました。実際に行ってみるとこの一年、有難いことに周りの方々に支えられながらもバランス良く充実した毎日を過ごすことができました。一番苦労したことはやっぱり言語ですが、その面も自分の成長させたい部分ですし、苦労はしていますがそこも含めて充実しています!

私は高校に入学した時から大学はアメリカだけを考えていました。でも、いざ高3になって学校の友達や先生方の話を聞いていると、本当に大丈夫かな、、とか不安に思うことが多く、日本の大学も考える時期がありました。

今思えばアメリカに行きたいっていう気持ちを貫いて良かったと思うのですが、やっぱりあの時は学校で異端児?というか、一人だけ全く違う方向性の進路でしたし、周りはどんどん進学先が決まっていくし。。一般受験の子でも先生がサポートしていたりしたので、一日の多くを過ごす学校っていう空間で、分厚いSATの勉強とか、ひとりだけ雰囲気が違ったので孤独を感じることも多かったです💦

初志貫徹して入学して一年。これ!といった特別な思い出というよりも、私は友達と過ごす普通の毎日が楽しいです。テニスチームのお友達、学校で知り合ってできたお友達、みんなとそれぞれのことを共有しあったり遊んだりする経験は、留学しているからこそできる貴重な経験かと思います!

感じたこととしては、日本より個性を大切にしているなぁと思いました。だからこそ、一人一人の良いところが見えるし、自分の悪いところではなく良いところもよく見えるようになりました。新しい環境に挑戦したからこそ、アメリカの良さ、日本の良さ、それぞれに気づくことができています。

来年の目標は、チームにテニスでもそれ以外の面でももっと貢献できるようにしたいです。特に言語の壁もあって本当にチームのみんなには助けてもらっているので、少しずつでも恩返しをしていきたいです💪💪

進路として海外の大学を選ぶことは勇気がいる事だし、中途半端な気持ちだとやっていけません。でもだからこそ、この選択は自分を成長させることができると思います。大変なことも多いですが、頑張った分だけ自分のためになります。高校生の皆さん、応援しています!

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I-Con Players留学レポート2023❽

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先週、先々週と日本全国で全日本ジュニアの地区予選大会が行われ、各地域から将来のI-Con Playersたちから嬉しい知らせが届きました。見に行けなかった子たちはゴメンナサイ!次は有明で待っています!👍

さて、先々週までお届けしていたアメリカの大学を卒業した先輩たちの渾身のレポートに続き、今週からは大学1年目のFreshman Yearを終えた子たちからのフレッシュなレポートをお送りします🇺🇸

渡米前に想像していたこと、実際に行ってみてこんなところが違ったなぁとか、ここは思ったよりすごかったぞ っていうところを、感じたままに纏めてもらいましたので、どうぞご覧ください。

トップバッターは、ジョージア州のGeorgia Southern Universityに留学中の木島菜々花さん。

菜々花さんは高校時代はバリバリの部活で3年間を過ごして来ましたが、大学に入って高校時代とどんなところが違ったのかや、最初、なかなか自分の居場所を見つけるのが大変だったところからどうやってそれを乗り越えたのか など、素直なところを書いてくれました😊 

Nanaka Kijima – Georgia Southern University

👉私がアメリカの大学を選んだのは、一言で言うと新しいことに挑戦したかったからです。ITFの試合に出ていた頃から英語を話せたらカッコイイなとか、海外でプレーすることに興味がありました。ですがコロナが流行し試合に出ることも出来ず、ITFのランキングも上げることができなかったので、海外に行くのは厳しいかなという気持ちと挑戦してみたいなという気持ちで、なかなか進路を決められずにいました。

8月の全日本ジュニアが終わった後に、行かなかったらきっと将来後悔するだろうなと思い、アメリカの大学に進学することに決めてI-Consportsさんに連絡をとりました。スタートが遅かったこともあり、その後はとにかくTOEFLの勉強、勉強でした。自分は元々英語が得意というわけではなかったので、とても大変でした。

私はアメリカに行く前には、海外の人は凄くフレンドリーで誰にでも話しかけるみたいな勝手なイメージを持っていたのですが、実際に行ってみるとそうでもなかったです。ですが、仲良くなると日本とはまた違ったテンションでコミュニケーションを取るので、私は凄くそれが好きです。受け身ではなく自分から話しかけたり、分からないことがあったら自分から質問したりすることは、どこにいても凄く大切だなと思いました。

