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昨年秋にカリフォルニア州のフレズノ・パシフィック大学(NCAA D2)に入学した上奥ゆめさん。テニスが大好きな彼女が、どんな1年だったかを聞かせてくれました😊

Yume Ueoku – Fresno Pacific University (NCAA Div.2)
Freshman year reflection

――1年目、まずは全体的な感想から教えてくれますか?

👉テニスが大好きな自分にとっては、シーズン中はとにかくテニスがたくさん出来て天国みたいな期間でした! 日本にいた高校生の頃は1年に何大会あるかで、そしてどの試合もトーナメントだったので、トーナメントでなかなか勝てない私はたくさんの試合数をすることができませんでしたが、アメリカの大学ではカンファレンスのリーグ戦なので、勝っても負けてもたくさんの試合ができました。

試合が少なかったFall Seasonはあまり自分のテニスが上手くなったとは思っていなかったのですが、試合がたくさん出来たSpring Seasonでは試合をするたびに自分が試合で出来ることの幅が広がったり、チームの結束力が上がっていくのが感じられて、とても楽しかったし嬉しかったです。
アメリカには世界から選手が集まっているので日本では出会ったことのないタイプの選手がいます。そういう選手たちと闘って勝つのは簡単ではなかったですが、全試合で自分のやるべきことはやれたと思っています。

――なるほど。渡米した直後はいきなりホームシックになったりして、大丈夫かな?って心配したけど、立ち直りは結構早かったよね。
ゆめの大好きなテニス。1年目の経験をもう少し詳しく教えてくれますか?   

👉はい。練習時間は平日に2時間で、高校生の時に比べると練習時間は短いけど集中して意識が高い練習ができるので、とても良い環境だと思います。チームメイトはみんな優しくて、練習中はみんなで声を出して、きつい練習の時はみんなで励ましあいながら練習しています。

ただ、自分はシーズンの一番最初と後半戦の最初に怪我をしてしまい、どのくらいの痛みまで試合に出て良いのか、どれくらいの無理をするべきなのかの判断がとても難しかったです。

特にシーズンの後半の最初に捻挫をした時には自分が思っていたよりも酷かったのと、捻挫をした次の週にシーズンで1回しか試合が出来ない学校との試合が3試合あったので、シーズンのほとんどの試合をダブルス1、シングルス2で出場していた自分にとってはチームに迷惑をかけてしまうという気持ちと、試合に出たい気持ちが強すぎたので、シーズンの中で1番辛い期間でした。そしてその3試合で2試合接戦を落としたのでとても責任を感じました。

その期間は、チームメイトと話したり一緒に食事をとれないくらい落ち込んでいました。捻挫が治ってきて試合に出れるようになってからもずっと痛みがあって、結果的にはシーズンの最後まで痛みに耐えながら試合をしていました。英語が得意ではない自分にとって怪我がどのように痛いのか、どのくらい痛いのかを学校のトレーナーに伝えるのがとても難しかったです。

――それでは、勉強面について、少し教えてもらえますか?
👉勉強面では、シーズンで忙しい春学期は秋よりもHomeworkの質が落ちてしまったり、試合から帰ってきた次の日にMidterm(※中間試験)があったりと、勉強との両立は大変なことが多かったです。試合に行くバスの中で勉強したり、隙間時間を効率よく使うのが大切だと感じました。

自分は小テストが沢山あったキリスト教の授業がとても苦手で、セメスターの最初は苦戦していましたが、教授とミーティングをしたり授業で理解しきれなかった部分を授業の後に質問したりして、みんなに劣っている部分を補っていました。自分の学校は1つ1つのクラスのサイズも小さかったので、クラスメイトや教授との距離が近いのが自分にとってはとても良かったです。

――最後に、来年に向けての抱負をひと言、お願いします!
👉来年からは上級生も抜けて、自分が今年よりもチームの中で勝つことが求められるポジションになると思うので、もっと安定して勝てるように頑張ります!

✔ 有難う、ゆめ。 いきなりホームシックになった時は心配したけど、勉強で留学した子と違ってテニス部っていうホームがあるので、そこはほんとに良かったね。

来年はさらに重い責任がのしかかって来そうだけど、楽しんで!充実した2年目の大学生活を送ってください。ゆめからの楽しいレポートをまた期待しています💪💪