Honoka Nakanishi – APSU → University of Evansville (Master)
オースティン・ピー州立大学を卒業し、今はエバンズビル大学の大学院でアスレティックトレーナーになるための勉強をしている中西ほの香さん。I-Con Sportsがサポートしている子たちの中には、この分野の勉強に興味のある子が結構います。今回ほの香さんにお願いして大学・大学院生活について紹介してもらいましたが、後日、ウエビナーで詳しくお話を聞ける機会をセッティング予定です! お楽しみに
はじめまして、中西ほの香です。私は昨年5月にテネシー州にあるAustin Peay State Universityを卒業し、今はインディアナ州にあるUniversity of Evansvilleの大学院に通っています。
留学に興味を持ったきっかけは、もともとアスレチックトレーナーという職業に興味があり、それをアメリカで勉強できることを知ったことです。日本にもATの職業はありますが、アメリカではATCは国家資格で、日本よりスポーツが盛んなアメリカで学びたいと思いました!
大学3年半と大学院1年の計4年半を経て、アメリカでの生活にはもう慣れましたが、最初の1、2年は正直辛いことの連続でした。毎日が知らないことの連続、新しい環境での生活、人間関係、言語の壁… それにだいたいの人は秋入学が多いと思いますが、私は春入学(1月入学)をしたので一緒のクラスを受ける友達もいない+シーズンがいきなり始まった ため、本当に最初のセメスターは大変でした
チームメイトや友人、コーチのサポートのおかげでクラスには無事ついていくことができましたが、その中でもスケジュール管理はとても大事だと思います。それは留学する前からでもできると思うので、自分のスケジュールの管理の仕方や時間の使い方に慣れるといいと思います。テニスチームはいつもGPAの平均が高くて、チームメイト全員が勉強にもテニスに対してもモチベーションが高く、私も自分が足手纏いにならないよう必死に頑張りました。
あともう一つ、私は大学、大学院ともに小規模の大学に行きました。この選択は本当に人それぞれだと思います。大規模でも小規模な大学でもそれぞれメリット・デメリットはあると思うので、自分がどんな環境で学びたいか、テニスをしたいかを考えるといいと思います。私の性格的には、小さいクラスで生徒と教授の距離が近いAPSUは自分に合っていたかなと思います。それに小規模+田舎だったので、シニア(注:4年生)になるまで日本人留学生がいませんでした。最初はきつかったけど、それも英語の成長につながったので良かったと思います。
APSUではExercise Scienceを専攻し、Anatomy & Kinesiologyがベースになっているのですが、それに加えて運動の仕方だったり、トレーニングメニューの組み方などの基礎を学んでいました。大学院に進んで1年目は更に専門的にAT関係のことを学んでいきますが、午前は教室で座学、午後は実習っていう感じです。
留学での苦しかった思い出楽しかった思い出、全てを振り返ってもこの選択に後悔はなく、日本にいる時とは違う経験ができました。色々な国の人と出会い自分の普通は彼らの普通じゃないことにも気づくことができました。価値観の違い、文化の違い全てにおいて受け入れる力は強くなった気がします。
8月からは大学院2年目が始まり、インターンづけの毎日になりそうです。今まではStudent-Athleteとして、そしてこれからはその人達をサポートする側として、今までの経験を活かして頑張りたいと思います
ありがとう! ほの香さん自身がStudent-Athleteを経験していることが、今後のアスレティックトレーナーとしての生活にいろんな気づきをもたらしてくれるんでしょうね。是非また色んな話を聞かせてくださいね