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I-Con Players留学レポート2023⓱(前編)

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続いては、オハイオ州のマイアミ大学で2年目の大学生活を終えた牛尾真夕さん。真夕さんはこの秋からイリノイ大学シカゴ校にトランスファーを決めました。2年間の大学生活を振り返って、チームメイトとともにいろんなことを経験した真夕さんのメッセージをご覧ください。前編後編の2つに分けてお届けします😊 

Mayu Ushio – Miami University(OH) → University of Illinois at Chicago

👉まず大学生活の2年間を終えた感想としては、もう半分か…!という感じです。特にこの2年目はチームメイトとも、「うちら、ついこの間夏休み終わって大学に戻ってきたよね?!」みたいな会話をfinal weekの時にして、それぐらいあっという間に2年生としての1年間が終わりました。それだけ2年目では大学生活にも慣れて、心地良く過ごしていたからだと思っています。

1年目に比べて2年目は英語力も格段に上がり、より自分から話しかけたり色んな話ができるようになりました。それもあってか、2年目はチームもより一層家族のように仲良くなって、お互いがお互いをサポートし合える良いチームになりました。

授業にはだいぶついていけるようになって、教授が言ってることも理解できるようにはなりましたが、授業中のディスカッションで討論しあうとなった時はまだ大変です。ですがそれは普段からペラペラ喋ってるインターナショナルの生徒でも苦戦してると聞くので、そこは常に喰らいついていかないといけない所かなと思います。

テニスの面では、秋のシーズンからしっかり調子を上げていって強い人たちとも戦えている実感が出てきました。しかし春のシーズンに入った時に自分の納得のいくポジションでプレーさせてもらえず苦しい時期が続き、シーズンの途中でバーンアウトのような形になってしまいました。しかしそこでコーチが気にかけてくれたり、チーム一人ひとりが一対一で私と話をしてくれたりして、多くの支えがあってなんとかまたテニスに熱を注いでやることができたので、本当に感謝しています。それからカンファレンスでの試合が始まってからは徐々にシングルスでもダブルスでも勝ちを積み重ねていくことができて、コート上でチームに貢献できたのがとても嬉しかったです。

そんな2年目を終えて、私は次の3年目から大学を編入(トランスファー)することに決めました。(後半に続く)

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U.S.Open本戦College Athlete

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U.S. Openの本戦に出場するCollege Athleteのリストです。どの大学にどんな強い選手がいるのか、将来アメリカの大学を経由してプロになりたいと考えてる高校生の皆さん、参考にしてみてください。

テニスでアメリカの大学へ
奨学金をもらって文武両道の留学
チャレンジしてみたい高校生アスリートは遠慮なくアイコンスポーツまで🎾
どんなことでも相談ください

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I-Con Players留学レポート2023⓰

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9月に入りました。日本でも2学期が始まりましたが、大学生たちも新学期に向けて徐々にアメリカに戻って行っています。

今日は2年目の大学生活を終えた伊藤汐里さん。こんな専攻で勉強してますっていうのも教えてくれました。楽しく読んでみてください😊 

Shiori Ito – Syracuse University

👉 アメリカ2年目を終えて振り返ってみると、ものすごく長かったようなあっという間だったような、不思議な感覚です。1年目は、新しいことだらけで冒険のような毎日でした。今年は、試合のスケジュールや授業の進め方を1年目から学んでいたので、自分なりに効率よく両立させることができました。

勉強面では、試験前の対策の方法も自分に合ったものを見つけたことで、少しだけ心に余裕を持って学ぶことができました。授業が以前より理解できるようになったことで、勉強が面白いと思えることが増えました。これは少なからず成長している証なのではないのかなと思います。

私はコミュニケーション学部を専攻していて、主に広告関係、プレゼンにおいての話し方、修辞的な話し方や考え方(哲学的な部分も少しあります)、またその歴史を勉強してます。日本ではあまり見かけない学部で、アメリカならではの興味深い学部だと思い専攻しました。

