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Anshu Okamura (Fr.) – Cameron University in OK

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓫🎾
Anshu Okamura (Fr.) – Cameron University in OK

オクラホマ州のキャメロン大学(NCAA Div.2)に留学中の岡村杏珠さんが、大学生活1年目の感想を寄せてくれました! たくさんの新しい気づきがあったようですね😄
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大学生活を一年間終えて、かなり学校生活にも慣れてきました。私のチ―ムメイトは全員インターナショナル生なので、みんな意欲が高く、目的を持って生活しているので、毎日刺激を受けています。
私は渡米前、なぜか私以外のインターナショナルの子は英語がネイティブ級にペラペラだと思っていたのですが、第一母国語が英語じゃないことはみんな同じで、ついていけないくらいの英語力ではなかったことがいい意味で予想を裏切られました😁

特に一番仲のいい同期のポーランド人の子は、最初は私と同じくらいの英語能力だったので、お互いに新しく覚えた表現などを使いあったりして覚えていけたのが良かったし、落ち着いてみると大学にいる子は全員が全員英語の発音が完璧じゃなかったりするので、自分も英語を喋ることが怖く無くなって、堂々と日本語訛りの英語を喋ることができました。笑

慣れるのに一番時間がかかったのは、最初にもらったシラバスに目を通して、授業やテストのスケジュールを把握してそれに備えることです。
午後には練習があるので授業が終わり次第コートに直行することがほとんどだったのですが、疲れて寝た次の日に実はミニクイズ(小テスト)があったりして、ゾッとしました。笑

勉強面での私の目標はGPA 3.5以上で卒業することなので、勉強とテニスをいかに両立するかに意識を置いていました。毎日練習がある中で、すべての教科でAを取ることを目指すには、友達や先輩、クラスメイト、教授の協力が不可欠であるということを学びました。

GPA 3.5以上という目標は、将来の就職のためです。まだ自分の進路を決め切れていないのではっきりとした理由はありませんが、私の大学は有名校と言えません。なので、アメリカ大学卒業を目的とするのはまず第一ですが、日々の成績を保ちGPAを上げることで、自分がしてきた勉強の成果を表せる一番の指標だと考えました。
テニスも私は特別強くないので、卒業間近になった時に自分が頑張った財産を残したいと思い。まだ目標なだけですが、、。
分からないところやテスト対策を先輩や教授に教えてもらい、友達と一緒に勉強してテストを乗り越えていくうちにあっという間に一年考え、終わっていました。ネットや知り合いからとにかく頼れるものは頼る!と教えられましたので、頼る覚悟は元からあったのですが、本当に大切です!
チームメイトの先輩方はエリートに見えるくらいすごく勉強してます。その中でも自分と同じメジャーの先輩にアドバイスを聞きまくって、なんとか乗り切っています。勉強をすること自体はあまり嫌いではないので楽しかったですね。

テニスの面では世界中から集まったチームメイトと毎日練習し試合が出来るので、とても充実しています。自分の知らない文化や言語を会話する中で学べるのが楽しいです。
高校時代の団体戦と比べると、試合をしている子自身が声をたくさん出して味方を盛り上げることが多いですね。遠征では応援メンバーがついて行かない場合もあるので、自分達でチームを盛り上げる、そんな感じです!

私は残念ながら団体戦にメンバーとして出たのは1回か2回くらいなので、あの大熱狂の中で試合する側ではなく、逆に大熱狂を作る側でした。今シーズンになって急にとんでもなく強い子たちが入ってしまって、まさかのカンファレンス優勝までしてしまい、すごいな、、と😅
来年はメンバーになれるように頑張ります!笑

1年間を短い文章でまとめるには難しいぐらい毎日が楽しく、学ぶことが本当に多いです。まだまだやりたいことはたくさんあります。2年目も頑張ります🔥🔥

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Mayu Ushio (Freshman) – Miami University in OH

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⑨🎾

オハイオ州のマイアミ大学に留学中の牛尾真夕さん。1年目Freshman Yearの苦労と、そこから学んだことを自分なりに振り返ってみてくれました。共感できる人も多いんじゃないでしょうか? 是非ご覧ください。
(追記:母校・野田学園高校がインターハイ女子団体で優勝🎉🎉 直前まで練習に行っていたので自分のことのように嬉しい!というコメントを寄せてくれました)
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私はこの1年間を終えて、正直想像していた以上に大変で、今まで味わったことのないぐらいの大きな壁にぶち当たった気がします。その一方で、それを1年間耐えてやりきって、今やっと少し成長を感じることができたような、そんな1年間でした。

