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I-Con Players留学レポート2023❼

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Honoka Nakanishi – APSU → University of Evansville (Master)

オースティン・ピー州立大学を卒業し、今はエバンズビル大学の大学院でアスレティックトレーナーになるための勉強をしている中西ほの香さん。I-Con Sportsがサポートしている子たちの中には、この分野の勉強に興味のある子が結構います。今回ほの香さんにお願いして大学・大学院生活について紹介してもらいましたが、後日、ウエビナーで詳しくお話を聞ける機会をセッティング予定です! お楽しみに😊

👉はじめまして、中西ほの香です。私は昨年5月にテネシー州にあるAustin Peay State Universityを卒業し、今はインディアナ州にあるUniversity of Evansvilleの大学院に通っています。

留学に興味を持ったきっかけは、もともとアスレチックトレーナーという職業に興味があり、それをアメリカで勉強できることを知ったことです。日本にもATの職業はありますが、アメリカではATCは国家資格で、日本よりスポーツが盛んなアメリカで学びたいと思いました!

大学3年半と大学院1年の計4年半を経て、アメリカでの生活にはもう慣れましたが、最初の1、2年は正直辛いことの連続でした。毎日が知らないことの連続、新しい環境での生活、人間関係、言語の壁… それにだいたいの人は秋入学が多いと思いますが、私は春入学(1月入学)をしたので一緒のクラスを受ける友達もいない+シーズンがいきなり始まった ため、本当に最初のセメスターは大変でした💦

チームメイトや友人、コーチのサポートのおかげでクラスには無事ついていくことができましたが、その中でもスケジュール管理はとても大事だと思います。それは留学する前からでもできると思うので、自分のスケジュールの管理の仕方や時間の使い方に慣れるといいと思います。テニスチームはいつもGPAの平均が高くて、チームメイト全員が勉強にもテニスに対してもモチベーションが高く、私も自分が足手纏いにならないよう必死に頑張りました。

あともう一つ、私は大学、大学院ともに小規模の大学に行きました。この選択は本当に人それぞれだと思います。大規模でも小規模な大学でもそれぞれメリット・デメリットはあると思うので、自分がどんな環境で学びたいか、テニスをしたいかを考えるといいと思います。私の性格的には、小さいクラスで生徒と教授の距離が近いAPSUは自分に合っていたかなと思います。それに小規模+田舎だったので、シニア(注:4年生)になるまで日本人留学生がいませんでした。最初はきつかったけど、それも英語の成長につながったので良かったと思います。

APSUではExercise Scienceを専攻し、Anatomy & Kinesiologyがベースになっているのですが、それに加えて運動の仕方だったり、トレーニングメニューの組み方などの基礎を学んでいました。大学院に進んで1年目は更に専門的にAT関係のことを学んでいきますが、午前は教室で座学、午後は実習っていう感じです。

留学での苦しかった思い出楽しかった思い出、全てを振り返ってもこの選択に後悔はなく、日本にいる時とは違う経験ができました。色々な国の人と出会い自分の普通は彼らの普通じゃないことにも気づくことができました。価値観の違い、文化の違い全てにおいて受け入れる力は強くなった気がします。

8月からは大学院2年目が始まり、インターンづけの毎日になりそうです。今まではStudent-Athleteとして、そしてこれからはその人達をサポートする側として、今までの経験を活かして頑張りたいと思います💪🏻

▶ありがとう! ほの香さん自身がStudent-Athleteを経験していることが、今後のアスレティックトレーナーとしての生活にいろんな気づきをもたらしてくれるんでしょうね。是非また色んな話を聞かせてくださいね😊 

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I-Con Players留学レポート2023❻後編

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Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (2/2)

(前編から続く)

👉これまで良いことばかりお話ししてきましたが、厳しいことを言うと、この経験や今ある環境は、アメリカの大学に行けば誰にでも手に入れられるとは思いません。私は英語力を身につけたいと強く思っていたので、日本人が誰1人いない大学を選択しました。

そのため、周りに日本語で相談するクラスメイトやチームメイトもいなく、毎日チューターサービスを利用したり、教授へ積極的にコンタクトしたりして英語力を身につけようと努力をしました。

また、(前にお話ししたことがあると思うのですが)テニスチームにはスペイン語を話す子がチームの9割で、英語を話す環境にするのにも苦労しました。さらに、就活は大学2年次から始めて、時差の関係で夜中や朝方までインターン・面接を受けていました。これらの苦労と努力あっての今だと思うので、私はそう簡単に誰でもアメリカの大学に挑戦した方がいいとは言えません。