テニス面では、昨年よりチームとして成長してることを実感できました。トップ10の学校とも何度か対戦して、1年目は試合前から圧倒され何もできず終わってしまうことが多々ありましたが、今年は自分たちの実力を信じて最後までみんなで戦うことができました。強豪校にも勝利することができて、正直予想以上で驚いたこともありました。

全国大会こそ逃したものの、結果よりも大切なことを経験できたのではないのかなと思います。2年目も大変だったことに変わりはありませんが、適応力を養えた一年だったと思います。そして、チームメイトやコーチへのありがたさを再認識した一年でもありました。

⏩汐里さん、有難う。一年一年いろんな気付きがあって素晴らしいですね。高校生たちは大学でどんな学部や専攻があるのか、なかなかわからないところもあるので、また色々と話を聞かせてくれると嬉しいです。今年はNational出場が目標ですね!一段一段ステップを駆け上がってください。応援しています!

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I-Con Players留学レポート2023⓯

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8月もあともう2日で終わると言うのに、今年はまだまだ暑い日が続きますね。自分の高校生時代を思い返すと、8月30、31日の2日間はなぜか毎年読書感想文を2日で仕上げる日だったような😅 今はアメリカの大学で、Time Management命で頑張っているI-Con Playersたちも、高校時代は同じような感じだったのかな😆

前回の岩原君で1年生たちからのメッセージが終わり、今日からは2年目のシーズンを終えた2年生たちからもらっていたメッセージをお届けします。必死について行った1年生の頃と比べると、少しだけ毎日の生活にも余裕が出てきて、少し客観的に自分を見れるようになった感じでしょうか。

最初はネブラスカ州のMidland University2年の増田稜生君からのメッセージです😊 

Ryosei Masuda – Midland University

👉今年春のシーズンを終え、3つのセメスターが終了しました。春のシーズンを2回経験し、入学当初の自分と比較することができ、成長した点やアメリカに来てよかったと思っている点を皆さんに共有させていただこうと思います。

2年目ということもあり、テニスでも勉強面でもかなり効率よく行動できるようになりました。勉強ではまだまだ納得のいくレベルには達していませんが、1年生の頃と比べると生活の中での支障は減っています。徐々にGPAも上昇していて、今回は3.81と納得のいく結果になりました。

言語の成長にはもちろん勉強も必要ですが、慣れの部分も大きいので、高校生や中学生の皆さんは、今勉強ができないからアメリカ留学を諦めるという考えはもったいないと思います。

テニスでは今シーズンS1とD3を任されました。シーズン途中でS1を任された時は最初全く勝てない試合が続き、メンタル的に最悪の期間がありました。その中で自分に求められていることを冷静に考え、終盤に近づくにつれチームに勢い付けることができるS1に近づけたと思います。そして強いチームメイトに支えられチームとして6年連続のナショナル出場を手にしました🎾

去年に引き続き、怪我をせず27試合に参加できたことが一番嬉しいことです。アメリカに行ったことで自分自身を管理する能力がついたと実感しています。

私は実はこのセメスターの間に、コーチにトランスファーの打診をしました。その理由は、新しい新天地で得られるものの大きさを期待してのことでした。しかし、コーチとたくさん話していく中で自分が恵まれている環境にいることや、もっとこの学校で成長できることがあると理解し、Midland Universityでこれからもプレーすることを決断しました。アメリカでは自分の気持ちをしっかり表現しないといけません。母国語ではない言葉で深い会話をするのは難しいですが、コーチとしっかり意思疎通できた時はとても良く、嬉しかったです。

中学生や高校生の皆さんに伝えたいことは、少しでも興味や挑戦してみたいと思う気持ちがあるなら、迷わず留学に挑戦してみてほしいということです。アメリカ留学は語学力だけでなく、様々な文化に触れることで視野がとても広がる経験ができると思います。もちろん楽ではありません。大学生活で楽をしたいと思っている人にはおすすめはできません。

大変だと思うことは3つのセメスターを過ごしただけで数えきれないほどありました。でもそれを超えるような楽しい仲間やコーチに出逢えたり、色々な学びがあり、毎日が刺戟的です。

成長できるかはもちろん皆さん次第ですが、個人的には後悔した瞬間は一度もないです。この言葉が皆さんの後押しになると幸いです!

