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I-Con Players留学レポート2023⓮

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今年1月からアーカンソー州のUniversity of the Ozarksに入学した岩原健斗君。入学に苦労した分、思い入れもひとしおだったと思いますが、勉強もテニスも鮮烈なデビューを飾った健斗君からのフレッシュなレポートです😊 

Kento Iwahara – University of the Ozarks

👉University of the Ozarksの岩原です。僕はTOEFLの点数がなかなか上がらなかったので、本当に入学に苦戦しました。今、最初のSemesterが終わって感じたことは、本当に大変だけど、それよりも楽しさの方が勝るという充実感です。行く前は、高校の友達はみんな大学が決まって入学して先を進んでいる中、一人取り残されている感覚で、自分の決断が正しかったのか、本当に入学できるのかどうか、不安が多くありました。

もちろん楽しみという気持ちもすごく高かったのですが、なかなかTOEFLの点数が出ないためだけに、自分の英語力、あっちでの生活、全てにおいて多くの不安がありました。

留学した人の中で、行けばなんとかなるという人が多くいます。正直一理あるとは思いますが、行ってからは自分次第だとすごく感じました。僕は大学にいる日本人の先輩のおかげもあり、人に話しかける大切さを学べました。とにかく、いろんな人に話しかけり、友達になり会話をする。それをするだけでも勉強になるし、一日をより濃いものすることができました。

最初の学期を終えてみて、本当に毎日充実した生活を送ることができたと思いますが、ここで言う楽しさとは、遊びという意味ではなく、勉強、テニス、生活、友達関係全てにおいての意味での楽しさです。勉強面では、正直授業についていくのもきつく、全然何をしているか分からない時もありますが、その分あとで勉強したり先生に聞いたりすることで高い評価を取ることができました。まだ最初の学期だったこともあり、比較的簡単な科目が多かったこともありましたが、それでもすごく大変でした。これから更に難しくなっていくので引き続き気を引き締めたいと思います。

テニスでは、ナショナルには行けなかったものの1年目からRosterに選ばれ、他大学とのレベルの差を知り、自分のある程度のポジションを理解することができました。チームメイトはみんないい人ばかりで、すごく居心地が良かったです。次のSemesterは試合があまりなく、モチベを保つのが難しいと聞きます。2024年のシーズンに向けて、自分のレベルを上げナショナルに向けての準備期間にできればと思います。

最後に、これからアメリカの大学を目指そうとしている方へ。

僕は賢くはないので、どんな勉強をするべきだとか、効率のいい勉強などは正直まだよくわかりません。ですが、留学の楽しさ、素晴らしさはいくらでも伝えることができます。やっぱり、アメリカには日本で味わうことのできない多くの刺激があり、1日1日が本当に充実していました。もし少しでも挑戦してみたいという気持ちがあるなら是非挑戦して欲しいと思いますし、挑戦すべきだと思います。皆さんを応援しています。

―― 健斗君有難う。思っていた以上の大学生活をキックオフできたようで、本当に良かったです。もうすぐ新学期が始まると思いますが、またもうひとつステップアップする学期になればいいですね。応援しています!

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I-Con Playersレポート2023⓭

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今日は甲子園の決勝戦!同じ高校生の全国大会なのに、テニスと野球でこんなに応援が違うことにちょっと複雑な気もしますが(笑)、選手の皆さんは悔いのないよう最後の瞬間まで全力を尽くしてくれればと思います!

今日お話を聞いたのは、ケンタッキー州のUnion Collegeに進学した五十嵐凜さん。

高校はインターハイにも出て来る学校だったので、日本の大学へという選択肢もあったと思いますが、なぜアメリカの大学を選んだのか、また、実際に行ってみての1年目の正直な感想などを色々と聞かせてもらいました😊 

Rin Igarashi – Union College Ky

―― 凜さんはなぜ日本の大学じゃなくてアメリカの大学を選んだのですか?