当然、アメリカの大学に進学すれば日本に帰りたいと思うし、大学を辞めたい、テニスも辞めたいと思うこともあります。将来についてもとても不安になります。でも、そんな苦しい環境を乗り越えるための努力をする強い気持ちがあれば、アメリカの大学に挑戦していいと思うし、頑張った分だけ将来自分に大きな成功が返ってくると思います。

この文章を読んで更に挑戦したいと思った高校生の方や、今アメリカの大学で大変な思いをしている方がいらっしゃるなら、いつでも相談に乗りたいと思っています。アメリカの大学では、沢山苦労して挫折もしながら人生で1番最高な青春を味わうことができると思います!応援しています!

▶歩果さん、有難う。ほのかは在学中の3年半の間にコロナもあって大変だったと思うけど、2回もNational Championshipに出場して、チームメイトみんなから好かれる中心選手として活躍したね。最初大学に入った時はとんでもなく心細かったと思うけど、強い気持ちで勉強とテニスに励んでいたのが印象的です。新社会人おめでとう!きっとほのかなら会社に入ってもみんなに可愛がられて、また新しいチャレンジが出来ると思います。これからもまた仕事の様子など、教えてね。

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I-Con Players留学レポート2023❻前編

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テネシー州のTennessee Wesleyan Universityを卒業した辻歩果さんから、大学生活の思い出と、実際に就職してみて思ったことなどをメッセージに書いてくれました😊

歩果さんは3年半ですべての単位を取り切り、昨年12月に大学を卒業。今年の4月から新社会人として働き始めています。前編後編に分けてお届けします。

Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (1/2)

👉 私がアメリカの大学を目指した理由は2つあって、1つ目は将来、就職活動時に企業から欲しい!と思われるような人材になりたかったからです。

中高生の頃は、グローバル人材が日本の企業にとって今後貴重で、重要人材だと言われていました。私は日本が大好きなので日本の企業で働きたく、日系企業にとってその貴重で重要な人材になるには本場の英語を学ぶことが必要だと思い、アメリカの大学進学を考え始めました。自分の性格上、常に目標を持って何かに取り組むことが多く、就職について考えた時にこの考えに行き着きました。

2つ目は、足を踏み入れたことのない地で自分のテニスを1から挑戦したかったためです。

小学1年生からテニスを始めた私は、高校生の頃には今までに何回も試合をしてきた人と対戦することが多くなっていました。正直、やりきった感もあり、大学ではテニスを続ける気はありませんでしたが、そんな中で海外の大学でテニスをする選択肢があるのを知り、今まで行ったことのない国で異国の人と対戦することにすごく興味を持ちました。

これらの経緯から、今までやってきたテニスを辞めて日本の大学に進学するよりも、テニスを活かして海外の大学に行って自分を磨くことを目指すようになりました。

👉 実際、身についたこととしては、英語力以外にも忍耐力や挑戦力、それから異国の人と生活し助け合った経験などが挙げられます。アメリカの大学に行ったことで、英語だけでなくそれ以上に得たことが沢山あったと身に染みて感じています。

今、日本の企業で働いていてとても感じていることですが、有難いことにグローバルに挑戦している日系企業から内定をいただき、また、その中でもグローバルに挑戦している部署に1年目から配属されました。

1年目からそこの部署に配属されるのは私1人で、今までに前例もなかったみたいですが、それは私が賢いからではもちろんなくて、インターンや面接などを通して受け取っていただいた私の経験やキャラクターが理由だと感じています。

当たり前のように、毎日わからないことだらけで日々悪戦苦闘していますが、この会社で、この部署で、この環境でいられるのもこれまで私がやってきたことが報われているのかなと思っています。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❺後編

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Momoka Horiguchi – University of Texas at Arlington

(前編から続く)大学院のMBAの授業では、これまでビジネス学部で習った内容の応用や、さらに深掘りしていくような授業内容でした。大企業の実例を用いたグループプロジェクトや、大学周辺にある中小企業へのコンサルタントなど、学んだことを社会でどう応用していくかという内容が多かったです。そして、テニス人生最後の1年もとても充実したものでした。新入生が多い年でチームの雰囲気もガラッと変わり、大変な時期もありましたが、最終的には大学歴代最高の全米チームランキングも得ることができました。個人的にもとても満足のいくかたちでテニスを引退することができました🎾