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I-Con Players留学レポート2023⓮

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今年1月からアーカンソー州のUniversity of the Ozarksに入学した岩原健斗君。入学に苦労した分、思い入れもひとしおだったと思いますが、勉強もテニスも鮮烈なデビューを飾った健斗君からのフレッシュなレポートです😊 

Kento Iwahara – University of the Ozarks

👉University of the Ozarksの岩原です。僕はTOEFLの点数がなかなか上がらなかったので、本当に入学に苦戦しました。今、最初のSemesterが終わって感じたことは、本当に大変だけど、それよりも楽しさの方が勝るという充実感です。行く前は、高校の友達はみんな大学が決まって入学して先を進んでいる中、一人取り残されている感覚で、自分の決断が正しかったのか、本当に入学できるのかどうか、不安が多くありました。

もちろん楽しみという気持ちもすごく高かったのですが、なかなかTOEFLの点数が出ないためだけに、自分の英語力、あっちでの生活、全てにおいて多くの不安がありました。

留学した人の中で、行けばなんとかなるという人が多くいます。正直一理あるとは思いますが、行ってからは自分次第だとすごく感じました。僕は大学にいる日本人の先輩のおかげもあり、人に話しかける大切さを学べました。とにかく、いろんな人に話しかけり、友達になり会話をする。それをするだけでも勉強になるし、一日をより濃いものすることができました。

最初の学期を終えてみて、本当に毎日充実した生活を送ることができたと思いますが、ここで言う楽しさとは、遊びという意味ではなく、勉強、テニス、生活、友達関係全てにおいての意味での楽しさです。勉強面では、正直授業についていくのもきつく、全然何をしているか分からない時もありますが、その分あとで勉強したり先生に聞いたりすることで高い評価を取ることができました。まだ最初の学期だったこともあり、比較的簡単な科目が多かったこともありましたが、それでもすごく大変でした。これから更に難しくなっていくので引き続き気を引き締めたいと思います。

テニスでは、ナショナルには行けなかったものの1年目からRosterに選ばれ、他大学とのレベルの差を知り、自分のある程度のポジションを理解することができました。チームメイトはみんないい人ばかりで、すごく居心地が良かったです。次のSemesterは試合があまりなく、モチベを保つのが難しいと聞きます。2024年のシーズンに向けて、自分のレベルを上げナショナルに向けての準備期間にできればと思います。

最後に、これからアメリカの大学を目指そうとしている方へ。

僕は賢くはないので、どんな勉強をするべきだとか、効率のいい勉強などは正直まだよくわかりません。ですが、留学の楽しさ、素晴らしさはいくらでも伝えることができます。やっぱり、アメリカには日本で味わうことのできない多くの刺激があり、1日1日が本当に充実していました。もし少しでも挑戦してみたいという気持ちがあるなら是非挑戦して欲しいと思いますし、挑戦すべきだと思います。皆さんを応援しています。

―― 健斗君有難う。思っていた以上の大学生活をキックオフできたようで、本当に良かったです。もうすぐ新学期が始まると思いますが、またもうひとつステップアップする学期になればいいですね。応援しています!

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I-Con Playersレポート2023⓭

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今日は甲子園の決勝戦!同じ高校生の全国大会なのに、テニスと野球でこんなに応援が違うことにちょっと複雑な気もしますが(笑)、選手の皆さんは悔いのないよう最後の瞬間まで全力を尽くしてくれればと思います!

今日お話を聞いたのは、ケンタッキー州のUnion Collegeに進学した五十嵐凜さん。

高校はインターハイにも出て来る学校だったので、日本の大学へという選択肢もあったと思いますが、なぜアメリカの大学を選んだのか、また、実際に行ってみての1年目の正直な感想などを色々と聞かせてもらいました😊 

Rin Igarashi – Union College Ky

―― 凜さんはなぜ日本の大学じゃなくてアメリカの大学を選んだのですか?