テニスについては、大学での練習は高校時代より自分の意見を言うことができる機会が多かったです。こんな練習をしたいと思えば、コーチに言ってそのメニューを取り入れてもらえることもありました。あとはコーチやアシスタントコーチにお願いして、個別に指導していただくことも出来ました。

日本の高校や大学のような厳しさはありませんが、思っていたより部活はしっかりとしているという印象を受けました。1年生なので先輩が優先ですし、全て1年生が準備しますが、チームメイトとは年関係なくみんな仲がいいです。

1番大変だったことは、やっぱりコミュニケーション!最初自分は全然チームメイトとの会話について行けなくて、勇気を出して話しかけても、聞き返されると自信を無くしてしまっていました。なかなか自分を表現できずに、自分の居場所がないような感じでした。

自分をわかってもらえなくて寂しい気持ちもありましたが、ただ、それを乗り越えるのに自分が何か特別なことをしたという訳でもありません。

時間が解決してくれるというところもあるとは思いますが、ひとつ言えるとしたら、英語が上手く話せなくても、とにかく沢山話しかけてみるといいと思います。自分は色んな人に自分から話しかけるのはそこまで得意ではないのですが、せめてチームメイトだけには話しかけるように心がけていました。本当に簡単な、昨日何したの?とかそういう質問でもいいですし、髪型とか服装を褒めるとかでも全然いいと思います。そうすることによって会話のきっかけが増えて自然にチームに溶け込めると思います。

やはり最初から上手くいくこともあまりないので、落ち込んでもいいので、自分のペースで焦らずに毎日挑戦していくことが大切で、そうすると周りもだんだん自分のことを理解してくれて助けてくれます。

今年の一番の思い出は、チームでNYに行ったこと。USオープンを観に行って、会場の雰囲気を味わうことができ、大坂なおみ選手と写真も撮ることができて一生の思い出になりました😆

今年は1年目だったので、試合と課題とで頭がいっぱいいっぱいでした。なので、来年はやることはしっかりやって、もっと楽しみたいなと思います。友達もたくさん作って、たくさんの場所に行ってみたいです💪

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I-Con Players留学レポート2023❼

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Honoka Nakanishi – APSU → University of Evansville (Master)

オースティン・ピー州立大学を卒業し、今はエバンズビル大学の大学院でアスレティックトレーナーになるための勉強をしている中西ほの香さん。I-Con Sportsがサポートしている子たちの中には、この分野の勉強に興味のある子が結構います。今回ほの香さんにお願いして大学・大学院生活について紹介してもらいましたが、後日、ウエビナーで詳しくお話を聞ける機会をセッティング予定です! お楽しみに😊

👉はじめまして、中西ほの香です。私は昨年5月にテネシー州にあるAustin Peay State Universityを卒業し、今はインディアナ州にあるUniversity of Evansvilleの大学院に通っています。

留学に興味を持ったきっかけは、もともとアスレチックトレーナーという職業に興味があり、それをアメリカで勉強できることを知ったことです。日本にもATの職業はありますが、アメリカではATCは国家資格で、日本よりスポーツが盛んなアメリカで学びたいと思いました!

大学3年半と大学院1年の計4年半を経て、アメリカでの生活にはもう慣れましたが、最初の1、2年は正直辛いことの連続でした。毎日が知らないことの連続、新しい環境での生活、人間関係、言語の壁… それにだいたいの人は秋入学が多いと思いますが、私は春入学(1月入学)をしたので一緒のクラスを受ける友達もいない+シーズンがいきなり始まった ため、本当に最初のセメスターは大変でした💦

チームメイトや友人、コーチのサポートのおかげでクラスには無事ついていくことができましたが、その中でもスケジュール管理はとても大事だと思います。それは留学する前からでもできると思うので、自分のスケジュールの管理の仕方や時間の使い方に慣れるといいと思います。テニスチームはいつもGPAの平均が高くて、チームメイト全員が勉強にもテニスに対してもモチベーションが高く、私も自分が足手纏いにならないよう必死に頑張りました。

あともう一つ、私は大学、大学院ともに小規模の大学に行きました。この選択は本当に人それぞれだと思います。大規模でも小規模な大学でもそれぞれメリット・デメリットはあると思うので、自分がどんな環境で学びたいか、テニスをしたいかを考えるといいと思います。私の性格的には、小さいクラスで生徒と教授の距離が近いAPSUは自分に合っていたかなと思います。それに小規模+田舎だったので、シニア(注:4年生)になるまで日本人留学生がいませんでした。最初はきつかったけど、それも英語の成長につながったので良かったと思います。

