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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート22🎾
Hiromu Ikeda – Jackson State University in MS


ミシシッピ州のジャクソン州立大学(NCAA Div.1) を卒業した池田寛君からのメッセージです。
池田君は2年制大学を経て4年制のDiv.1大学に編入した苦労人。彼の4年間の経験と、これからアメリカの大学を目指そうと考える子たちへの熱いメッセージをどうぞご覧ください。
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2022年4月にJackson State Universityを卒業した池田寛です。今回はこの場をお借りして、私自身がアメリカでの4年間の学生生活を通じて感じたことをお伝えし、これからアメリカの大学を目指される方や検討されている方のお力になれればと思います。

まず初めに、簡単な私の経歴をお話しさせていただきます。2017年に柳川高校を卒業し、2018年の1月からカンザス州にあるSeward County Community College (以下SCCC)に入学しました。

当時はNCAAのD1校への入学を目指しておりましたが自身のテニスの実力や英語力が足りず、1年目からのD1校への入学を断念し、2年制の大学に通った後にD1の大学へ編入することを決意しました。そしてSCCCで2年間テニスと学業に打ち込み、NCAAのD1校であるJackson State University(以下JSU)からオファーを頂き編入しました。

「遂に念願の場所でテニスが出来る!」と胸を高鳴らせて2020年にJSUに入学をしましたが、D1校のレベルは高く、試合で中々勝てない時期が続きました。また、同時に課題やテストの量にも苦しみましたが、粘り強くコツコツと文武両道に励みました。

このアメリカの大学で経験できる”文武両道”はこれまでの文武両道と言われてきたものと比にならないほど、厳しく大変なものだと感じました。成績不良で試合への出場禁止や部活動停止、退部したチームメイトを何人も見てきました。しかしこのような厳しくチャレンジングな環境が、自身の成長に繋がったのではないかと考えています。

アメリカの大学での4年間の中で一番の収穫は、”自分の考えや意見を主張する大切さ”に気づけたことです。留学前の私は、自分の考え方に自信がなかったり、相手の考えに合わせることが多かったように思います。
もちろんそれが悪いわけではありません。しかし、他人と異なる意見であったとしても、その人が持つバックグラウンドや価値観、考え方は異なるので、自分が思ったことを伝えることは間違いではなく、相手に対する敬意だと学びました。

これからアメリカの大学を目指される方や悩んでいる方に是非お伝えしたいことは、「留学でしか経験出来ないこと」が数多くあるということです。私自身、4年間のアメリカの大学留学を通して、数えきれない程の素晴らしい経験と辛い経験をしました。そしてそれらの全ては私にとって一生の財産です。
是非、留学を通じて様々なことを経験・吸収し、自身の成長の糧にして欲しいです。