👉 私がアメリカの大学に興味を持ったきっかけは高校時の先輩方で、先輩方がアメリカですごくキラキラ輝いているのを見て私にもチャンスがあるのなら頑張ってみたいと思うようになりました。また、英語を使っていろんなことを勉強して、将来は大学で学んだことを活かして仕事ができたらいいなとも思っていました。

―― アメリカに行く前の予想と、実際に行ってみての違いは何か感じましたか?

👉実は私はアメリカの大学に行くまでは、海外に行った経験がありませんでした。だから全ての面で積極性がないといけないと思っていたんですが、私が困っていると手や声を上げる前に助けてくれる人がたくさんいて、日本とはまた違った人の暖かさを感じました。

―― 1年目、秋学期と春学期を終えてみての正直な感想はどんな感じでしょうか?

👉最初の秋学期はテニスの試合が数試合しかなかったので、課題にかけられる時間が多くてよかったのですが、反対に春学期は試合がたくさんあって疲れてしまい、正直課題どころではありませんでした。これがアメリカの大学テニスかぁー、、と思いましたが、期限を守れるように優先順位をつけて早めに課題を終わらせるように心がけることができたことが、大変な時を乗り切れた秘訣でした。

一番苦労したのはやっぱり英語面ですね。英語に自信があってアメリカに行った訳ではなかったので、なかなか喋ることができなくてそれが苦しいと感じることもありました。初めは先生が指示したこともできなくて、クラスで置いてかれる体験を何度かしたこともありました。

ただ、一年間を過ごして少し会話ができるようになりました。2年生になったらグループワークのクラスがあると聞いているので、自分から積極的に発言できるようになりたいです。テニス部にもフレッシュマンがたくさん入って来るので、去年先輩たちから教えてもらったことを今度は私が伝えれあげられるようになりたいですね。

―― それでは最後に、これからアメリカの大学にチャレンジを考えてる高校生へ何かメッセージがあればお願いします!

👉私はアメリカの大学に行くことを楽しみにしている反面、正直言うと不安の方が大きかったです。高校生の方々も不安が多いと思います。でも、一年たった今、その不安は少しずつ自分の自信や楽しさに変えられています。皆さんも勇気を持って挑戦して欲しいなと思います!

―― 凜さん有難うございました。もうすぐ2年生が始まると思いますが、また新たな気づきがたくさんある一年になればいいですね。応援しています!

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I-Con Players留学レポート2023⓬

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今日は全日本ジュニア18歳の最終日。インターハイから続いたジュニア最後の夏の総決算ですね!

未来のI-Con Playersたちも悔いなく戦ってくれたようなら嬉しく思います。この後は秋の国内ITFシーズンに入りますが、高校3年生たちは英語の勉強にもそろそろ全力で取り組まないと間に合わなくなっちゃうので、ちょっと気持ちを切り替えて頑張ってもらいましょう!

少し間が空いてしまいましたが、夏休みで帰国中の大学生たちからもらっていたメッセージをラッシュで再公開していきます。最初のFreshman Yearを終えての感想を書いてくれた子があと何人かいます。

ワシントン州立大学に進学した中川由羅さん。中3の時には全中で、高3の時はインハイ、全日本ジュニアでも活躍しました。大学でも1年目からレギュラーメンバーとして活躍している由羅さんからのメッセージです😊 

Yura Nakagawa – Washington State University

👉 今年一年を振り返ってみると、アメリカに行く前は英語ほんとに話せるようになるのかなぁとか、とにかくアメリカに留学に行けること自体が夢のようで、何が何だか分からない感じでした。

入学前に3校の大学Visitに行ったけど、英語が全く分からないままVisitしたので、ここが違ったよ!と比べられるもののベースが無かったです笑 強いて言うならコーチの印象が違ったくらいですかねww 

3つの大学ともカラーが違って面白かったけど、その中で最終的にWSUに決めたのはチームメンバー同士がすごく仲良くて、ここだったら英語が出来ない自分でも暖かく受け入れてもらえるんじゃないかな って思えたからです😊

コーチから、秋学期が始まる前にちょっと早くおいでと言われて、6月から2ヶ月間英語の基礎クラスに出させてもらい(それも奨学金でカバー!)、わからないなりに何とか9月から秋学期がスタートしました。今でもまだ英語は全然わからない授業もあるけど、みんなに助けてもらいながら何とかついていっています。 