大学院2年生は、チームのアシスタントコーチとして活動しました。院生アシスタントコーチへの奨学金もあるので、元スチューデントアスリートで大学院に進学する人は大学チームのアシスタントコーチとして活動することは一般的です。また違った視点からチームを見ることができ、外国人相手にアメリカで働くという点からもとても良い経験ができたと思います。

今後は日本で就職する予定です。この先何をしようと6年間アメリカで経験してきたことは私にとって大きな財産であることは間違いありません。もちろん大変なこともたくさんありますが、日本では経験できないことをアメリカ生活を通してたくさん経験することができました。英語以上にたくさんのことを学び、自分自身少しは成長できたかと思います。アメリカの大学を選び、アメリカの大学院に進学して本当に良かったです。

これからアメリカの大学や大学院に挑戦しようと考えている方々、挑戦する価値は十分にありますよ!頑張ってください💪

▶桃果さん、有難う。Student-Athleteとして活躍しながら、MBA取得での卒業は本当に素晴らしいですね!これから新しい人生の第二幕が始まりますが、桃果さんならきっとまた大きな花を咲かせてくれると思います。昨年の夏もインタビューさせてもらいましたが、いつも刺激ある話をしてくれる桃果さんの将来が、輝かしいものになりますように!

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I-Con Players留学レポート2023❺前編

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テキサス大学アーリントン校の大学院を5月に卒業した堀口桃果さん。学部の4年+大学院の2年で通算6年間のアメリカ生活を振り返ってメッセージを書いてくれました😊 前編・後編の2つに分けてお届けします。

Momoka Horiguchi – University of Texas at Arlington

👉テキサス大学大学院アーリントン校でMBAを取得しました堀口桃果です。大学時代を含めた初めの5年間はスチューデントアスリートとして過ごし、6年目(大学院2年目)は院生アシスタントテニスコーチ(Graduate Assistant) として活動していました。

まず初めに私がアメリカの大学へ進学したいと思った理由は、多様な環境で新しいことに挑戦することで自分自身を成長させられると思ったからです。大学附属の中高一貫校に通っていた私は、誰もが自分のことを理解してくれている環境に居心地の良さを感じる反面、緩さも感じていました。そのまま大学に進学することも出来たのですが、もっと刺激ある日々を送りたいと思い、テニスと学業の両立ができるアメリカの大学への進学を決めました。

大学ではビジネス(学部) を選び、3回生でマーケティング(学科)を専攻することに決めました。1年生の時は英語力が無さすぎて、授業に全くついていけていませんでした💦。テニスの練習でもコーチの説明など理解できないことが多かったです。それでも分からないことは分からないと伝え、自ら周りの人に助けを求めることでなんとか乗り越えることができました。意思表示をすることで周りから信頼も得られたかと思います。海外経験が全くなかった私は文化の違いにも驚くことはたくさんありましたが、違いを理解しようとすることで少しずつ受け入れられるようになったと思います。

2回生になる頃には環境にも慣れ、英語力も自信も少し付きました。それなりにアメリカの大学のシステムを理解し、授業にもついていけてる!と感じられるようになりました。テニスでも全米シングルスランキングを得るなど、結果も出るようになりましたが、シーズン中盤で手術を受けることとなり、少し残念なかたちで2年目を終えることになりました。

3回生でチームのキャプテンになり、アメリカ大学生活も後半戦ということで、テニスももっと頑張ろうと思っていた矢先に残念ながらコロナ感染症によりシーズンは中断となり、全ての授業はオンラインとなりました。この頃から、手術やパンデミックによって思うように活動できなかったテニスシーズンと留学生活を取り戻したいと思い、大学院への進学を考え始めました。

4回生の初期にはもう大学院進学を決断していたのですが、学生終了後はテニスを引退すると決めていた私は、15年以上続けたテニスを満足できる形で引退したいと強く思い、大学院に進学してテニスをもう1年(コロナイヤー特例で5年目)続けようと決意しました。また、一度始めたことは最後まで突き詰める性格の私は、大学院でもビジネスを学びたいと思い、MBA取得を目指すことにしました。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023④後編

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Taiki Umeda – Davis & Elkins College(後編)

(前編から続く) 自分が思い描いていたアメリカと実際のアメリカのギャップが1番あったのが、食べ物です。私は食べるのが好きなのですが、特に大学の食堂のご飯は想像以上でした💦 基本的に同じ食べ物ばかりで(例えばピザ、パスタ、バーガーなどです)、日本からアメリカに行く時は、スーツケースの半分を日本食にして持って行き、それが無くなったら日本から送ってもらったりしていました。

