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第3回アメリカ大学視察ツアー(テニス)

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2016年2月14日から21日(日本到着22日)まで、テキサスの大学を中心に視察ツアーを行います。実際のキャンパスを見学し、テニスチームの練習や試合を観戦し、実際にコーチからの話を聞いたりします。アメリカの大学へテニス留学をお考えの方は、是非渡米前に本場の雰囲気や実力を体験することをお勧めいたします。ご興味のある方はご連絡ください。

2016年入学選手ですでに大学からのオファーのある方は、この間にOfficial Visitのアレンジをすることも出来ますので、是非ご検討ください。

Official Visitとは、大学側が旅費や宿泊費、食費などを負担して大学を訪問させてくれるシステムです。ただ日本からの旅費は出ない場合が多いので、アメリカ国内にいる時であればアレンジが可能です。

期間:2月14日(日)〜21日(日)

費用:約2000ドル(ホテル代、アメリカ国内移動費、食費。日本からの航空券代は含みませんので各自ご用意ください)

場所:テキサス

募集人数:4〜10名

引率:馬場猛、Marc Becker

日程:後日発表

iconsports.japan@gmail.com

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SAT 数学問題1

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お陰様でアメリカの大学を目指す選手が増えてきました。日本に居ながら目指すのにやはり一番の問題になるのが英語力です。
特にSATというテストは必ず通らなければいけない道です。その中でも読解力と数学が必須になります。少しでもそのお役に立てればと思い、今年は週に1回ペースで、この場でSATサイトかたの抜粋になりますが、いくつか問題を紹介していきますので是非解いてみてください。

SAT公式サイト

SAT

まず1回目は数学の問題です。

If it is now 4:00 p.m. Saturday, in 253 hours from now, what time and day will it be? (Assume no daylight saving time changes in the period.)

(A) 5:00 a.m. Saturday
(B) 1:00 a.m. Sunday
(C) 5:00 p.m. Tuesday
(D) 1:00 a.m. Wednesday
(E) 5:00 a.m. Wednesday

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伊藤雄哉くん、テキサス大学にVerbal Commitment  キャッチ画像©H.Mano

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オーストラリアの高校に留学中の伊藤雄哉くんがUniversity of Texasから卒業までのフルスカラーシップ(学費、寮費、食費、教材費、遠征費、テニス用具一式、家庭教師、メディアカルケア)+α(日本帰国時の飛行機代の1部負担など)でVerbal Comittmentしました。

 

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テキサス大学はNCAAの中でもBIG12というレベルの高いカンファレンスに所属し、テニスのランキングが全米TOP10に入りアカデミックでは彼の勉強したいBusiness Accountingで全米1位にランクされている大学です。先週末に大学からのOfficial Visit で実際に大学を視察に行った雄哉くんは大学の規模の大きさに、まるで街が全て大学のようとびっくりしていました。また同時に観戦したカレッジフットボールでは10万人の観客席が満席になる様子と盛り上がりに感動していました。これから4年間、文武両道を極めて更に上を目指して欲しいです。Let’s go Longhorns!

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(Study Room for Student-Athlete)

 

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井上晴くんからのコメント

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今月からカンザス州のWichita State Universityでテニス留学を始めた井上晴くんからのコメントです。彼はアメリカの大学に進学することを決めたのは高校3年の夏の大会を終えた後でした。留学のための準備は全くしていなかった状態から、テニスを続けて更に上を目指したい一心で英語の勉強を始め、最終的にフルスカラーシップを取得してNCAAのD1の大学に進学することが出来ました。それまでの過程や心情などがわかるコメントを送ってもらいましたので、是非ご覧ください。

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こんにちは。

井上晴です。
ぼくは今Wichita State Universityというところに留学しています。
今回はぼくの入学までの経緯について書かせていただきます。

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(Wichita State University)