APSUではExercise Scienceを専攻し、Anatomy & Kinesiologyがベースになっているのですが、それに加えて運動の仕方だったり、トレーニングメニューの組み方などの基礎を学んでいました。大学院に進んで1年目は更に専門的にAT関係のことを学んでいきますが、午前は教室で座学、午後は実習っていう感じです。

留学での苦しかった思い出楽しかった思い出、全てを振り返ってもこの選択に後悔はなく、日本にいる時とは違う経験ができました。色々な国の人と出会い自分の普通は彼らの普通じゃないことにも気づくことができました。価値観の違い、文化の違い全てにおいて受け入れる力は強くなった気がします。

8月からは大学院2年目が始まり、インターンづけの毎日になりそうです。今まではStudent-Athleteとして、そしてこれからはその人達をサポートする側として、今までの経験を活かして頑張りたいと思います💪🏻

▶ありがとう! ほの香さん自身がStudent-Athleteを経験していることが、今後のアスレティックトレーナーとしての生活にいろんな気づきをもたらしてくれるんでしょうね。是非また色んな話を聞かせてくださいね😊 

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I-Con Players留学レポート2023❻後編

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Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (2/2)

(前編から続く)

👉これまで良いことばかりお話ししてきましたが、厳しいことを言うと、この経験や今ある環境は、アメリカの大学に行けば誰にでも手に入れられるとは思いません。私は英語力を身につけたいと強く思っていたので、日本人が誰1人いない大学を選択しました。

そのため、周りに日本語で相談するクラスメイトやチームメイトもいなく、毎日チューターサービスを利用したり、教授へ積極的にコンタクトしたりして英語力を身につけようと努力をしました。

また、(前にお話ししたことがあると思うのですが)テニスチームにはスペイン語を話す子がチームの9割で、英語を話す環境にするのにも苦労しました。さらに、就活は大学2年次から始めて、時差の関係で夜中や朝方までインターン・面接を受けていました。これらの苦労と努力あっての今だと思うので、私はそう簡単に誰でもアメリカの大学に挑戦した方がいいとは言えません。

当然、アメリカの大学に進学すれば日本に帰りたいと思うし、大学を辞めたい、テニスも辞めたいと思うこともあります。将来についてもとても不安になります。でも、そんな苦しい環境を乗り越えるための努力をする強い気持ちがあれば、アメリカの大学に挑戦していいと思うし、頑張った分だけ将来自分に大きな成功が返ってくると思います。

この文章を読んで更に挑戦したいと思った高校生の方や、今アメリカの大学で大変な思いをしている方がいらっしゃるなら、いつでも相談に乗りたいと思っています。アメリカの大学では、沢山苦労して挫折もしながら人生で1番最高な青春を味わうことができると思います!応援しています!

▶歩果さん、有難う。ほのかは在学中の3年半の間にコロナもあって大変だったと思うけど、2回もNational Championshipに出場して、チームメイトみんなから好かれる中心選手として活躍したね。最初大学に入った時はとんでもなく心細かったと思うけど、強い気持ちで勉強とテニスに励んでいたのが印象的です。新社会人おめでとう!きっとほのかなら会社に入ってもみんなに可愛がられて、また新しいチャレンジが出来ると思います。これからもまた仕事の様子など、教えてね。

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I-Con Players留学レポート2023❻前編

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テネシー州のTennessee Wesleyan Universityを卒業した辻歩果さんから、大学生活の思い出と、実際に就職してみて思ったことなどをメッセージに書いてくれました😊

歩果さんは3年半ですべての単位を取り切り、昨年12月に大学を卒業。今年の4月から新社会人として働き始めています。前編後編に分けてお届けします。

Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (1/2)

👉 私がアメリカの大学を目指した理由は2つあって、1つ目は将来、就職活動時に企業から欲しい!と思われるような人材になりたかったからです。

中高生の頃は、グローバル人材が日本の企業にとって今後貴重で、重要人材だと言われていました。私は日本が大好きなので日本の企業で働きたく、日系企業にとってその貴重で重要な人材になるには本場の英語を学ぶことが必要だと思い、アメリカの大学進学を考え始めました。自分の性格上、常に目標を持って何かに取り組むことが多く、就職について考えた時にこの考えに行き着きました。