テニスについては今年1年は厳しい1年でした。シーズンが始まって序盤でシングルス1が怪我でリタイア。キャプテンもシーズン後半まで怪我で出れなくて、厳しい一年になりました。私自身はコーチとの方針が違うし、ぶつかることは沢山あったけど、出来ないなりの努力は出来たかな、、と。

日本にいたら経験出来ないことは、コーチと対等に話すこと。意見が違ったらお互いに何を考えてるのかってことを拙い英語でも一生懸命話せばちゃんと聞いてくれるし、コーチが自分に何を求めてるか、そういうところも理解しようと努力しました。

日本の大学に行っていたらまずもって部員が多いから、どこまでコーチと細かい意思疎通ができるかわからないけど。あと、キャンパスからコートまでの移動とかも(遠くても近くても)自分たちで行かなきゃだけど、アメリカは少人数のチームなので、コーチがそういう面も協力してくれることが違うかな。向こうで起こる一つ一つがとても素敵な経験になったかなと思います。

今年はテニスの方であんまり結果が出せなかったので、来学期からはもう少し頑張ります💪

来年はいい報告が出来ればいいなと思います!

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I-Con Players留学レポート2023⓫後編

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(前編から続く)

苦労したことは、やはりアメリカに行く前まで勉強というものにまともに取り組んできたことがなかったため、どのようにして勉強を行えば良いのか全くわからなかったことです💦

最初の1、2ヶ月は英語の問題もあった上に、勉強方法にも迷走しており、明日の授業のディスカッションのために30ページ以上本を読み、EconとCSの課題に取り組み、週一である4ページのエッセイを終わらせて、、、気づいたら朝の5時頃になっていることがざらにあり、本当に学校生活を生き抜くことで精一杯でした。しかし学校に慣れ始め、教授やクラスメートと活発に交流をとるようになり、自分自身のやり方を確立することができるようになってからはちゃんと睡眠時間を確保するようになりました(大きなプロジェクトやテスト期間中以外)。

一年目の思い出は、友達と教授に対する文句を言いながら夜通しプロジェクトに取り組んだことや、引退するSeniorのチームメイトたちにFreshman全員で全力でRoastをしたこと、兵役のため国に帰ってしまう友達にお別れをしたこと、ハロウィンに仮装してチームメイトたちとFraternities(学生寮のようなもの)を回りまくったり、期末試験を乗り越えた仲間と一緒にカナダ旅行に行ったり、これら以外でも語り尽くせないほど様々な思い出があります😊

勉強とテニスを両立することで精一杯ですが、遊ぶ時は全力で遊ぶことができる学校のため、メリハリをつけて学生ライフを送ることができました!

日本にいたらできなかった経験としては、友達と宗教のことで議論を交わしたことです。その子は韓国から来ていたのですが、生まれた時からクリスチャンで創造論や神が存在していることなどが彼女の常識としてありました。私は生まれも育ちも日本で、進化論を信じている無信仰の人間だったため、彼女の常識と真っ向から衝突しました。

もちろんお互いに排他的な精神で会話をしているわけではないし、これまでの人生においてさまざまな人と出会ってきているため人々が異なる考え方、常識を持っていることも理解しているつもりでした。しかし、心の中の何処かでは、私のあたりまえは他の人のあたりまえであると信じている節があり、実際に私の常識に真っ向から立ち向かってくる存在と相対すると、今まで私が客観的に見るとfixed mindだったということを思い知り、とても衝撃を受けました。

議論を交わし、お互いの常識を変えようという意思はお互いになく、お互いの意見、常識をシェアし、理解し合うことでより自分の世界が広がった感覚がありました。これは日本にいた時にはできなかった体験だったし、これからも宗教だけではなく、さまざまな文化や言語と触れ合っていく中で出会うであろう違いをより経験し、交流したいと思えるきっかけにもなった出来事でした。

今年できなくて来学期からチャレンジしたいことは、Investment clubに参加しているのですが、実際のお金を使って取引等に手を出すことはしなかったので、クラブメンバーと意見を交わしながらプランをたてて実際にお金を動かしてみたいですね!

