Texas A&M University Corpus Christi に在学中の山中恭兵です。
3月12日の朝にコーチが私たちに話した内容は、3月中の試合は全て4月以降に延期し、カンファレンストーナメントは2週間遅れの5月中旬から始まる、また、チームの練習は学校ごとの判断で行うことが出来る、と言うものでした。その決定はNCAAによるものではなく、我々のSouthland Conferenceによる決定でした。その時すでに、アメリカでのウイルスの伝染のスピード、それに対する処置の速さに驚きましたが、コーチとのミーティングが終わった直後にNCAAが全てのスポーツのChampionshipsを中止にすると公式に発表しました。
その時点ではまだChampionships以外の試合の実施は検討されていましたが、これからさらに広がりを加速させていくことが予想される状況を考えたら、試合の実施は現実的ではないだろうと選手たちは思っていました。実際にその次の日に私たちのカンファレンスは全ての試合を中止にしました。
すでに多くの人たちが伝えているように、シニアの人たちの多くはこのセメスターが選手としての最後であったため、遣る瀬無い気持ちでいっぱいです。NCAAは、春スポーツの全学年全選手を対象にEligibilityを戻すと発表しましたが、私のチームのシニアたちはすでに彼らの国でマスターを取ることを予定しているため、彼らと一緒にプレーすることはありません。
私が抱いている疑問は、Eligibilityを使いもう一年プレーするシニアが多くいるチームで、バジェットが少ない大学は、すでにサインしている新入生とのスカラシップのバランスをどうするのかと言うことです。 NCAAはその点についても現在議論中だと思います。 クラスについては、本日全てオンラインに切り替わり、すでに多くのチームメイトが航空券を取り始めています。 様々な情報が飛び交っている中でベストの判断を下さないといけないのは大変ですが、できるだけ皆さんと情報をシェアしつつ、今後の動きについて考えたいと思います。