2つ目は、足を踏み入れたことのない地で自分のテニスを1から挑戦したかったためです。

小学1年生からテニスを始めた私は、高校生の頃には今までに何回も試合をしてきた人と対戦することが多くなっていました。正直、やりきった感もあり、大学ではテニスを続ける気はありませんでしたが、そんな中で海外の大学でテニスをする選択肢があるのを知り、今まで行ったことのない国で異国の人と対戦することにすごく興味を持ちました。

これらの経緯から、今までやってきたテニスを辞めて日本の大学に進学するよりも、テニスを活かして海外の大学に行って自分を磨くことを目指すようになりました。

👉 実際、身についたこととしては、英語力以外にも忍耐力や挑戦力、それから異国の人と生活し助け合った経験などが挙げられます。アメリカの大学に行ったことで、英語だけでなくそれ以上に得たことが沢山あったと身に染みて感じています。

今、日本の企業で働いていてとても感じていることですが、有難いことにグローバルに挑戦している日系企業から内定をいただき、また、その中でもグローバルに挑戦している部署に1年目から配属されました。

1年目からそこの部署に配属されるのは私1人で、今までに前例もなかったみたいですが、それは私が賢いからではもちろんなくて、インターンや面接などを通して受け取っていただいた私の経験やキャラクターが理由だと感じています。

当たり前のように、毎日わからないことだらけで日々悪戦苦闘していますが、この会社で、この部署で、この環境でいられるのもこれまで私がやってきたことが報われているのかなと思っています。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❺後編

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Momoka Horiguchi – University of Texas at Arlington

(前編から続く)大学院のMBAの授業では、これまでビジネス学部で習った内容の応用や、さらに深掘りしていくような授業内容でした。大企業の実例を用いたグループプロジェクトや、大学周辺にある中小企業へのコンサルタントなど、学んだことを社会でどう応用していくかという内容が多かったです。そして、テニス人生最後の1年もとても充実したものでした。新入生が多い年でチームの雰囲気もガラッと変わり、大変な時期もありましたが、最終的には大学歴代最高の全米チームランキングも得ることができました。個人的にもとても満足のいくかたちでテニスを引退することができました🎾

大学院2年生は、チームのアシスタントコーチとして活動しました。院生アシスタントコーチへの奨学金もあるので、元スチューデントアスリートで大学院に進学する人は大学チームのアシスタントコーチとして活動することは一般的です。また違った視点からチームを見ることができ、外国人相手にアメリカで働くという点からもとても良い経験ができたと思います。

今後は日本で就職する予定です。この先何をしようと6年間アメリカで経験してきたことは私にとって大きな財産であることは間違いありません。もちろん大変なこともたくさんありますが、日本では経験できないことをアメリカ生活を通してたくさん経験することができました。英語以上にたくさんのことを学び、自分自身少しは成長できたかと思います。アメリカの大学を選び、アメリカの大学院に進学して本当に良かったです。

これからアメリカの大学や大学院に挑戦しようと考えている方々、挑戦する価値は十分にありますよ!頑張ってください💪

▶桃果さん、有難う。Student-Athleteとして活躍しながら、MBA取得での卒業は本当に素晴らしいですね!これから新しい人生の第二幕が始まりますが、桃果さんならきっとまた大きな花を咲かせてくれると思います。昨年の夏もインタビューさせてもらいましたが、いつも刺激ある話をしてくれる桃果さんの将来が、輝かしいものになりますように!

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I-Con Players留学レポート2023❺前編

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テキサス大学アーリントン校の大学院を5月に卒業した堀口桃果さん。学部の4年+大学院の2年で通算6年間のアメリカ生活を振り返ってメッセージを書いてくれました😊 前編・後編の2つに分けてお届けします。

Momoka Horiguchi – University of Texas at Arlington

👉テキサス大学大学院アーリントン校でMBAを取得しました堀口桃果です。大学時代を含めた初めの5年間はスチューデントアスリートとして過ごし、6年目(大学院2年目)は院生アシスタントテニスコーチ(Graduate Assistant) として活動していました。

まず初めに私がアメリカの大学へ進学したいと思った理由は、多様な環境で新しいことに挑戦することで自分自身を成長させられると思ったからです。大学附属の中高一貫校に通っていた私は、誰もが自分のことを理解してくれている環境に居心地の良さを感じる反面、緩さも感じていました。そのまま大学に進学することも出来たのですが、もっと刺激ある日々を送りたいと思い、テニスと学業の両立ができるアメリカの大学への進学を決めました。