ぼくはジュニア最後の夏に思うような結果が出せず進路ですごく悩みました。ぎりぎりまで日本の大学に行くかアメリカの大学に行くか悩み、10月にアメリカの大学に行くことを決めました。
アメリカの大学はすごくいいという話を聞いていて考えてはいたんですが決めるのにはすごい時間がかかりました。なぜなら英語が話せない、勉強がすごく大変、授業についていけるかどうか、など不安がたくさんありました。
そんな中アメリカの大学に行くと決めた一番の理由はスカラーシップを受けてテニスと勉強に集中できることです。それと世界中からプロ転向を目指している選手が集まりレベルが高いことや、実際に見て施設がすべて整っているというのも理由です。試合も多くテニスと勉強の両立が大変だと思いましたが充実した毎日になると思いました。
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(大学の寮)
アメリカの大学に行くと決めてからは英語のテスト(SAT, TOEFL)の勉強を毎日していました。
どれも難しいテストで、最初の頃は、なかなか結果が出ませんでした。
4月くらいから少しずつ結果が出るようになってきましたが、それでもほとんどの大学が求める基準に届きませんでした。
かなりあせりもありましたが、少しずつ成績も出始めたので、秋入学がダメなら、春入学(1月)に向けて頑張ろうという気持ちにもなりました。
大学が決まったのはI-ConSportsのおかげです。本当にお世話になり感謝しています。大学の視察に連れて行っていただき、アメリカの大学を目指して良かったと思い、アメリカの大学に入学したい気持ちが強くなりました。
I-ConSportsにはいろいろな大学とコンタクトを取っていただき、そのおかけで僕に興味を持ってくれた大学からいくつか連絡をいただきました。
なかなか決まるまでには至りませんでしたが、最後の最後に僕にとってとても良いオファーをWichita State Universityからいただくことができました。
それでも最初は悩みましたが、Wichita State Universityに決めて本当に良かったと思っています。
今は授業が始まっていて英語に苦労しています。
この先は自分次第なので、一日一日を大切にして頑張ります。

 

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牧羽雅子さんからのコメント

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この9月からCalifornia State University, Fullerton大学にテニス留学することになった、牧羽雅子さんから推薦コメントを頂きました。

高校1年生でこちらに来た時の苦労、来た当初からの気持ちの変化、毎日の生活の中で感じた事などを正直に書いてくれました。アメリカで2年半生活するうちに、”なんとなく”大学に留学したい気持ちから、カルフォルニアの大学に行く決心するまでの彼女の過程です。是非読んでみてください。

雅子ちゃん、これからの大学生活も頑張って!

 

“私は高校1年生の冬アメリカのサウスカロライナ州ヒルトンヘッドにあるVan Der Meer Tennis Academyに留学しました。当初私は、正直そこまで留学したいという気持ちは強くありませんでした。なぜなら自分がアメリカでテニスや勉強をしながら生活をするということをそれまでに考えたことがなかったからです。しかし北信越大会優勝を機に一ヶ月まず行くことを決め、その後親やコーチの勧め、クラブからの誘い、ある家族にも色々と助けていただき“なんとなく”でしたが留学することを決心しました。

初めは英語も全くわからない私だったので相手のことが理解できない、自分の伝えたいことがうまく伝えられないなどの言葉の壁にぶち当たったり、文化の違い、勉強での苦労、試合でズルをされるなど色々大変なことがありました。でも、そんな生活の中でも今までにない新しいこと、経験、人に出会うことでその苦すら新鮮に感じ、毎日が楽しくて仕方なかったです。そういった日々を過ごしていく中で少しずつアメリカでの生活にも慣れ“なんとなく”だった気持ちも絶対やり切りたいという思いに自然と変わり、無事この6月に高校、そしてTennis Academyを卒業しました。

今こうしてアメリカでの2年半の生活を終え振り返ってみると、コーチや周りの選手達を始めアメリカに来たから出会うことのできた多くの方々、経験のおかげでテニスの上達を始め様々なことで自分自身大きく成長でき、また様々なことを知り、体感することで世界観や価値観が大きく変わったと思います。初めは“なんとなく”でチャレンジした留学でしたが、今は本当にあの時決心して良かったと心から思います。