⏩ 一慶、有難う。一年目からなかなかヘビーな大学生活のようですが、その分ものすごく充実してるようですね。今後は勉強面にも力を入れて大学進学を考えたいという子も増えてくると思うので、是非みんなの相談に乗ってあげてくださいね!

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I-Con Players留学レポート2023⓫前編

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北海道インターハイは団体戦が終わり、今日から個人戦が始まりました。団体戦は兵庫県の相生学院高校が女子優勝、男子準優勝と大活躍🏆 今日Freshmanレポートを書いてくれたのは、その相生学院出身の小熊一慶君です。 

一慶君はこれまでの相生の先輩達とはちょっと違った道を模索し、早くから勉強の方を重視して大学を目指すと決め、TOEFLやSATなどの勉強に集中しました。もちろんテニスは高校時代に一生懸命取り組んだこととして自己PRのエッセイに最大限活用し、見事リベラルアーツの名門、デポー大学から合格を勝ち取りました!💪

NCAA Div.3に所属する大学ですが、テニス部もしっかり活動していますし、勉強面もリベラルアーツならではの少人数教育でしっかり鍛えられているようです😊 

1年目を終えた一慶君からのレポートです。力作なので前編と後編の二つに分けてお届けします。

Ikkei Oguma – DePauw University

👉インディアナ州のDePauw Universityに留学中の小熊一慶です。実際にアメリカで一年目を終えて、振り返ってみると私自身が渡航前に想像していたものとは比べものにならないほど充実し、刺激的な毎日でした。私は大学をテニスではなく勉強に重きをおいて進学したため、勉強漬けになる日々を覚悟していましたが、実際は想定していたもの以上で、試験期間ともなると睡眠時間はほぼゼロで三日ほど寝ずにテスト対策をしていたことも多々ありました。

私の学校はリベラルアーツカレッジのため、1年生(2年生も)の間は興味がある分野、学びたいこと等、気になった授業を好きに取ることができるため、一年目では主にEconomicsやComputer Scienceの授業をメインで取りました。

アメリカの大学ということもあり、全ての授業においてディスカッションベースで授業が進み、最初の1、2ヶ月はクラスで発言することがものすごく苦手でしたが、徐々にクラスに馴染むにつれ躊躇することなく積極的にクラスに”participate”することができるようになりました。また、少人数制のため、同じ授業をとっていたクラスメートたちは一緒に数多くのプロジェクトや課題、examを共に乗り越えたまるで戦友のような感じになり、学期中はもちろん、休みの間でも連絡を取り合ったり、遊んだりしています。何人かの友達は今年の夏日本に遊びに来ます!

テニスにおいては、D3ということもあり、正直言うとかなり楽にできるやろなーって楽観視していたのですが、実際に練習に参加すると想像していたよりも活発で、練習もオンシーズンの時は週6で2時間半~3時間ほどの練習と、週2回1時間のトレーニングがあり、毎週末試合の予定が入っているみたいな感じでした。

テニスのレベルにおいても、勉強第一の学校だからすぐにメンバーぐらいなれるやろ!と思っていましたが、チームメイトたちもテニスに対して真摯に取り組んできたアスリートたちで、全力でテニスに励んでおり、逆に私自身がインスパイアを受けるほどでした。一年目は実際にTravel roster入りすることはできませんでしたが、来年こそは席を勝ち取りたいと思います!(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❿

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今日から8月。北海道ではインターハイが始まりました!将来のI-Con Player高校生たちもたくさん出場していて、1回戦から熱戦展開中です🔥

さて、アメリカの大学に留学中のFreshmanレポート。今日は一昨年のインターハイでも活躍した勝田匠君です。テキサス州のテキサス大学パーミアン・ベイシン校に留学中。 

1年目からレギュラーメンバーとして大活躍し、強豪校が集まるLone StarカンファレンスでPlayer of the weekにも輝いた勝田君ですが、「試合でのプレッシャーはあまり感じないけれど、対戦相手が強い相手との試合ばかりなので、結構タフ」なんだそうです。1年目を終えたフレッシュな感想をご覧ください😊 

