こんにちは。今日はイリノイ州のオリベット・ナザレン大学(ONU)に留学中の黒須大賀君です。ONUは大都市シカゴからも近く、大賀君も休日は息抜きを兼ねてみんなで遊びに行くこともあるそうです。本人は別にクリスチャンじゃないそうですが、キリスト教系の面倒見のいいリベラルアーツ大学の生活がどんな感じか、大賀君からのメッセージをご覧ください
Taiga Kurosu – Olivet Nazarene University
こんにちは! Olivet Nazarene Universityの黒須です。大学に入学してから2年半が経ちました。僕は当時コロナの影響で春入学だったので、秋入学の方達と比べて1セメスター遅れていて、今もまだ3年生です。しかし、大学には春に入学して来る子達も多く、周りと遅れているなどと感じることも無く、何も問題ありませんでした!
アメリカの大学に興味を持ったのは中学3年の時からで、当時すでにアメリカの大学でプレーしている先輩の影響でした。実際に行きたいと決意したのは高校1年の時にアメリカへ遠征に行き、向こうの大学で練習参加させてもらった時です。
僕は中学高校時代に幸運にも海外遠征や長期滞在する機会があり、早いうちから英語や海外の文化に触れられていたため、入学してから生活面ではそこまで苦労はしませんでした。でも大学の授業では、僕の大学にはESLなどの英語の基礎のプログラムがないため、入学当初の頃はクラスに慣れるために少しばかり苦労しました
学生として海外へ行くのが初めてだったので、行く前はどちらかといえばテニス中心の生活になるのかなーと思っていましたが、実際は勉強の方が量も多く大変で、そっち寄りの生活でした。大学入学後すぐのチームメーティングでも、コーチから「試合前日でもない限り、テストがあるならそちらを優先しろ。クラスで悪い成績のやつは裸で雪の中ヨガをさせる」と冗談混じりの喝を入れられるほどでした
あとは、個人的には単位の違いなどにちょっと苦労しました。アメリカではマイルやインチ、ポンドが主に扱われる単位で、日常生活でも「何マイル先に目的地がある」などと言われますが、さっぱりわからない状態 なので、ある程度の単位の違いを把握しておいたらいいかもしれません。
僕は別にクリスチャンという訳ではないのですが、名前の通りキリスト教の理念に基づいたリベラルアーツ教育に力を入れている大学なので、聖書のクラスがあったり、他の大学に比べるとちょっと変わった科目も必修で履修しないといけないものもあります。でも、とても良いチームメイトやコーチ、また教授にも恵まれ、授業のことや様々なことを常にサポートしてくれます。時にはしんどいことや上手くいかないこともありますが、面倒見のいい大学でとても楽しく、波乱万丈な日々を送っています。この大学を選んで良かったなと思います
テニスでは、前シーズンはカンファレンストーナントの決勝で敗れてしまい、惜しくもNational Tournament へはあと一歩届きませんでしたが、コーチやチームメイトも情熱的で士気が高く、とてもいい環境でプレーできています。練習試合でもDiv.1の大学と対戦する機会や遠征などへ行く機会が多く、毎日とても良い経験が得られ、日々の練習がとても楽しいです。
コーチやチームメイトには本当に恵まれていて、またチーム全体としても皆とても仲が良く、週末は全員で遊びに行ったり、パーティーなどへ行くことが多々あります。
コーチやチームメイトは入学後おそらく一番早く関係を築く存在です。彼らとの毎日のコミュニケーションは、とても大切になってくるだろうと思います。授業だけじゃなくて、友達との会話の話題などでも、理解できないことがあれば「それ、どういう意味?」と聞いたり質問したりすることはとても大切なことですが、そのためにも「英語は行けば何とかなる」ではなく、やはり渡米する前にある程度のレベルまで上げてから行くことをおススメします。せっかくの4年間ですから、最初の1年目を英語ができないために、もっと素晴らしい経験ができるのを逃してしまうのは勿体ないじゃないですか
大学生活も残り一年と半年になり、今のコーチやチームメイト達と過ごす時間も少なくなってきましたが、これからも自分のできる事を精一杯頑張り、チームに貢献したいと思っています! 何か聞きたいことがあれば、僕でよければいつでも相談に乗りますので、コンタクトしてください。