I-Con Playersアメリカ留学レポート❽
高校生の子たちから聞かれる質問で多いのは、大学にはどんな学部や専攻がありますか?っていう質問。実際にアメリカの大学で勉強している先輩たちに、自分の専攻について聞いてみました😊
まず最初はシラキュース大学(NCAA Div.1)で活躍中の伊藤汐里さん
SHIORI ITO – Syracuse University (NCAA D1)
Talking about her major “Communication and Rhetorical Studies”
――はじめに、汐里さんの専攻と、どんなことを学んでいるかを教えてくれますか?
👉私はCommunication and Rhetorical Studies(コミュニケーション修辞学)という学部を専攻しています。どうやったら相手に伝わりやすく説明できるか、納得してもらえるかという部分を、言語的、非言語的、また視覚的など様々な視点から学んでいく学問です。授業内容はプレゼンテーションとディスカッションを主として行なっていますが、授業で学んだことを実際のプレゼンを通して実践していく形です。
――なぜこの専攻を選んだのでしょうか?
👉 相手にどう分かりやすく説明するかという能力は、将来どのような仕事をすることになっても最大限に活かすことができるかなと考えました。また、人前でプレゼンをするというのは何回やっても緊張することですし、さらに英語でとなると簡単なことではないですが、それを乗り越えられた時に度胸がつくかなと思いました。3年生が終わった今でもまだ緊張することは多々ありますが、回を重ねるごとにプレゼンを楽しめるようになりました。
――プレゼンテーションのテーマって、例えばどういうようなテーマについてなのかな? 何かイメージしやすい題材とかあったら教えてくれますか?
👉はい。1番印象的だった授業は、NASCARというF1(カーレース)のアメリカ版のスポーツの学生視聴者を増やすための施策を考えた授業です。NASCARの視聴者が一部の人に限られていて、どうやったら学生の視聴率を上げられるかというテーマを元にディスカッションを進めます。なぜ若者からの人気が低いのかを、地域、人種、性別、広告、事業内容から分析して原因を見つけます。それに対しての解決策を考え、実際にNASCARの本社で働いている方にプレゼンを行いました👀👀
――なるほどー。日本ではあまり聞かない専攻ですが、すごく実践的な学問分野ですね。テニスとの両立はなかなか大変だと思いますが、来年はラストイヤーということで悔いのない大学生活を楽しんでくださいね。応援しています!💪💪