まずは何と言っても英語力の問題で、自分の英語力にまだ自信が持てず大きい声でハキハキ喋れなかったので言いたいことが相手にも伝わりづらく、それが自分の自信をさらに失くしていくという負のループに陥ってしまいました。自分の殻を破るということの大変さを痛感しました。

それでもチームメイトやコーチの温かさに触れて、少しずつ自分を出していけるようになりました。また、私の大学は規模が大きい分、インターナショナルの生徒も多いので、お互い助け合ったり留学の大変さを共感することができました。日本人自体は少ないですが、自分たちの国について話したり、多種多様な価値観に触れることができ、知識がついたのもそうですが、どんな事や考え方にも寛大に受け入れられるようになった気がします。

テニスと勉強の面でそれぞれに大変だったことがありましたが、私は特にその2つをやっていく上で、どちらか1つが上手くいかなくなってくるとその悪いことがずっと頭に残ってもう片方も悪くなってしまったので、そういう面でしっかり文武両道することと、少し悪くても終わってしまったものは仕方がないし、他にもやることが山ほどあるので、すぐに切り替えて次に進むことが大学生活を生き抜く上で大切だと思いました。

たくさん大変だったこと、辛かったこともありましたが、全部が全部そればかりではなく、大切にしたいと思える素敵なチームメイトや友達に出会ったり、自分のテニスがだんだん通用するようになってきて勝てるようになってきたり、クラスで1番のエッセイを書くことができたり、自分の努力が報われたり来てよかったなと思った瞬間がたくさんありました。

自分はこの留学生活を100%楽しめているかといったら、まだそうではない気がします。2年目はもっと出来ないことから逃げずに積極的に自分から行動して、自分の英語力を見てもらうのではなくて人間性を見てもらえるように、もっとたくさんの人たちとの関わりを臆さずに楽しんでいこうと思います。

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Shiori Ito (Freshman) – Syracuse University in NY.

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🎾I-Con Players’ アメリカ留学レポート⑧🎾

8月盛夏!インターハイも後半の個人戦に移り、熱戦が繰り広げられています💪💪
現役大学生たちのReal Voiceをお届けしようと思います。
まず最初はFreshman Yearが終わった子たちからのレポート。みんな悪戦苦闘しながらも何とか最初の1年目を終えて、いろんな気づきがあったようです。これから入学する子たちも参考にしてみてくださいね。

トップバッターはニューヨーク州のシラキュース大学に留学中の伊藤汐里さん。大変なことや新しい発見もたくさんあった一年、、本当にいい経験をしていますね。Let’s go Shiori !

大学1年目を振り返ってみると、新しいことだらけの毎日で、学びっぱなしの日々でした。言葉じゃ表しきれないほどの感情の変化があり、貴重な経験をさせてもらったなと思います。

チームメイトやクラスメイトと話している中で、「その意見は今まで考えたこともないな」とか「そんな大胆な考え方もあるんだ!」といったような発見の連続で毎日が充実していました。
外国の方と生活するのは、お互いの考え方や文化を尊重し受け入れる中で、自分の、そして日本人としての大切なものを見失わないようにするのが難しいと実感しました。それをマイナスと捉えるのではなく、自分の中の新しい部分として柔軟に取り入れることでいい刺激をもらえて、視野が広がるきっかけにもなったと思います。

秋のThanksgiving(感謝祭)の時には、アメリカ人の友達の家族にお世話になって、マンハッタンに行ってきました。テレビやドラマで見ていた景色を目の当たりにしてワクワクが止まらなかったです。感謝祭恒例の七面鳥の代わりにキジをご馳走してもらいました。ブラックフライデーでは、アメリカ中でセールをやっている店がほとんどで、マンハッタンの街中でショッピングをしたり、観光に連れて行ってもらったりしてニューヨークを堪能しました。

勉強面では、留学前も覚悟はしていたけれど、想像を超えるほどの課題やテストに追われて本当に忙しいの一言に尽きます。練習が終わったあと、遠征の移動中、そしてオフの日もチームメイトのほぼ全員が課題をやっています。分からないことがあれば、自分だけで解決するのではなくて、積極的に教授や先輩に聞きに行くことも重要だと学びました。
熱心に勉強している生徒に対しては丁寧に教えてくださる教授がほとんどで、慣れない頃は緊張したけどたくさん質問しに行ってよかったなと感じています。今後も続けていきたい心がけです。