Takumi Katsuda – University of Texas Permian Basin

👉 僕がアメリカの大学を選んだのは、やっぱり高いレベルでテニスも勉強もしたかったのと、挑戦という意味で全く別の環境でやってみたかったからです。行く前に想像していたことは、テニスのレベルが高いことや、ジムなどの施設がすごく立派で綺麗、また、周りの先輩たちからは、課題が多くてテストがしんどいという話も聞いていたので、色々なことを想像して渡米したんですが、本当にその通りでした。笑

勉強はやっぱり慣れとかもあるので、アメリカに行った当初よりかは春学期の方が楽にはなりました。テストの勉強とかはさすがにきついですけど。。ただ、勉強面は課題がたくさんあったり、テスト勉強をしないといけないのに、そんな中で春学期はシーズン真っ只中で毎週遠征があったりして、両方ベストを尽くすのは大変でした。

テニスは毎週いろんなタイプの人と試合をしたり、移動スケジュールもタフだったので、毎回全力が出せなかったりしたところがちょっと反省点です。プレッシャーはあまり感じませんが、対戦相手が強い相手との試合ばかりなので、結構タフです。今シーズンはナショナルに出場できなかった悔しさが残ったので、来年は何としても行けるようしたいと思っています!🔥

これからアメリカの大学にチャレンジを考えてる高校生たちへ

大学が決まるまでの勉強だったり、入ってからも勿論きついけど、その分楽しいことがあったり、コーチやチームメイトたちが支えてくれてテニスもいい環境の中で出来るので、入学前も入学後も1日1日を大事にしましょう。

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I-Con Players留学レポート2023❾

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Freshman Year振り返り。2人目はカリフォルニア州立大学ロサンザルス校に留学中の高村英果さん。

友達と過ごす毎日が楽しいという英果さんが、1年目の大学生活を振り返ってくれました😊 

Hideka Takamura – CAL State University Los Angeles

👉 私は渡米前、最初のセメスターが始まる前は、勉強もテニスも私生活も充実した日々を過ごせたらいいなぁ と思っていました。実際に行ってみるとこの一年、有難いことに周りの方々に支えられながらもバランス良く充実した毎日を過ごすことができました。一番苦労したことはやっぱり言語ですが、その面も自分の成長させたい部分ですし、苦労はしていますがそこも含めて充実しています!

私は高校に入学した時から大学はアメリカだけを考えていました。でも、いざ高3になって学校の友達や先生方の話を聞いていると、本当に大丈夫かな、、とか不安に思うことが多く、日本の大学も考える時期がありました。

今思えばアメリカに行きたいっていう気持ちを貫いて良かったと思うのですが、やっぱりあの時は学校で異端児?というか、一人だけ全く違う方向性の進路でしたし、周りはどんどん進学先が決まっていくし。。一般受験の子でも先生がサポートしていたりしたので、一日の多くを過ごす学校っていう空間で、分厚いSATの勉強とか、ひとりだけ雰囲気が違ったので孤独を感じることも多かったです💦

初志貫徹して入学して一年。これ!といった特別な思い出というよりも、私は友達と過ごす普通の毎日が楽しいです。テニスチームのお友達、学校で知り合ってできたお友達、みんなとそれぞれのことを共有しあったり遊んだりする経験は、留学しているからこそできる貴重な経験かと思います!

感じたこととしては、日本より個性を大切にしているなぁと思いました。だからこそ、一人一人の良いところが見えるし、自分の悪いところではなく良いところもよく見えるようになりました。新しい環境に挑戦したからこそ、アメリカの良さ、日本の良さ、それぞれに気づくことができています。

来年の目標は、チームにテニスでもそれ以外の面でももっと貢献できるようにしたいです。特に言語の壁もあって本当にチームのみんなには助けてもらっているので、少しずつでも恩返しをしていきたいです💪💪

進路として海外の大学を選ぶことは勇気がいる事だし、中途半端な気持ちだとやっていけません。でもだからこそ、この選択は自分を成長させることができると思います。大変なことも多いですが、頑張った分だけ自分のためになります。高校生の皆さん、応援しています!

