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■憧れのアメリカ留学 1年目の試練■ ① 中島良太君  University of Montevallo

アラバマ州のモンテバロ大学(NCAA D2)で大学生活1年目を終えた中島良太君。先月のReunionでも初めてのアメリカでの大学生活をみんなに話してくれましたが、インタビューさせてもらった内容に少し加筆してお届けします😊  

Ryota Nakajima – University of Montevallo (NCAA Div.2)
Freshman year reflection

――1年目、無事終えて日本に帰って来ました。まずは全体的な感想から教えてください
👉大学1年目は英語もできなくて、何も分からないところからのスタートでした。最初はやっていけるか不安でいっぱいでしたが、分からないことは一人で抱え込むのではなく、友達、教授、チューターに相談することで何とか授業を理解し、わからなかったところは毎日復習して理解するという作業を繰り返していました。なので、1年目の感想としては、テニスやってる時以外は遊びにも行かずひたすら勉強してたイメージです。

――それは大変だったね! テニスはどうでしたか?レベルとか、日本のテニスとの違いとか
👉Div.2はもうちょっとレベルが低いのかなと思ってたんですけど、最後のカンファレンストーナメントで当たった大学には、ドイツのNationalで80位ぐらいの選手がいて、80位ぐらいだとだいたいみんなATPポイント持ってるんですけど、そういう人たちがD2でもわんさかいるんで、そういうところは全然すごいなと思いました。

――アメリカに行く前に想像してたのと、実際に行ってみて違ったことは何でしたか?
👉僕はアメリカって、もっとみんな時間にルーズなんかな、、って思ってたんです。練習にも遅れて来るのかなって思ってたんですけど、いざ練習が始まってみたら、数分遅れたら罰ランとかもあって走らされるみたいな。笑 たぶん大学によって違うんだと思いますが、うちはコーチが結構厳しくて、日本の部活みたいやなと思いました。

――コーチとの関係や、チームメイトの雰囲気なんかはどうですか?
👉僕の大学のチームは15人いて結構多いんですが、時々国ごとにグループが出来てしまい、なかなか会話に入ることが難しかった時もありました。特に、部内で言い合いになった時はグループが完全に分裂してしまったりすることもあり、ヨーロッパと南米、スパニッシュなんですけど、アジア人は僕一人でめっちゃ気まずかったです。コーチはたまに理不尽でしたけど基本優しくて、僕の言うことは結構聞いてくれたんで良かったです。(あんまり反抗とかせずに、うまいこと立ち回ってました。笑)

――行く前に、これもっと準備しておけば良かったな とか、これ持っていけば良かったなっていうのがあれば教えてください
👉たぶんみんな同じことを言うと思うんですけど、英語は是非やっといてください!僕も1年目の最初は授業も全くわからなくて、、やっと行く前に西谷さんに言われてたことが身に沁みてわかりましたが、今更ながらもっとやっとけばよかったなと思いました。ただ、春セメスターでは秋セメスターよりも明らかに英語で話したり聞くことへの抵抗が少なくなり、(まだまだですが)みんなからも英語上手くなったね!と言われたりして、成長したんだなと思いました。

――最後に、フレッシュマンの1年間を振り返って、来年への抱負をお願いします!
👉シーズンでは、毎週「多い時は3日に一回」試合があり、大学によってハードコートの特徴が全く違ったりして、合わせるのが全くできなかったり、バスで5時間移動してすぐ試合で全く体が動かないということなどもあり、日本のジュニア時代のように知っているコートで調整、試合をするということがほとんどなくとても大変でした。でも、そんな中でもPlayers of the weekを取ることができたことは自分にとって大きな自信になり、勝てない時もあったりしましたが、全試合に出場することができ、勉強との両立は本当にしんどかったけどとても充実した1年でした!あらためてこの道を選んで良かったと思いました。来年はもう少し余裕が出て来ると思うので、いろんなことにチャレンジして、1年が終わった時に、「ひたすら勉強してました」というのからは脱出したいと思います😅

☑ 有難う、良太! まじめな良太ならではのエピソード、楽しく聞かせてもらいました。

1年目からいきなりPlayers of the weekに選ばれて順風満帆なスタートと思ってましたが、実は本人的には大変な1年だったようですね。でも、これもみんなが通る道!2年生で大学に戻ったら、春学期よりもっと英語が分かるようになってると思うから、今年出来なかったことに色々チャレンジしてみてね。また楽しい報告を聞かせてください💪💪 ありがとう!