最後にテニス面ですが、勉強以上に悩んだ一年でした。練習環境や対戦相手がガラッと変わり、対応するのに苦労しました。パワー系の選手が多いのかなと思っていたのですが、実際は多種多様な選手がいることに驚きました。相手によって戦い方も変えていく必要があったので、技術面や精神面、そして身体面でもまだまだだなと身にしみて感じました。
試合は次から次へとやってくるので、いちいち感情的になるのではなく、次に向けて練習に励むべきだということを学びました。全試合気にしていたら正直メンタルが持ちません(笑)。
カンファレンスの最初の試合で負けて泣いていたら、先輩が「世界が終わるわけじゃないんだから元気出して!」と励ましてくれたのは今でも鮮明に覚えています。シーズンを通してチームメイトの有難さを改めて実感し、試合を重ねるごとに心身ともにタフになれたなと思います。

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【留学説明会・個別相談会 (大阪) in 全日本ジュニア】

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アメリカの大学へ🇺🇸 テニスで「文武両道」の留学🎾
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Tennessee Wesleyan Universityの辻歩果さんからNational Championshipと3年間の経験について

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I-Con Players’ リレーエッセイ⑦

テネシー州のリベラルアーツカレッジ Tennessee Wesleyan Universityに留学中の辻歩果さんから、2度目のNational Championshipと3年間の経験についてメッセージが届きました。是非ご覧ください!

私の1年目のNationalはコロナで無くなり、今年は去年に続き2回目のナショナルでした。2回戦では勝負が私のシングルスにかかり、何回もマッチポイントがあったのにも関わらず勝つことが出来なくて、チームとしてベスト8を逃し、とても悔しく苦しかったです。

一方でアメリカの大学ならではの団体戦の雰囲気を味わうことも出来ました。自分がチームの勝利を決めた試合もあり、その時に感極まってみんなが抱きしめに走ってきてくれて泣いたのは一生忘れることのできない思い出です。

私の大学、特にテニスチームにはスペイン語を話す子が多く(チームの約9割)、卒業生にも在校生にも日本人がいない環境だったので、異文化理解に苦しみ、英語にも大変苦労しました。
正直、スペイン語のコミュニティが出来てしまっているため、練習中や試合中にスペイン語しか飛び交ってない時もありました。それが原因でNationalの試合2日前までチーム内はギスギスしていましたが、何とか英語を使って乗り越えてやろうと先輩2人と話し合って、結果的にチーム一丸となって戦えたので良かったです。

数えきれない程苦しい経験をしたからこそ、自分の英語力に自信が付き、何よりこんな環境下で耐え抜いたことで忍耐力もついたと思います。アメリカの大学に進学して、英語のスキル以上に得るものがあるということを実感しました。

私が入学した頃はランキングすら持っていなかったけど、今シーズン最後は大学として過去最高の全米7位まで上げることが出来ました。私は大学を今年の12月に卒業する予定なので今シーズンがラストだったんですが、先輩達にとってもラストの試合で負けてしまったのにも関わらず、試合が終わった後に「Honokaがチームに居てくれて本当に良かった」という言葉をもらい、この様な経験を出来たのもアメリカ留学を選択し、ここの大学を選んだからだなと感じ、TWUを選んで本当に良かったと心から思いました。

もしもアメリカの大学に行くかどうか悩んでる方がいらっしゃったら、私は未知の世界へ飛び込むことをお勧めしたいです!

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University of the Cumberlandsの三谷早希さん、大学生活とテニス部での活動について

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I-Con Players’ リレーエッセイ⑥

ケンタッキー州にあるUniversity of the Cumberlandsに留学中の三谷早希望さんが、大学生活とテニス部での活動について書いてくれました。SAMURAIマインドを持ったサツキさん!😄 う~ん、カッコいいです!

私はアメリカの大学で3年目を終えました。1年生の頃は何もかもが初めてなので全てのことに緊張していました。しかし今となってはチームや大学内で本当に楽しく過ごしています!

チームのみんなからは何故かサムライと呼ばれ、その派生なのかはわかりませんが、ササというあだ名で今は呼ばれていますw 私のチームは男女共に人数が多く、ラインナップに入るために部内競争が激しいですが、一人一人が個性的で私は大好きです!