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I-Con Players留学レポート2023❽

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先週、先々週と日本全国で全日本ジュニアの地区予選大会が行われ、各地域から将来のI-Con Playersたちから嬉しい知らせが届きました。見に行けなかった子たちはゴメンナサイ!次は有明で待っています!👍

さて、先々週までお届けしていたアメリカの大学を卒業した先輩たちの渾身のレポートに続き、今週からは大学1年目のFreshman Yearを終えた子たちからのフレッシュなレポートをお送りします🇺🇸

渡米前に想像していたこと、実際に行ってみてこんなところが違ったなぁとか、ここは思ったよりすごかったぞ っていうところを、感じたままに纏めてもらいましたので、どうぞご覧ください。

トップバッターは、ジョージア州のGeorgia Southern Universityに留学中の木島菜々花さん。

菜々花さんは高校時代はバリバリの部活で3年間を過ごして来ましたが、大学に入って高校時代とどんなところが違ったのかや、最初、なかなか自分の居場所を見つけるのが大変だったところからどうやってそれを乗り越えたのか など、素直なところを書いてくれました😊 

Nanaka Kijima – Georgia Southern University

👉私がアメリカの大学を選んだのは、一言で言うと新しいことに挑戦したかったからです。ITFの試合に出ていた頃から英語を話せたらカッコイイなとか、海外でプレーすることに興味がありました。ですがコロナが流行し試合に出ることも出来ず、ITFのランキングも上げることができなかったので、海外に行くのは厳しいかなという気持ちと挑戦してみたいなという気持ちで、なかなか進路を決められずにいました。

8月の全日本ジュニアが終わった後に、行かなかったらきっと将来後悔するだろうなと思い、アメリカの大学に進学することに決めてI-Consportsさんに連絡をとりました。スタートが遅かったこともあり、その後はとにかくTOEFLの勉強、勉強でした。自分は元々英語が得意というわけではなかったので、とても大変でした。

私はアメリカに行く前には、海外の人は凄くフレンドリーで誰にでも話しかけるみたいな勝手なイメージを持っていたのですが、実際に行ってみるとそうでもなかったです。ですが、仲良くなると日本とはまた違ったテンションでコミュニケーションを取るので、私は凄くそれが好きです。受け身ではなく自分から話しかけたり、分からないことがあったら自分から質問したりすることは、どこにいても凄く大切だなと思いました。

テニスについては、大学での練習は高校時代より自分の意見を言うことができる機会が多かったです。こんな練習をしたいと思えば、コーチに言ってそのメニューを取り入れてもらえることもありました。あとはコーチやアシスタントコーチにお願いして、個別に指導していただくことも出来ました。

日本の高校や大学のような厳しさはありませんが、思っていたより部活はしっかりとしているという印象を受けました。1年生なので先輩が優先ですし、全て1年生が準備しますが、チームメイトとは年関係なくみんな仲がいいです。

1番大変だったことは、やっぱりコミュニケーション!最初自分は全然チームメイトとの会話について行けなくて、勇気を出して話しかけても、聞き返されると自信を無くしてしまっていました。なかなか自分を表現できずに、自分の居場所がないような感じでした。

自分をわかってもらえなくて寂しい気持ちもありましたが、ただ、それを乗り越えるのに自分が何か特別なことをしたという訳でもありません。

時間が解決してくれるというところもあるとは思いますが、ひとつ言えるとしたら、英語が上手く話せなくても、とにかく沢山話しかけてみるといいと思います。自分は色んな人に自分から話しかけるのはそこまで得意ではないのですが、せめてチームメイトだけには話しかけるように心がけていました。本当に簡単な、昨日何したの?とかそういう質問でもいいですし、髪型とか服装を褒めるとかでも全然いいと思います。そうすることによって会話のきっかけが増えて自然にチームに溶け込めると思います。

やはり最初から上手くいくこともあまりないので、落ち込んでもいいので、自分のペースで焦らずに毎日挑戦していくことが大切で、そうすると周りもだんだん自分のことを理解してくれて助けてくれます。