私はこの9月からカリフォルニア州のDivision1の大学に通います。アメリカの大学への進学は留学を決めた時からしたいと思っていましたし、小和瀬さんのいたThe University of Georgiaの試合を応援させてもらった時に、大学生でも日本のプロ並みに強い選手や世界ランカーが様々な大学に在学し、テニスと勉学の両立をしていることを知り、その気持ちがさらに強くなったので迷いはありませんでした。

アメリカは大学がとても多いので選択肢も幾つかありましたが、カリフォルニア州に昔から憧れがあったこと、カリフォルニア州はテニスのレベルが高いのでいい環境でテニスに取り組めること、そして(現在まだはっきりはしていませんが)将来やってみたいなと思うmajor(学科)の環境が良く様々なチャンスがあることなどの理由からこの学校を選びました。アメリカの大学は学部の選択肢が多いこと、大学を様々な観点から選択できることも魅力だと思います。

これから今までとは違う新しい環境へと変わることに少し不安もありますが、今までの自分の経験、今まで/そしてこれから出会う多くの出会い、そしていつでも最大限の協力をしてくれ背中を叩いてくれる両親、家族に感謝しながら精一杯頑張りたいと思います。なので、留学にチャレンジしたいと思う人はもちろん、少しでも興味がある人やi-consportsの支援などで留学するチャンスがあるなら絶対チャレンジしてみるべきだと私は思います。”

牧羽 雅子

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SAT TEST

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高校2年生、3年生のみなさん。次回SATのテストは10月3日になります。申し込みの一次締め切りは9月3日になりますが、10月のテストは希望者が多く利便性のよいテスト会場を選ぶには早めにお申込みいただくのが良いかと思います。奨学金取得にて留学をご希望の方は是非お早めに手続きをお願いいたします。

お申し込みはこちらから

今後のテスト予定

10月3日・・締め切り9月3日

11月7日・・締め切り10月9日

12月5日・・締め切り11月5日

1月23日・・締め切り12月28日

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Student-Athleteへの施設や待遇面のサポート

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みなさん、こんにちは。「麻帆の大学留学経験シリーズ」前回は「選手たちの文武両道のためのサポート体制 ー 私が特に驚いた3つの事」という題で書きました。今回は、その続編として「施設や待遇面でのサポート体制」を書きたいと思います。

前にも少し書きましたが、アメリカでは「大学スポーツがとても人気!」なので、それが一つのビジネスとして成り立っています。私の母校のThe University of Georgiaは2014-2015年のアスレチックの収入が年間約$103 million (約128億円) で、 全米1位のThe University of Oregonは、約$196million (約243億円)の収入があったそうです。(2014-2015年の全米トップ230校の収支のランキングが見られます→http://sports.usatoday.com/ncaa/finances/

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母校の大のライバル、The University of Floridaとのフットボールの試合に見に、チーム全員でわざわざフロリダまで行った時の写真です。アメリカではフットボールの試合は一大イベントなので、この週にはクラスを休む生徒が多くいた程です。笑

人気もレベルもプロ並みの大学スポーツですが、選手たちは「大学生 = アマチュア」なので、どんなに有名な選手でも、そのお金をプロのように給料としては受け取れません。

「じゃあ、そのお金はどこへ?」と思われた方も多いと思いますが、大学側は給料以外の形で選手たちにしっかりと返してくれます。今回は、その充実したサポート体制を3つにまとめて書きたいと思います。

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松岡雄介くんからのコメント

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昨年からケンタッキー州のUniversity of the Cumberlandsに入学した松岡雄介くんからのコメントです。彼は4年生の大学でNCAAとは違うNAIAという組織に所属する学校を選択しました。今回NAIAの内情をレポートしてくれましたので、是非ご覧ください。

