先日のReunion Dayイベントで大学生活の様子を話してくれたI-Con Playersたちが、実際のアメリカでの生活やそこから気づいたことなどを纏めてくれました。
Reunionには参加できなかった子達も、これからアメリカの大学にチャレンジしてみたいと思っている子たちの参考になれば、、と快く書いてくれましたので、是非ご覧ください。
▶︎最初はこの5月にハワイ大学ヒロ校を卒業した宗和亮介君。力作なので、前編・後編に分けてポストします。
彼が高校を卒業したのはコロナ前の2018年3月、、もう5年も前になるんですね。。感慨深いです。
Ryosuke Sowa – University of Hawaii at Hilo
こんにちは、5月にUniversity of Hawaii at Hiloを卒業しました宗和亮介です。
コロナイヤーを含めた5年間をアメリカで過ごしましたが、思い返すとなかなかに濃いものだったと思います。
僕は高校卒業ギリギリまで日本の大学への進学を目指していたのですが、急遽進路をアメリカに変更したため、8月に渡米するまでの数ヶ月はとても慌ただしいものでした。そのため、アメリカに来る前の大事な時期に来てからのことを考える余裕はなく、日本人学生そのままでアメリカに来てしまったといった感じでした
最初の1年間をひと言で言うと、、キツかったです。本当にキツかった。まぁ何とかなるだろうくらいに思って渡米しましたが、授業どころか生活すべてが出来ないことだらけで、体力的にも精神的にも苦しかった時期でした。
僕は渡米前に英語を頑張っておいた方がいいと言われていたのは授業のためだと思っていましたが、日常コミュニケーションレベルの英語に慣れるのに時間がかかると生活に余裕が無くなってしまうからだと気づきました
助けてくれる日本人はおろかアジア人もほとんどいない大学でしたが、多国籍だったチームメイト達とは本当に仲が良く、勉強であれ遊びであれ誘われたことには全て顔を出して、とにかく「慣れる」ことに全力を傾けた1年目でした。
そんな僕でも、彼らと助け合いながら2年目には授業もテニスも楽しめるようになっていました。しかしその年はコロナが流行してシーズンがないままに終わってしまいました。
1、2年目を過ごしたアラバマのJacksonville State Universityも僕は好きでしたが、このタイミングで大学を変わる決断をし、University of Hawaii at Hiloにトランスファーしました。結果的にこのトランスファーはとてもいい判断だったと今では思います。(後編に続く)