👉 私がアメリカの大学に興味を持ったきっかけは高校時の先輩方で、先輩方がアメリカですごくキラキラ輝いているのを見て私にもチャンスがあるのなら頑張ってみたいと思うようになりました。また、英語を使っていろんなことを勉強して、将来は大学で学んだことを活かして仕事ができたらいいなとも思っていました。

―― アメリカに行く前の予想と、実際に行ってみての違いは何か感じましたか?

👉実は私はアメリカの大学に行くまでは、海外に行った経験がありませんでした。だから全ての面で積極性がないといけないと思っていたんですが、私が困っていると手や声を上げる前に助けてくれる人がたくさんいて、日本とはまた違った人の暖かさを感じました。

―― 1年目、秋学期と春学期を終えてみての正直な感想はどんな感じでしょうか?

👉最初の秋学期はテニスの試合が数試合しかなかったので、課題にかけられる時間が多くてよかったのですが、反対に春学期は試合がたくさんあって疲れてしまい、正直課題どころではありませんでした。これがアメリカの大学テニスかぁー、、と思いましたが、期限を守れるように優先順位をつけて早めに課題を終わらせるように心がけることができたことが、大変な時を乗り切れた秘訣でした。

一番苦労したのはやっぱり英語面ですね。英語に自信があってアメリカに行った訳ではなかったので、なかなか喋ることができなくてそれが苦しいと感じることもありました。初めは先生が指示したこともできなくて、クラスで置いてかれる体験を何度かしたこともありました。

ただ、一年間を過ごして少し会話ができるようになりました。2年生になったらグループワークのクラスがあると聞いているので、自分から積極的に発言できるようになりたいです。テニス部にもフレッシュマンがたくさん入って来るので、去年先輩たちから教えてもらったことを今度は私が伝えれあげられるようになりたいですね。

―― それでは最後に、これからアメリカの大学にチャレンジを考えてる高校生へ何かメッセージがあればお願いします!

👉私はアメリカの大学に行くことを楽しみにしている反面、正直言うと不安の方が大きかったです。高校生の方々も不安が多いと思います。でも、一年たった今、その不安は少しずつ自分の自信や楽しさに変えられています。皆さんも勇気を持って挑戦して欲しいなと思います!

―― 凜さん有難うございました。もうすぐ2年生が始まると思いますが、また新たな気づきがたくさんある一年になればいいですね。応援しています!

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I-Con Players留学レポート2023⓬

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今日は全日本ジュニア18歳の最終日。インターハイから続いたジュニア最後の夏の総決算ですね!

未来のI-Con Playersたちも悔いなく戦ってくれたようなら嬉しく思います。この後は秋の国内ITFシーズンに入りますが、高校3年生たちは英語の勉強にもそろそろ全力で取り組まないと間に合わなくなっちゃうので、ちょっと気持ちを切り替えて頑張ってもらいましょう!

少し間が空いてしまいましたが、夏休みで帰国中の大学生たちからもらっていたメッセージをラッシュで再公開していきます。最初のFreshman Yearを終えての感想を書いてくれた子があと何人かいます。

ワシントン州立大学に進学した中川由羅さん。中3の時には全中で、高3の時はインハイ、全日本ジュニアでも活躍しました。大学でも1年目からレギュラーメンバーとして活躍している由羅さんからのメッセージです😊 

Yura Nakagawa – Washington State University

👉 今年一年を振り返ってみると、アメリカに行く前は英語ほんとに話せるようになるのかなぁとか、とにかくアメリカに留学に行けること自体が夢のようで、何が何だか分からない感じでした。

入学前に3校の大学Visitに行ったけど、英語が全く分からないままVisitしたので、ここが違ったよ!と比べられるもののベースが無かったです笑 強いて言うならコーチの印象が違ったくらいですかねww 

