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この1月から正式にUniversity of Oregonに入学の決まっている大島立暉くんが、自身の受験したIELTSについて体験記を語ってくれました。大島くんは、当初TOEFLの受験をしていましたが、大学がIELTSのスコアも考慮するということで実際に受験し、自分にはIELTSの方が向いているということで絞って勉強をしました。是非ご参考ください。

以下、大島くんより。
オレゴン大学へはTOEFL 61点、IELTS overall 6のスコアが入学するための条件でした(Student-Athleteの場合です)。最初はTOEFLのみ対策をしていたので
すが、IELTSという英語検定も受け入れられると知り、まずは両方のテストを受けてみました。TOEFLは34点で、IELTSはoverall 5でした。僕はアメリカの英語よりイギリス英語の方がリスニングで聞きやすかったことと、パソコンで文字を打ったり、長い時間コンピューターを見ることが苦手だったためIELTS対策に思い切って変更しました。そこから神戸にある塾に週に1回通い、その他は宿題を多めにもらって家で学習をしていました。塾の先生は一般的に0,5上げるのに3ヶ月、1上げるのに6ヶ月かかると言っていました。勉強を始めたのが4月で合格したのが9月だったので5から6上げるのに丁度半年でした。2018年秋に入学予定の方はTOEFLとIELTSの試験を受けてみて、得意な方を選ぶことを個人的にお薦めします。10月から対策をしても十分に間に合うと思います。
ここからは僕が実際に行った勉強方法を説明します。

 

Listening
リスニングは問題に慣れて練習問題を繰り返すことに尽きと思います。僕は自転車を乗って練習に行く時、電車に乗る時にリスニングのテストを聞いています。シャドーイングをしてテストの音声のスピードについていけるようになったら次の音声も同じようにしました。
Reading
“IELTS必須英単語4400″難易度A,B,C,Dある内のCまで覚えました。
練習問題はCambridgeが出版しているIELTS11,10を使用しました。最初は単語を調べながら1文1文しっかり理解して問題を解くようにしていました。ある程度問題の特徴を掴めようになったら60分計って解くようにします。
Speaking
スピーキングはYouTubeなどで高得点を採れる人が使っている実用的なフレーズ単語を盗むようにしていました。試験中は理由を2つ以上述べるように意識していました。
Writing
ライティングが1番難しいセクションです。task1 150 words, task2 250 words 2つのエッセイを1時間以内に書き切らないといけません。僕はテンプレートを用いることが1時間以内に書き終わるためには必要不可欠だと思います。しかし問題のパターンは5~10通りあるのに1種類のテンプレートでは2パターンくらいしか合う問題がありません。6をとるためにはまず問題を適切に答えるとこが重要だと思います。7を目指す人は難しいボキャブラリーも必要です。なので僕は塾の先生と全ての問題に合うテンプレートを7通りほど作りました。
http://ieltsliz.com/100-ielts-essay-questions/このサイトで問題のパターンを確認出来ます。
Cambridge, vocabulary for IELTS 総合的に英語力を上げられます。
http://ieltsonlinetests.com/このサイトで本試験に近いテストを無料で受けられます。
最後に僕が試験当日に行うことは、早く寝て、テニスの試合と同じく試験の3時間前に起きます。そこから聞いていてもいなくてもいいので支度をしながらリスニングの音声を流します。電車で移動中は聞くようにします。試験はリスニングからなので、これを実行することで耳のウォーミングアップは完了しているので実力を発揮することができます。
以上が僕の体験記です。
IELTSは多くの大学でスコアが考慮されるようになってきました。大島くんのようにIELTSの方が勉強しやすくスコアが取りやすい場合もあります。テストの回数や場所がTOEFLより少ないというデメリットもありますが、ご検討いただいてもよろしいかと思います。ほぼどこの大学でも6.0以上は必要です。