Taiki Umeda – Davis & Elkins College(後編)
(前編から続く) 自分が思い描いていたアメリカと実際のアメリカのギャップが1番あったのが、食べ物です。私は食べるのが好きなのですが、特に大学の食堂のご飯は想像以上でした 基本的に同じ食べ物ばかりで(例えばピザ、パスタ、バーガーなどです)、日本からアメリカに行く時は、スーツケースの半分を日本食にして持って行き、それが無くなったら日本から送ってもらったりしていました。
大学に行く前の私のイメージとして、大学に行ったらアメリカ人と関わることが基本なのかなと思っていましたが、アメリカの大学と言ってもチームには色々な国から来ており、アメリカ人がいないところもあります。私の行っていた大学は、チームメイト全員が違う国からの出身でした。なので、私はアメリカ人の友達より他の国からの友達の方が圧倒的に多いです。これは良い点もあり、アメリカ人の英語より英語が第2外国語の人の方が英語が聞き取りやすく、また私の文法が変な英語であっても理解してくれることが多いです。色々な国の人と関われたことは、なかなかできないいい経験だったと思いました。
私は5月に卒業して日本に帰って来ましたが、10月から専門商社で社会人として働き始めます。
就職活動の時は面接で大学名を聞かれますが、アメリカの大学でStudent-Athleteとしてやっていたということはとてもインパクトがありました。自分の考えでは、アメリカに行ってテニスも勉強も頑張ってきたことや、チャレンジ精神、忍耐力、また目標達成力は必ず評価されると思います。
また、アメリカの大学テニスは個人戦よりもチーム戦が主体なので、チームワークという面でもアピールできます。企業はチームの中でどのように働けるかを見ています。大学でチームメイトが全員違う国からの出身者で、その中で自分を出してチームワークを形成した事は、日本の大学では得られないエピソードだと思います。アメリカの大学でも自分がチャレンジしたことは必ず就活で活きてくるので、就職についての心配はそこまでしなくて良いと思います。
最後に、これからアメリカの大学を目指す子にメッセージなのですが、色々心配なことや不安があると思いますが、日本で英語もテニスもしっかりと準備をしてやれることをやったら、あとは思い切って飛び込むだけだと思います。大学に行く前に準備したことは、必ず大学で生きてくると思います!
大貴、有難う。あっという間の大学生活でしたか?それとも4年間、長かったかな? 充実した大学生活だったと思います。
卒業おめでとう!10月から新社会人とのことで、新天地での活躍を祈念しています