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I-Con Players アメリカ留学レポート⓮
◆◆ 祝・卒業!① ◆◆ 丸山隼弥君 University of Nebraska (NCAA D1)

アメリカの大学で活躍しているI-Con Playersたち。最後は今年5月に卒業した子たちからです。4年もしくはコロナで5年間頑張った子たちからの熱いメッセージ! 是非ご覧ください👀
SHUNYA MARUYAMA – University of Nebraska (NCAA D1) Graduation !

―― こんにちは、丸山隼弥です
僕はネブラスカ大学で5年間の大学生活を終え、2024年5月に卒業しました。ネブラスカはド田舎の大学ですが、これ以上の経験はないと言えるほどレベルの高い大学で、充実していました。自分が留学生活で学んだことや経験を、これからアメリカ留学を目指す高校生たちへのメッセージということで話したいと思います。

👉 ネブラスカ大学はアスリートへの待遇のレベルがすごく高かったです。アスリート専用のカフェテリアがあったり、ジムもいつでも専用のところが空いていて、栄養補給で必要な食べ物や飲み物はすべて支給されます。もちろんテニス用具や遠征費もすべて出してくれて、クラスのためのコンピューターの支給から無料の家庭教師までお願いできます。卒業後も7,500ドルを支給されて自分のキャリアのために使えます!このおかげで大学院に行こうと決断しました🎓🎓

―― 大学での専攻は教育系で、英語で言うとEducational Psychology
👉 この専攻は人気のある分野ではありませんが、自分が興味のあるものを専攻にして良かったと思います。将来教育者を目指す自分にとっては、してみたいことを学べる良い場所だったし、何より教育者を目指すモチベーションの高い人たちが集まったクラスでの学習は、内容の濃い楽しい時間でした。

もちろんビジネス系やScience系の専攻は将来有利ですが、その中でもたくさん種類があります。4年ずっと学ぶことなのでみんなにもしっかり決めてほしいです。

クラスは最大でも20人ほどで、アクティビティやディスカッションベースの授業が多いです。教授からのレクチャーの時間もありますが、その中でも自分が目指す分野でどう応用できるかなどのディスカッションが常に行われています。例えば、Behavioral learning theoryの考え方があり、それは動物のしつけの仕方を説明していたりしますが、その考えを応用させてテニスコーチが生徒の技術を向上させたい時にも使えたりします。(大雑把な説明ですみません)。心理学にもいろいろな分野があり、より認知的なことを学ぶCognitive psychologyやNeuroscienceがあったりします。

数学のように絶対的な正解がない分野だからこそ創造力や応用力が必要だと感じました。1番大事なのは自分の意見を言うことだと思います。何もしないより何か言って間違えた方が学びが多く、議論が進み、友達も出来ました。それに加えて、クラスでいい成績を取るために大事なことは、教授に積極的に話しかけたりクラスメートと仲良くすることです。それによって課題やテストで大変な時も助けてもらえやすくなります。そして、教授によって授業の楽しさや難しさが変わってくるので、先輩で同じ専攻をしている人がいれば、どのクラスがより良いかを事前に知れると思います。

―― 勉強以外では、一番の思い出はやっぱりテニスチームですね
👉 ぎりぎりの試合で勝った時も良い思い出ですが、1番忘れられないのは週末にみんなでバカ騒ぎした思い出など、オフコートのことの方が多いです。またみんなでご飯を食べに行ったり、Barで潰れるまで飲んだり、テレビでスポーツを観たりがこれからはもう出来ないと思うと本当に寂しいです。留学は勉強やテニスが大変ですが、友達と遊ぶことを忘れてはいけません! 誘われたらできるだけ行きましょう。絶対後悔しません。クラス(授業)で悪い点を取るまではね。笑

―― 最後に、アメリカの大学テニスで大事にされていると感じた価値観についてお話します
👉 実は「気合」と「根性」です。一定基準を超えるレベルの選手であれば、多くのコーチが新しい選手を獲得する時にだいたい見るのが、頑張り屋で精神的、身体的にタフかどうか?です。Top50に入るような男子チームはこれがないと大抵干されます。笑(女子チームはそんなことないと思うのであまり気にしないでください。でも、気合いと根性は女子チームでも似たような価値観かも、、です。)

最後に、この場をお借りしてこれまで僕を支えてくれた方達に感謝します。自分だけでは何も出来ませんでしたが、皆さんのサポートで無事卒業できました。来年から大学院に進学し、より成長したいと思います。何か留学について質問があれば、何でも遠慮なく聞いてください。

✔ 隼弥君、有難う!自分の成長とチームの成長を合わせ込んだ素晴らしい5年間でしたね! プレイヤーとしてのテニスはこれで一段落ですが、アメリカでの第二章、どんな生活が待っているか、また日本のみんなに紹介させてください。卒業おめでとう!🎊🎊