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現在、IMGテニスアカデミーでコーチをしている、弘岡竜治くんからもコメントをもらいました。

IMGといえば、錦織圭選手もトレーニングをしている、世界一のテニスクラブといっても過言ではないですが、弘岡くんは大学卒業後すぐに採用され、現在は日本人コーチとして活躍中です。

ケンタッキー大学在学中は、現在プロで活躍しているチームメイト達と切磋琢磨し、ダブルスを中心に活躍していました。彼が日本人として頑張っていたために、足立真美さんや松村亮太郎くんもケンタッキー大学に進学をするキッカケとなりました。

彼の言葉にもあるように、アメリカの大学は”頑張らなければ認めてもらえない厳しい世界” ですが、そこで頑張ったからこそ、卒業後(又はテニス引退後)に人生の選択肢が増えるのではないかと思います。彼の今後の活躍にも注目です!

“私はケンタッキー大学のテニスチームで2011年から4年間プレーし2014年にファイナンス学部を卒業し、現在IMGテニスアカデミーでコーチをしています。

私がテニスを本格的に始めたのは中学2年生の時で、他のトップ選手と比べると始めるのが遅かったのですが、プロになるという夢をもってやっていました。高校卒業時にもプロになるという選択肢もあったのですが、自分にはまだ力不足だと思い大学進学を選択しました。その時に色々な方からアメリカの大学の話を聞き、アメリカ行きを決断しました。大学に入るためのテストの勉強とテニスのトレーニングのために、フロリダにあるテニスクラブに半年ほど居た後ケンタッキーに行きました。

ケンタッキー大学は、私の在学中ずっとアメリカ大学テニスランキングで15位以内をキープし最高5位まで行きました。在学中のチームメートは、今プロで活躍している人たちも何人もいます。そんな強豪な学校なので、最初は奨学金は少ししか出してもらえませんでしたが、結果を出し認めてもらいもっと奨学金を出してもらえるようになりました。このように、良い意味でも悪い意味でもアメリカの大学では頑張れば頑張るほど認めてもらえるし、頑張らなければ認めてもらえない厳しい世界です。私自身もこの四年間でさらに自立し、自分からアピールするという事を身につけました。またアメリカではオンとオフの切り替えがちゃんとしていて、テニスの時はテニス、勉強の時は勉強と文武両道がしっかりしています。もちろん成績が悪ければ試合にもだしてもらえません。

このように、アメリカの大学はテニスだけでなく、他のことにも目を向けることのできる環境だと思います。もちろんテニスの実力を伸ばすための施設コーチは最高に良いですし、英語というもうひとつの強みもできます。実際私は、今IMGでコーチをしていて、大学生活の経験が役に立っています。もし今、進学で悩んでいるのなら私はアメリカの大学も選択肢に入れていいと思います。”

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