アメリカでは自分の意見を言う、ありのままの自分を出す、少しわがままぐらいがちょうどいいのだと私は思います。これはテニスの試合でも同じです!試合をしてる中で揉め事は絶対起こります。その時に自分のスコアやジャッチが合っているのなら絶対引かない!!これ大事ですw
私のコーチはよく、試合をこなす機械人間になるのではなく、EGO(自我)をもっと出せっ!と言ってくれます。そのおかげで私は試合中、ポイントを取った時ものすごく叫び、最後まで諦めないファイターになりましたw これからアメリカの大学に行く皆さんも生き生きとプレーできると信じています!

今シーズンはコロナの影響で2年生の時に行けなかったNationalにも行くことができて嬉しかったです。私はRegular season → Conference tournament → Nationalとレベルが上がっていくにつれてチームの結束力が高まって行くのを感じるのが本当に楽しいです✨

今年は一年目の日本人の後輩がいて、まだ英語に慣れていない彼女をサポートできている自分に、「あ!自分こんなに英語に慣れたんだ!」と気づくことができました!
アメリカの大学だからと言ってチームメイトがアメリカ人ばっかりではありません。色々な国からプレイヤーが来ているので、文化交流ができます!なので日本の文化について英語で簡単に説明ができるようにするといいと思います!自分から話す時に話のネタとしても使うことが可能なので便利ですよ!

私は次のセメスターでラスト1年になります。悔いの残らないように精一杯頑張りたいと思います!まだアメリカの大学に行くのを悩んでいる子がいたら、私は行くことを勧めます。人生一度きりなので!思い切って踏み出してみてください🔥 

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Union Collegeの近藤佳怜さん Freshman of the Yearに輝いた春シーズンとNAIA National Championshipsについて 

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I-Con Players’ リレーエッセイ⑤

ケンタッキー州のUnion Collegeに留学中の近藤佳怜さん。Freshman of the Yearに輝いた春シーズンとNAIA National Championshipsの様子についてのコメントです!

Union College 1年の近藤佳怜です。
はじめてのアメリカは日本とは違いすぎて全てが新鮮でした。最初は英語を喋るのに自信が全くなくて部屋から出たくないと感じていましたが、テニス部に所属しているので嫌でも部屋から出なきゃいけない環境だったので、逆に今はその環境があって良かったと思っています。恐る恐るカフェテリアに行って、誰かから声をかけられないように静かにごはんを食べていた日が今はもうすでに懐かしくあります。笑

もしテニスがなかったら自然に友達はできなかったし、英語が通じなくてもテニスで仲良くなれたのでテニスがあってほんとに良かったと思いました!
私の大学は全校で1,000人以下の小さな大学なので、キャンパスを歩いていると私のことを知ってくれてる人がいっぱいいて、「テニス部の子だよね?」とか、「Freshman of the Yearを取った子だよね?」と声をかけてくれるのが少し嬉しかったです!
教授とも私の試合を見てもらって仲良くなれることができましたし。勉強面で一番ビックリしたのは、自分が困ってない時でもチューターが色々気にかけてくれて、心配して教えてくれるところです。これはやっぱり小規模な大学ならではのことかなと思います。

初めてのナショナルは、やっぱり普通の試合とは空気が少し違って、久しぶりに緊張しました。いろんな国の人と対戦ができて、ナショナルでたくさんの友達ができて、日本にいたらこんな世界中に友達が出来ることなんてないんだな、、って思ったら、すごく貴重な体験を出来てるんだと感じて嬉しくなりました。会場にいる日本人の人たちと情報を共有しあって楽しい会話ができたり、すごく楽しかった思い出です。

来年もまたこの場所に戻ってきて、今年以上の成績を上げたいと思っています!

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フロリダ州の強豪Keiser UniversityでNAIA National Championships団体戦準優勝の空久保果音さんから全米選手権の感想

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I-Con Players’ リレーエッセイ④

フロリダ州にある強豪Keiser Universityで今年のNAIA National Championships団体戦準優勝の空久保果音さんから、初めての全米選手権についての感想が届きました!