3つの大学ともカラーが違って面白かったけど、その中で最終的にWSUに決めたのはチームメンバー同士がすごく仲良くて、ここだったら英語が出来ない自分でも暖かく受け入れてもらえるんじゃないかな って思えたからです😊

コーチから、秋学期が始まる前にちょっと早くおいでと言われて、6月から2ヶ月間英語の基礎クラスに出させてもらい(それも奨学金でカバー!)、わからないなりに何とか9月から秋学期がスタートしました。今でもまだ英語は全然わからない授業もあるけど、みんなに助けてもらいながら何とかついていっています。 

テニスについては今年1年は厳しい1年でした。シーズンが始まって序盤でシングルス1が怪我でリタイア。キャプテンもシーズン後半まで怪我で出れなくて、厳しい一年になりました。私自身はコーチとの方針が違うし、ぶつかることは沢山あったけど、出来ないなりの努力は出来たかな、、と。

日本にいたら経験出来ないことは、コーチと対等に話すこと。意見が違ったらお互いに何を考えてるのかってことを拙い英語でも一生懸命話せばちゃんと聞いてくれるし、コーチが自分に何を求めてるか、そういうところも理解しようと努力しました。

日本の大学に行っていたらまずもって部員が多いから、どこまでコーチと細かい意思疎通ができるかわからないけど。あと、キャンパスからコートまでの移動とかも(遠くても近くても)自分たちで行かなきゃだけど、アメリカは少人数のチームなので、コーチがそういう面も協力してくれることが違うかな。向こうで起こる一つ一つがとても素敵な経験になったかなと思います。

今年はテニスの方であんまり結果が出せなかったので、来学期からはもう少し頑張ります💪

来年はいい報告が出来ればいいなと思います!

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I-Con Players留学レポート2023⓫後編

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(前編から続く)

苦労したことは、やはりアメリカに行く前まで勉強というものにまともに取り組んできたことがなかったため、どのようにして勉強を行えば良いのか全くわからなかったことです💦

最初の1、2ヶ月は英語の問題もあった上に、勉強方法にも迷走しており、明日の授業のディスカッションのために30ページ以上本を読み、EconとCSの課題に取り組み、週一である4ページのエッセイを終わらせて、、、気づいたら朝の5時頃になっていることがざらにあり、本当に学校生活を生き抜くことで精一杯でした。しかし学校に慣れ始め、教授やクラスメートと活発に交流をとるようになり、自分自身のやり方を確立することができるようになってからはちゃんと睡眠時間を確保するようになりました(大きなプロジェクトやテスト期間中以外)。

一年目の思い出は、友達と教授に対する文句を言いながら夜通しプロジェクトに取り組んだことや、引退するSeniorのチームメイトたちにFreshman全員で全力でRoastをしたこと、兵役のため国に帰ってしまう友達にお別れをしたこと、ハロウィンに仮装してチームメイトたちとFraternities(学生寮のようなもの)を回りまくったり、期末試験を乗り越えた仲間と一緒にカナダ旅行に行ったり、これら以外でも語り尽くせないほど様々な思い出があります😊

勉強とテニスを両立することで精一杯ですが、遊ぶ時は全力で遊ぶことができる学校のため、メリハリをつけて学生ライフを送ることができました!

日本にいたらできなかった経験としては、友達と宗教のことで議論を交わしたことです。その子は韓国から来ていたのですが、生まれた時からクリスチャンで創造論や神が存在していることなどが彼女の常識としてありました。私は生まれも育ちも日本で、進化論を信じている無信仰の人間だったため、彼女の常識と真っ向から衝突しました。

もちろんお互いに排他的な精神で会話をしているわけではないし、これまでの人生においてさまざまな人と出会ってきているため人々が異なる考え方、常識を持っていることも理解しているつもりでした。しかし、心の中の何処かでは、私のあたりまえは他の人のあたりまえであると信じている節があり、実際に私の常識に真っ向から立ち向かってくる存在と相対すると、今まで私が客観的に見るとfixed mindだったということを思い知り、とても衝撃を受けました。

