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Chisato Kanemaki – Washington State University (NCAA Div.1) = Reflections on the first Fall semester =

知里さんは一足早く6月から渡米。Summer Bridge Programという、夏休み(夏学期)から秋学期に繋げるブリッジプログラムから留学生活をスタート! さて、どんな毎日だったのかな?😊 

―知里さんはSummer Bridge Programっていうのからスタートしましたが、それってどんなものですか?

コーチがいきなり秋学期からスタートじゃ大変だろうから、まず最初に夏休みの間に少しずつ英語にも慣れて、、って配慮してくれて。英語の基礎クラスや簡単な授業なんかが中心のプログラムなんですけど、私は英語以外にも音楽のクラスとかを取ってました。

英語のクラスには非英語圏の国から来た子が私の他にケニア、エストニア、フランス人がいたんですけど、その4人と教授1人で授業をやってくれて!今思ったらすごい簡単な授業だったんですけど、その時は全然ダメダメで、、分かんない。

英語のレベルは参加者で全然違ってて、、たとえばケニアの子はなんかちょっと違う英語?をしゃべってるみたいな感じで、、 一応英語っぽいんだけど、発音も違うし、、笑。

フランスの子はそんなに英語がうまい訳じゃないんだけど、自分の考えとかは言える。エストニアの子は完璧でした。エストニアの国自体が結構英語の勉強が進んでるらしくって、小さい頃からすごいやるらしいんですよ。だから、その子からしたらイージーすぎるって言ってました。

―知里さんにとっては最初のサマーブリッジは大事だったって感じですか

はい! 私は特にエッセイを書くライティングの授業、それがすごく役立ちましたね。
たとえば課題の提出の仕方とか、ワードで作ったものをこうやって保存して、で、このキャンバスの上のここに行って、ここにアサインメントがあるからこれを押して提出するんだよ みたいな。全部一から教えてくれたんで、ほんとに助かりました。

―秋学期が始まって、今度はどんな授業を取ってましたか?

私はキネシオロジーを専攻にしてるので、キネシオロジーの簡単なやつと心理学、社会学、ヒューマンデベロップメントとかですね。全部で13単位。心理学の授業は(中川)由羅ちゃんと同じ授業でした。2週間ぐらい経った後かな。ここ、わかんないんだけど、とか聞いてたら、あれ?これ同じ内容じゃない?とか、一緒のクラスやん!って。笑 教授も違うし授業も違う曜日なんでクラスでは会わないんですが。

― サマーブリッジの間もテニスはやってましたか

サマーブリッジの間はリハビリ中だったんで、テニスはやってなかったです。その頃は左手首と足の裏が痛くて、ちょっと練習したらやばいちょっと休憩しないと、、みたいな感じだったんで。で、その時期は試合がないから、コーチがこの時期はリハビリとか治療に専念してしっかり治しちゃおうみたいな感じの方針になって。あとはウエイトとコンディショニングをやってたかな。 

トリートメントのサポートの手厚さが想像以上にすごかったです。私、結構ちょくちょくいろんなとこが痛くなるんですけど、それを言えばすぐ対処してくれるんで本当にすごいです。腰もずっと痛いって話したら、カイロプラクターさんがいるから週1で診てくれることになって、だいぶ良くなりました。日本に帰って来て、やらずに今2、3週間経ってるんで、やばい!痛みが、、って。笑 カイロプラクター、必要!って感じです。 

―8月下旬に秋学期が始まって、チームメイトとかもみんな帰って来たと思いますが、テニスの方はどうでしたか?

そうですね、テニスはだいたい予想通りでした。オフィシャルビジットでも見たし、練習の感じもコーチの感じも全部分かってたんでこんな感じなんだなって。秋のシーズンはRegional Tournamentに出たぐらいですね。春のシーズンは1月半ばぐらいから試合があるみたいなんですが、そこからは出ます。

楽だなって思うのは、日本で個人で動くとしたら、エントリーして、自分でホテルとかも取って、どうやって行くかとか飛行機のチケットとかも取らないといけないけど、学校で動くってなったら全部やってくれるじゃないですか。言われた時間に行って、言われたところでプレーするみたいな。すごい楽だなって思います。

練習時間とかも向こうから今週の予定って来るんで、それを入力して例えば授業とかぶってたら言ったりするけど、基本それもそうならないように組んでくれるから、入力して忘れないようにだけしとけばいいみたいな。

何より全てが近いっていうのが最高ですね。朝とか6時35分から練習なんですけど、寮の斜め前がジムなんで6時25分くらいに部屋出て、ロッカーに物置いてちょっとご飯食べて。フルーツとか持って行くみたいな。

―寮とかキャンパスはどんな感じですか?

めっちゃいいです! まず綺麗っていうところと冷暖房が完備してる。サマーブリッジにいた時の寮もすごい良いし 綺麗なんですけど、それよりさらに綺麗! 寮にはキッチンもあって、共同ですけどひとつのフロアに2つあって結構大きいです。でも私の寮に住んでる人ってアスリートの子が多いので、 食堂行って食べたり、めんどくさくて作らなかったりっていう人が多いから、結構空いてるんですよね。でも一般の人たちがいる寮だとみんな使ってて、キッチンが全然空いてないって言ってました。

キャンパスもきれいで四季もあるし、すごくいいです。あー紅葉だー、秋が来たなーって思ってました。

―チームメイトもみんな仲良さそうです

めっちゃいいです、本当に。チームメンバー本当に神だと思います。サンクスギビングの前日の夜はみんなで料理を持ち寄って食べました。自分の名前の頭文字から始まるものを持って来るみたいなルールだったんで、私は唐揚げ作って持って行きました。普通にデザートでもいいし何でもいいんですけど、スペインの子はパエリアと、なんかパイ系のやつを持って来てて、スペインの料理はすごく美味しかったです!エジプトの子が作ってくれたやつも美味しかったけど、アメリカの料理はちょっと、、笑

・・・話を聞いてると軽く1時間超えちゃったんですが、すごく楽しそうにいろんな話をしてくれた知里さん。春のシーズンはシングルス6番までに入って試合出れるかなー、、と心配してましたが、ちゃんとシングルス・ダブルスとも出場して頑張ってくれてるようです。 

また帰国したらいろんな話を聞かせてもらえると嬉しいです。頑張れ!知里!!