柳川高校卒業の池田寛(ひろむ)くんが、Tyler Junior Collegeと正式にサインをしました。
Tyler Junior CollegeはJunior Collegeの中では全米1位の大学で、テニスのレベルはD1のトップ50には匹敵する強豪です。Top2選手はATPランカーというかなり厳しい中での争いになりますが、しっかり文武両道に励んでまずはチームでトップに上り詰め、更に向上をしていって欲しいです。
Let’s go Hiromu! Let’s go Apaches!!
アメリカの大学のコーチたちが、選手の実力を見極めるために非常に重要視しているものの一つにUTR(Universal Tennis Rating)というものがあります。これは世界中のテニス選手を、プロもアマチュアも、一般もジュニアも、男子も女子もランキングではなくレイティングという方法で数字で表したものになります。
現在のトップはスペインのナダルで16.28。そこから始まり、1点台の選手まで全てを数字でレイティングしていきます。例えばITFのランキングなどは、どのグレードの大会で何回戦まで行ったかでポイントが取得でき、それによって世界ランキングが付いていきます。その為、強い選手が出場しない地域に行き、トーナメントで上位にいければそれなりのランキングが付きますので、当然たくさんのお金をかけて遠征をし、多くの大会に出場する選手の方がランキングが上がります。しかし言い換えれば、本当のトップ選手でない限り、ITFのランキングはその選手の実力を正確に表しているものではありません。
しかしUTRの場合は、より強い選手(自分よりUTRの高い選手)と試合をし、勝てばもちろんですが、負けても競り負けていれば、レイティングを上げることが出来ます。なので、例えば弱い地域のG3などで優勝してITFのランキングを上げるよりも、強い選手が出る地域で試合をし、仮に予選の1回戦であれ強い選手と試合をすることで、レイティングを上げ自分の実力を正確に表すことが可能です。ということで、ジュニアの試合に拘らず、一般の試合に挑戦しても、それだけ高いUTRを持った選手がいるので、このレイティングを上げることが可能です。
当然そのような理由なので、アメリカの大学がその選手の実力を知るのには、ITFのランキングももちろん参考になりますが、UTRの方を最終的には重視することになります。
ただ、このUTRの参考になる試合は、ATP/WTA、ITF、US College、US High School、UTR Events、アメリカテニス協会主催トーナメント、ヨーロッパ、カナダの試合など、基本的にはドローが英語で発表されるものになりますので、日本の国内の大会ではUTRの正式なポイントはカウントされません。なので、もしアメリカの大学留学を考えるのであれば、このような事をご参考にトーナメントスケジュールを作成してみてください。アドバイスが必要な方はいつでもご相談に応じさせていただきます。
ちなみに、アメリカの大学が望むUTRは、NCAAのD1の大学であれば男子では14以上、女子では11以上あればほぼフルスカラーシップは間違いない数字と言えます(少し高めに見ていますが、、)。
アメリカの大学に留学するには、見せかけでなく、自分の実力をどう正確に示すかということがとても大事です。なので、弱い地域でポイントを取得して、実力が伴わないのにランキングだけを上げて強く見せることは好ましくありません。仮にそれで大学に入ったとしても、実力の世界であるアメリカのでは、入学後に苦労をするのは見えています。
テニスの上達には結果的にどうしても費用がかかるものですが、目的が何かでその効果的な費用の使い方が変わってきますので、アメリカの大学にご興味がある方は是非お問い合わせをお待ちしています。iconsports.japan@gmail.com
現在夏休みを利用して日本に一時帰国中の井上晴くん(Wichita State University)が先週行われたJapan Futures7($15K)で、同年代のプロ選手達を次々と破り、見事予選からベスト4まで勝ち上がりました。ジュニア時代に悔しい思いをたくさんして来た井上晴くんだけに、アメリカの大学での経験を元に、これからも更に上を目指して活躍して欲しいです。
現在はWichita State Universityの不動のNo1として、フルスカラーシップでNCAAのD1で活躍中!更に2年目のシーズンは学校のGPA(学業の成績)も4.0をマーク(いわゆるオールAです)。素晴らしい結果です。
Let’s keep going to top, Haru!!
http://goshockers.com/news/2017/6/14/mens-tennis-summer-update-inoue-builds-on-ita-ranking.aspx
名古屋の駒田コーチ率いるTeam Komada所属の名古屋高校卒業、酒井来征くんが英語の基準点をクリアし見事にLongwood University(http://www.longwoodlancers.com/index.aspx?path=mten)と正式にサインをしました。
Longwood Universityはバージニア州にあるNCAAのDivision1所属で、公立ですが少人数生のとても充実した大学です。
まだまだ大変な学生生活が待っていますが、文武両道を極め、これからもまだまだ上を目指して頑張ってください。
Let’s go Raisei! Let’s go Lancers!!!
ローズヒルテニスクラブ(秀明八千代高校出身)の宮本大勢くんが、East Tennessee State Universityに9月から留学が決定しました。短期間での準備にも関わらず、得意の集中力を発揮し見事サインに至りました。
East Tennessee State University(http://www.etsubucs.com/mtennis/)はNCAA Division1のSouthern Conferenceに所属し、11年連続でカンファレンスチャンピオンになった強豪校です。
是非日本選手の代表として今度は場所を変えて活躍して欲しいです。
Let’ go Taisei! Let’s go Buccaneers!
日本で受けれるSATのテストが年間6回から4回に変更になりました。NCAAからの承認に必要なテストはSAT Sublest Testではありません。
変更前:10月、11月、12月、1月、5月、6月
変更後:10月、12月、3月、5月
2018年度以降進学を希望の方はご注意ください。
SATのテストはスポーツ奨学金を取得して留学を希望される方には必ず必要なテストになります。またそれだけでなく、大学からのオフィシャルビジット(大学が費用全部負担での訪問)を受けるにも、過去に受験した事があるという証明が一つの条件になります。
特に2018年入学希望の方は、この5月の試験は必ず受験をするようお願いいたします。なお、11月、1月、6月はアメリカでは受験が可能になるはずです。
ご不明な点があればご連絡をお願いいたします。
同志社香里高等学校を卒業した堀口桃果さんが、この秋からUniversity of Texas @Arlingtonにフルスカラーシップで進学が決ました。同大学には関東第一高校卒業の竹内菜々花さんも同じくフルスカラーシップでの入学が決定していて、二人とも先週コーチやチームメイトとも顔合わもしました。 Read More