議論を交わし、お互いの常識を変えようという意思はお互いになく、お互いの意見、常識をシェアし、理解し合うことでより自分の世界が広がった感覚がありました。これは日本にいた時にはできなかった体験だったし、これからも宗教だけではなく、さまざまな文化や言語と触れ合っていく中で出会うであろう違いをより経験し、交流したいと思えるきっかけにもなった出来事でした。

今年できなくて来学期からチャレンジしたいことは、Investment clubに参加しているのですが、実際のお金を使って取引等に手を出すことはしなかったので、クラブメンバーと意見を交わしながらプランをたてて実際にお金を動かしてみたいですね!

⏩ 一慶、有難う。一年目からなかなかヘビーな大学生活のようですが、その分ものすごく充実してるようですね。今後は勉強面にも力を入れて大学進学を考えたいという子も増えてくると思うので、是非みんなの相談に乗ってあげてくださいね!

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I-Con Players留学レポート2023⓫前編

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北海道インターハイは団体戦が終わり、今日から個人戦が始まりました。団体戦は兵庫県の相生学院高校が女子優勝、男子準優勝と大活躍🏆 今日Freshmanレポートを書いてくれたのは、その相生学院出身の小熊一慶君です。 

一慶君はこれまでの相生の先輩達とはちょっと違った道を模索し、早くから勉強の方を重視して大学を目指すと決め、TOEFLやSATなどの勉強に集中しました。もちろんテニスは高校時代に一生懸命取り組んだこととして自己PRのエッセイに最大限活用し、見事リベラルアーツの名門、デポー大学から合格を勝ち取りました!💪

NCAA Div.3に所属する大学ですが、テニス部もしっかり活動していますし、勉強面もリベラルアーツならではの少人数教育でしっかり鍛えられているようです😊 

1年目を終えた一慶君からのレポートです。力作なので前編と後編の二つに分けてお届けします。

Ikkei Oguma – DePauw University

👉インディアナ州のDePauw Universityに留学中の小熊一慶です。実際にアメリカで一年目を終えて、振り返ってみると私自身が渡航前に想像していたものとは比べものにならないほど充実し、刺激的な毎日でした。私は大学をテニスではなく勉強に重きをおいて進学したため、勉強漬けになる日々を覚悟していましたが、実際は想定していたもの以上で、試験期間ともなると睡眠時間はほぼゼロで三日ほど寝ずにテスト対策をしていたことも多々ありました。

私の学校はリベラルアーツカレッジのため、1年生(2年生も)の間は興味がある分野、学びたいこと等、気になった授業を好きに取ることができるため、一年目では主にEconomicsやComputer Scienceの授業をメインで取りました。

アメリカの大学ということもあり、全ての授業においてディスカッションベースで授業が進み、最初の1、2ヶ月はクラスで発言することがものすごく苦手でしたが、徐々にクラスに馴染むにつれ躊躇することなく積極的にクラスに”participate”することができるようになりました。また、少人数制のため、同じ授業をとっていたクラスメートたちは一緒に数多くのプロジェクトや課題、examを共に乗り越えたまるで戦友のような感じになり、学期中はもちろん、休みの間でも連絡を取り合ったり、遊んだりしています。何人かの友達は今年の夏日本に遊びに来ます!

テニスにおいては、D3ということもあり、正直言うとかなり楽にできるやろなーって楽観視していたのですが、実際に練習に参加すると想像していたよりも活発で、練習もオンシーズンの時は週6で2時間半~3時間ほどの練習と、週2回1時間のトレーニングがあり、毎週末試合の予定が入っているみたいな感じでした。

テニスのレベルにおいても、勉強第一の学校だからすぐにメンバーぐらいなれるやろ!と思っていましたが、チームメイトたちもテニスに対して真摯に取り組んできたアスリートたちで、全力でテニスに励んでおり、逆に私自身がインスパイアを受けるほどでした。一年目は実際にTravel roster入りすることはできませんでしたが、来年こそは席を勝ち取りたいと思います!(後編に続く)