大学ではビジネス(学部) を選び、3回生でマーケティング(学科)を専攻することに決めました。1年生の時は英語力が無さすぎて、授業に全くついていけていませんでした💦。テニスの練習でもコーチの説明など理解できないことが多かったです。それでも分からないことは分からないと伝え、自ら周りの人に助けを求めることでなんとか乗り越えることができました。意思表示をすることで周りから信頼も得られたかと思います。海外経験が全くなかった私は文化の違いにも驚くことはたくさんありましたが、違いを理解しようとすることで少しずつ受け入れられるようになったと思います。

2回生になる頃には環境にも慣れ、英語力も自信も少し付きました。それなりにアメリカの大学のシステムを理解し、授業にもついていけてる!と感じられるようになりました。テニスでも全米シングルスランキングを得るなど、結果も出るようになりましたが、シーズン中盤で手術を受けることとなり、少し残念なかたちで2年目を終えることになりました。

3回生でチームのキャプテンになり、アメリカ大学生活も後半戦ということで、テニスももっと頑張ろうと思っていた矢先に残念ながらコロナ感染症によりシーズンは中断となり、全ての授業はオンラインとなりました。この頃から、手術やパンデミックによって思うように活動できなかったテニスシーズンと留学生活を取り戻したいと思い、大学院への進学を考え始めました。

4回生の初期にはもう大学院進学を決断していたのですが、学生終了後はテニスを引退すると決めていた私は、15年以上続けたテニスを満足できる形で引退したいと強く思い、大学院に進学してテニスをもう1年(コロナイヤー特例で5年目)続けようと決意しました。また、一度始めたことは最後まで突き詰める性格の私は、大学院でもビジネスを学びたいと思い、MBA取得を目指すことにしました。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023④後編

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Taiki Umeda – Davis & Elkins College(後編)

(前編から続く) 自分が思い描いていたアメリカと実際のアメリカのギャップが1番あったのが、食べ物です。私は食べるのが好きなのですが、特に大学の食堂のご飯は想像以上でした💦 基本的に同じ食べ物ばかりで(例えばピザ、パスタ、バーガーなどです)、日本からアメリカに行く時は、スーツケースの半分を日本食にして持って行き、それが無くなったら日本から送ってもらったりしていました。

大学に行く前の私のイメージとして、大学に行ったらアメリカ人と関わることが基本なのかなと思っていましたが、アメリカの大学と言ってもチームには色々な国から来ており、アメリカ人がいないところもあります。私の行っていた大学は、チームメイト全員が違う国からの出身でした。なので、私はアメリカ人の友達より他の国からの友達の方が圧倒的に多いです。これは良い点もあり、アメリカ人の英語より英語が第2外国語の人の方が英語が聞き取りやすく、また私の文法が変な英語であっても理解してくれることが多いです。色々な国の人と関われたことは、なかなかできないいい経験だったと思いました。

私は5月に卒業して日本に帰って来ましたが、10月から専門商社で社会人として働き始めます。

就職活動の時は面接で大学名を聞かれますが、アメリカの大学でStudent-Athleteとしてやっていたということはとてもインパクトがありました。自分の考えでは、アメリカに行ってテニスも勉強も頑張ってきたことや、チャレンジ精神、忍耐力、また目標達成力は必ず評価されると思います。

また、アメリカの大学テニスは個人戦よりもチーム戦が主体なので、チームワークという面でもアピールできます。企業はチームの中でどのように働けるかを見ています。大学でチームメイトが全員違う国からの出身者で、その中で自分を出してチームワークを形成した事は、日本の大学では得られないエピソードだと思います。アメリカの大学でも自分がチャレンジしたことは必ず就活で活きてくるので、就職についての心配はそこまでしなくて良いと思います。

最後に、これからアメリカの大学を目指す子にメッセージなのですが、色々心配なことや不安があると思いますが、日本で英語もテニスもしっかりと準備をしてやれることをやったら、あとは思い切って飛び込むだけだと思います。大学に行く前に準備したことは、必ず大学で生きてくると思います!

▶大貴、有難う。あっという間の大学生活でしたか?それとも4年間、長かったかな? 充実した大学生活だったと思います。

卒業おめでとう!10月から新社会人とのことで、新天地での活躍を祈念しています💪