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私は昨年の9月からケンタッキー州にあるUniversity of the Cumberlandsに在学しています。

私がアメリカの大学を選んだ理由はジュニア時代なかなか結果を残せず自信を失い苦しんでいましたが、テニスを諦めることが出来ませんでした。そんなときアメリカの大学の話を聞いて興味をもちました。そして自分のテニスのレベルアップとこの先テニスでやっていくチャンスを繋げるためにアメリカの大学に留学することを決断しました。

在学中のチームメートはスペイン、マレーシア、ブラジル、コロンビア、オーストラリア、アメリカなどから来ている選手がいます。チームメートはみんなフレンドリーなのですぐに溶け込むことができました。コーチは中国人なので、気に入られて凄くよくしてもらいました。日本人は一生懸命練習をするのですごく気に入られやすいと思います。

私の学校はNAIAなのでDiv.2のルールで試合が行われます。NAIAはNCAAと違ってレベルが低いと思われがちですが、そんなことはないと思います。チームのNo.1はマレーシアのデビスカップ代表選手ですし、なかにはウィンブルドンジュニアのダブルス優勝の選手がいる学校と試合をすることもありました。そのような選手と試合ができることはすごく良い経験だと思うし、日本では経験出来ないことだと思います。試合はプロのトーナメントのような雰囲気のなかで、チームの勝ち負けのために試合をするのでプレッシャーはありますが物凄く盛り上がって、ジュニア時代のときより試合をするのが好きになりました。試合のなかでもアメリカの大学の良さを感じることが出来ました。

1日のスケジュールは午前中授業で午後練習やトレーニング、そして夜は宿題と1日中ハ―ドに過ごしていますが、たまにパーティーに参加したり、他のスポーツチームの応援に行ったりと楽しく生活しています。

私はアメリカの大学に行って改めて日本で応援、サポートしてくれる人達の有難さを感じることが出来ました。もしアメリカの大学に興味を持っていて挑戦したい人、そしてテニスと今の自分を変えたいと思っている人はi-consportsの支援を受けてアメリカの大学の留学をチャレンジしてみてください。

 

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選手たちの文武両道のためのサポート体制ー私が特に驚いた3つの事

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「麻帆の大学留学経験シリーズ」前回は「学生がStudent-Athleteと呼ばれ、社会から認められている3つの理由」という題で書きました。

第5回目の今回は、Student-Athleteがどのように「学業とスポーツを両立」しているのか、 学業面のサポート体制について詳しく書きたいと思います!

前回にも書きましたが、アメリカの大学は一般の学生でも卒業するのが大変なので、ハイレベルな「学業とスポーツの両立」は簡単なことではありません。大学の授業に英語でついていくのはさらに大変で、正直なところ、私も苦労しました。

大学側はその難しさをしっかりと理解し、全力でサポートしてくれます。 その充実したサポート体制の中で、「日本の高校を卒業した私が、特に驚いた3つの事」について書きたいと思います。

まず一つ目に私が驚いた事は、大学内にアスリート専用の勉強施設」がある事です。

その施設では、無料の家庭教師を受けられたり、最新版のパソコンが使えたり、勉強会を開けるスペースが確保されていたりと、「授業に臨むためには最高の環境」が整っています。 私は、特に1年目の勉強が不安な時は、練習をしているか、授業に出ているか、この施設にいるかというくらい、ここでよく勉強していました(笑)。

また、この施設にいる選手たちは全員が「勉強との両立をする」という同じ目標を持っています。そのため、お互いの悩みや苦労を分かち合うこともできましたし、一緒に励まし合いながら勉強をする事が出来ました。「もう眠いし、疲れたし、勉強したくない!」など、泣き言を言いたくなる事も多々ありましたが、 他の選手達が頑張っているのを見ると、「自分も頑張ろう!」と自然に思うことが出来ました。

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この建物全てがStudent-Athlete専用の勉強施設です。

 

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