北海道インターハイは団体戦が終わり、今日から個人戦が始まりました。団体戦は兵庫県の相生学院高校が女子優勝、男子準優勝と大活躍 今日Freshmanレポートを書いてくれたのは、その相生学院出身の小熊一慶君です。
一慶君はこれまでの相生の先輩達とはちょっと違った道を模索し、早くから勉強の方を重視して大学を目指すと決め、TOEFLやSATなどの勉強に集中しました。もちろんテニスは高校時代に一生懸命取り組んだこととして自己PRのエッセイに最大限活用し、見事リベラルアーツの名門、デポー大学から合格を勝ち取りました!
NCAA Div.3に所属する大学ですが、テニス部もしっかり活動していますし、勉強面もリベラルアーツならではの少人数教育でしっかり鍛えられているようです
1年目を終えた一慶君からのレポートです。力作なので前編と後編の二つに分けてお届けします。
Ikkei Oguma – DePauw University
インディアナ州のDePauw Universityに留学中の小熊一慶です。実際にアメリカで一年目を終えて、振り返ってみると私自身が渡航前に想像していたものとは比べものにならないほど充実し、刺激的な毎日でした。私は大学をテニスではなく勉強に重きをおいて進学したため、勉強漬けになる日々を覚悟していましたが、実際は想定していたもの以上で、試験期間ともなると睡眠時間はほぼゼロで三日ほど寝ずにテスト対策をしていたことも多々ありました。
私の学校はリベラルアーツカレッジのため、1年生(2年生も)の間は興味がある分野、学びたいこと等、気になった授業を好きに取ることができるため、一年目では主にEconomicsやComputer Scienceの授業をメインで取りました。
アメリカの大学ということもあり、全ての授業においてディスカッションベースで授業が進み、最初の1、2ヶ月はクラスで発言することがものすごく苦手でしたが、徐々にクラスに馴染むにつれ躊躇することなく積極的にクラスに”participate”することができるようになりました。また、少人数制のため、同じ授業をとっていたクラスメートたちは一緒に数多くのプロジェクトや課題、examを共に乗り越えたまるで戦友のような感じになり、学期中はもちろん、休みの間でも連絡を取り合ったり、遊んだりしています。何人かの友達は今年の夏日本に遊びに来ます!
テニスにおいては、D3ということもあり、正直言うとかなり楽にできるやろなーって楽観視していたのですが、実際に練習に参加すると想像していたよりも活発で、練習もオンシーズンの時は週6で2時間半~3時間ほどの練習と、週2回1時間のトレーニングがあり、毎週末試合の予定が入っているみたいな感じでした。
テニスのレベルにおいても、勉強第一の学校だからすぐにメンバーぐらいなれるやろ!と思っていましたが、チームメイトたちもテニスに対して真摯に取り組んできたアスリートたちで、全力でテニスに励んでおり、逆に私自身がインスパイアを受けるほどでした。一年目は実際にTravel roster入りすることはできませんでしたが、来年こそは席を勝ち取りたいと思います!(後編に続く)