今年の一番の思い出は、チームでNYに行ったこと。USオープンを観に行って、会場の雰囲気を味わうことができ、大坂なおみ選手と写真も撮ることができて一生の思い出になりました😆

今年は1年目だったので、試合と課題とで頭がいっぱいいっぱいでした。なので、来年はやることはしっかりやって、もっと楽しみたいなと思います。友達もたくさん作って、たくさんの場所に行ってみたいです💪

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I-Con Players留学レポート2023❼

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Honoka Nakanishi – APSU → University of Evansville (Master)

オースティン・ピー州立大学を卒業し、今はエバンズビル大学の大学院でアスレティックトレーナーになるための勉強をしている中西ほの香さん。I-Con Sportsがサポートしている子たちの中には、この分野の勉強に興味のある子が結構います。今回ほの香さんにお願いして大学・大学院生活について紹介してもらいましたが、後日、ウエビナーで詳しくお話を聞ける機会をセッティング予定です! お楽しみに😊

👉はじめまして、中西ほの香です。私は昨年5月にテネシー州にあるAustin Peay State Universityを卒業し、今はインディアナ州にあるUniversity of Evansvilleの大学院に通っています。

留学に興味を持ったきっかけは、もともとアスレチックトレーナーという職業に興味があり、それをアメリカで勉強できることを知ったことです。日本にもATの職業はありますが、アメリカではATCは国家資格で、日本よりスポーツが盛んなアメリカで学びたいと思いました!

大学3年半と大学院1年の計4年半を経て、アメリカでの生活にはもう慣れましたが、最初の1、2年は正直辛いことの連続でした。毎日が知らないことの連続、新しい環境での生活、人間関係、言語の壁… それにだいたいの人は秋入学が多いと思いますが、私は春入学(1月入学)をしたので一緒のクラスを受ける友達もいない+シーズンがいきなり始まった ため、本当に最初のセメスターは大変でした💦

チームメイトや友人、コーチのサポートのおかげでクラスには無事ついていくことができましたが、その中でもスケジュール管理はとても大事だと思います。それは留学する前からでもできると思うので、自分のスケジュールの管理の仕方や時間の使い方に慣れるといいと思います。テニスチームはいつもGPAの平均が高くて、チームメイト全員が勉強にもテニスに対してもモチベーションが高く、私も自分が足手纏いにならないよう必死に頑張りました。

あともう一つ、私は大学、大学院ともに小規模の大学に行きました。この選択は本当に人それぞれだと思います。大規模でも小規模な大学でもそれぞれメリット・デメリットはあると思うので、自分がどんな環境で学びたいか、テニスをしたいかを考えるといいと思います。私の性格的には、小さいクラスで生徒と教授の距離が近いAPSUは自分に合っていたかなと思います。それに小規模+田舎だったので、シニア(注:4年生)になるまで日本人留学生がいませんでした。最初はきつかったけど、それも英語の成長につながったので良かったと思います。

APSUではExercise Scienceを専攻し、Anatomy & Kinesiologyがベースになっているのですが、それに加えて運動の仕方だったり、トレーニングメニューの組み方などの基礎を学んでいました。大学院に進んで1年目は更に専門的にAT関係のことを学んでいきますが、午前は教室で座学、午後は実習っていう感じです。

留学での苦しかった思い出楽しかった思い出、全てを振り返ってもこの選択に後悔はなく、日本にいる時とは違う経験ができました。色々な国の人と出会い自分の普通は彼らの普通じゃないことにも気づくことができました。価値観の違い、文化の違い全てにおいて受け入れる力は強くなった気がします。

8月からは大学院2年目が始まり、インターンづけの毎日になりそうです。今まではStudent-Athleteとして、そしてこれからはその人達をサポートする側として、今までの経験を活かして頑張りたいと思います💪🏻

▶ありがとう! ほの香さん自身がStudent-Athleteを経験していることが、今後のアスレティックトレーナーとしての生活にいろんな気づきをもたらしてくれるんでしょうね。是非また色んな話を聞かせてくださいね😊