続いては、オハイオ州のマイアミ大学で2年目の大学生活を終えた牛尾真夕さん。真夕さんはこの秋からイリノイ大学シカゴ校にトランスファーを決めました。2年間の大学生活を振り返って、チームメイトとともにいろんなことを経験した真夕さんのメッセージをご覧ください。前編後編の2つに分けてお届けします
Mayu Ushio – Miami University(OH) → University of Illinois at Chicago
まず大学生活の2年間を終えた感想としては、もう半分か…!という感じです。特にこの2年目はチームメイトとも、「うちら、ついこの間夏休み終わって大学に戻ってきたよね?!」みたいな会話をfinal weekの時にして、それぐらいあっという間に2年生としての1年間が終わりました。それだけ2年目では大学生活にも慣れて、心地良く過ごしていたからだと思っています。
1年目に比べて2年目は英語力も格段に上がり、より自分から話しかけたり色んな話ができるようになりました。それもあってか、2年目はチームもより一層家族のように仲良くなって、お互いがお互いをサポートし合える良いチームになりました。
授業にはだいぶついていけるようになって、教授が言ってることも理解できるようにはなりましたが、授業中のディスカッションで討論しあうとなった時はまだ大変です。ですがそれは普段からペラペラ喋ってるインターナショナルの生徒でも苦戦してると聞くので、そこは常に喰らいついていかないといけない所かなと思います。
テニスの面では、秋のシーズンからしっかり調子を上げていって強い人たちとも戦えている実感が出てきました。しかし春のシーズンに入った時に自分の納得のいくポジションでプレーさせてもらえず苦しい時期が続き、シーズンの途中でバーンアウトのような形になってしまいました。しかしそこでコーチが気にかけてくれたり、チーム一人ひとりが一対一で私と話をしてくれたりして、多くの支えがあってなんとかまたテニスに熱を注いでやることができたので、本当に感謝しています。それからカンファレンスでの試合が始まってからは徐々にシングルスでもダブルスでも勝ちを積み重ねていくことができて、コート上でチームに貢献できたのがとても嬉しかったです。
そんな2年目を終えて、私は次の3年目から大学を編入(トランスファー)することに決めました。(後半に続く)