Keiser大学へ入学し初めてのNAIA National Championship大会に出場しました。会場はアラバマ州のMobile Tennis Centerで、この大会はダブルス3本、シングルス6本で対戦します。前年はぎりぎりメンバーに入る事が出来ず悔しい思いをしたので、今年は念願の全米選手権出場でした。

今年は私たちはメンバーが減って6人で挑戦した大会になりましたが、メンバーがぎりぎりの中、”優勝する”を目標に挑みました。会場の雰囲気は緊張とエネルギーに溢れていてワクワクしました。何しろ普段Keiser大学のテニス部には日本人が居ないので、Nationalの会場で日本人の子達に会えてテンションが上がってお祭り気分になりました😂

私たちKeiser大学はシードに入っていたので2回戦からのスタート。全米大会初出場の私は手が震えるくらい緊張していましたが、それをチームメイトに伝えると「声出して闘え!」と声をかけてくれたので、我武者羅に自分のテニスをすることができました。

レギュラーシーズンとは違う、一段階上の迫力と緊張に押し潰されないように自分が逆にその空気を作っていこうと意識して1試合1試合戦いました。特にダブルスを取ると一気に流れを掴めると考えていたので、ダブルスは特に気合いを入れました。

私たちのチームは団結力が素晴らしく、とても仲の良いチームだったのでいい雰囲気で試合に臨めたと思います。私はシングルス1番手、ダブルス2番手で出場し、結果は準優勝でした。

Georgia Gwinnettとの決勝戦は、正直他の大学とは格段の差を感じました。1〜6までメンバーがしっかりと揃っていて、どこを観ても抜けがないのに対して、私たちのチームはFreshmanが多く、全米大会経験者が1人しか居なかったので経験の差も感じました。Nationalではチームメイトに怪我人が多く、私自身も手首の怪我と膝の怪我でボロボロな状態だったので、来年はフィジカル面を強化して優勝を目指したいです!

優勝を目標に挑んだので凄く悔しかったですが、素晴らしい経験が出来ました。コーチやトレーナー、応援やサポートしてくれた全ての方に感謝して、来年は金のトロフィーを手にできるようにまたチームと頑張ります!

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Midland Universityに留学中の増田稜生君から、初めてのアメリカでの生活や全米選手権についての感想

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I-Con Players’ リレーエッセイ③

ネブラスカ州にあるリベラルアーツ・カレッジMidland Universityに留学中の増田稜生君から、初めてのアメリカでの生活や全米選手権についての感想が届きました。

僕は今シーズンはSingles5とDoubles1ともに計23試合に出場し、カンファレンス優勝をしてナショナルまで進むことができました。僕にとっては初めてのSemester(※注)だったので、海外生活と授業、宿題、コミュニケーション、シーズンを両立することは最初は困難でした。その状況下でコーチやチームメイト、ルームメイトに恵まれ、彼らの力を借りて無事乗り切ることができました。
 (※注 Semesterは学期のこと。州や大学によって2学期制のところもあれば3学期制や4学期制の大学もあります。秋学期と春学期の2学期制(セメスター制)の大学が多いですが、その場合入学時期は9月と1月の年に2回あります) 

Midland universityは5年連続カンファレンス優勝をしているチームで、今年もシーズン期間はチーム全体がカンファレンス優勝に向けて、何事にも取り組んでいることを感じました。ナショナルでは一回戦を突破することはできませんでしたが、NAIAの全米トップのレベルを見て学べた経験はとても大きいものでした。日本人として海外で戦うには身体面はもちろん、その環境下に馴染む精神面も重要なことがシーズンを通してわかりました。

語学面ではコミュニケーションに問題はありませんが、まだ納得いくレベルには達していないので試行錯誤しながら勉強して、積極的に集まりに参加し、会話をするように心がけています。
アメリカの大学に進学し、最初は伝えたいことが伝わらなかったり、日本とは全く違う食生活に苦しむこともありました。もちろんお米がないこともありますが、朝昼晩ほとんど違いがないような物を食べなきゃいけないことが多くて、日本では野菜嫌いな僕でも必死に野菜を摂るように心がけていました。日本食レストランは近くにNinjaというところがあるんですけど、地元の人たちも行かない方がいい。と言うようなところで、、😅 看板にステーキ&寿司!って書いてあるの見て、ちょっとやばいなって思いました 笑

私のいるネブラスカ州の町では、アジア系の方を見かけたことは全くありません。もちろん日本語など使えません。しかし、そのような非日常的な空間でしか得られないコミュニケーション能力や、挑戦する気持ち、忍耐力など様々な面で成長できると感じています。辛いこともたくさん経験しましたが、それ以上に学べるもの、得られるものが大きく、行って良かったと心の底から思っています。