大学に行く前の私のイメージとして、大学に行ったらアメリカ人と関わることが基本なのかなと思っていましたが、アメリカの大学と言ってもチームには色々な国から来ており、アメリカ人がいないところもあります。私の行っていた大学は、チームメイト全員が違う国からの出身でした。なので、私はアメリカ人の友達より他の国からの友達の方が圧倒的に多いです。これは良い点もあり、アメリカ人の英語より英語が第2外国語の人の方が英語が聞き取りやすく、また私の文法が変な英語であっても理解してくれることが多いです。色々な国の人と関われたことは、なかなかできないいい経験だったと思いました。

私は5月に卒業して日本に帰って来ましたが、10月から専門商社で社会人として働き始めます。

就職活動の時は面接で大学名を聞かれますが、アメリカの大学でStudent-Athleteとしてやっていたということはとてもインパクトがありました。自分の考えでは、アメリカに行ってテニスも勉強も頑張ってきたことや、チャレンジ精神、忍耐力、また目標達成力は必ず評価されると思います。

また、アメリカの大学テニスは個人戦よりもチーム戦が主体なので、チームワークという面でもアピールできます。企業はチームの中でどのように働けるかを見ています。大学でチームメイトが全員違う国からの出身者で、その中で自分を出してチームワークを形成した事は、日本の大学では得られないエピソードだと思います。アメリカの大学でも自分がチャレンジしたことは必ず就活で活きてくるので、就職についての心配はそこまでしなくて良いと思います。

最後に、これからアメリカの大学を目指す子にメッセージなのですが、色々心配なことや不安があると思いますが、日本で英語もテニスもしっかりと準備をしてやれることをやったら、あとは思い切って飛び込むだけだと思います。大学に行く前に準備したことは、必ず大学で生きてくると思います!

▶大貴、有難う。あっという間の大学生活でしたか?それとも4年間、長かったかな? 充実した大学生活だったと思います。

卒業おめでとう!10月から新社会人とのことで、新天地での活躍を祈念しています💪

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I-Con Players留学レポート2023④前編

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ウエストバージニア州のDavis & Elkins Collegeを5月に卒業した梅田大貴君が、大学生活の思い出と、就職活動で気づいたこと、また、高校生の皆さんへのメッセージを書いてくれました😊 4年間を振り返った力作なので、前編後編に分けてお届けします。

Taiki Umeda – Davis & Elkins College(前編)

👉こんにちは!梅田大貴です。私はUniversity of the Cumberlandsに2年行った後、3年生からDavis & Elkins Collegeに編入し今年の5月に卒業しました。

私が日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだ理由は、将来は海外で活躍できる人間になりたいと漠然と考えていたからです。私がまだ小さかった頃、叔父に将来は海外に行きなさいと言われました。その時はよくわかっていなかったのですが、大学進学を考えるタイミングで今が海外に行くチャンスだと思いアメリカに行くことを決めました。

アメリカの大学のメリットとしては、やっぱりまず奨学金がもらえることですね。金銭面は大事です。次に、英語を学びながら自分の学びたいMajorを勉強できるところ。これは一石二鳥と思いました。日本の大学だと、英語を専攻するか、英語を学ばないで他の専攻を勉強するしかないからです。

テニスについては、自分は大学に行くまで海外の選手とテニスをしたことがなかったので、海外の選手と練習や試合ができることは大きな魅力で、私にとってそれはとても新鮮でした。私は中学生の時はITFの試合出れるようなレベルではなく、また高校では部活命で頑張っていたので海外の試合に出る機会がありませんでした。そんな私にとって様々な国から選手が来るアメリカの大学テニスはとても魅力的で、挑戦してみたいと思いました。

ただ、渡米してまず最初に苦労したのは、みんなが何を言ってるかわからなかったことです。とにかく、自分の周りで何が起きてるかを把握するので精一杯でした。授業では教授が言ってることがさっぱりわからない、チームの練習ではコーチの指示がわからない、チームメイトといる時も何の話をしてるかわからない、とにかくわからないことだらけでした。

ですが、失敗を恐れずにわからないことがあったら聞く、そして自分の思っていることを伝えようとすることは大事です。日本語ならとても簡単なことですが、英語になるとなかなか大変です。なので、相手の言っていることがわからなくても、自分の言っていることが伝わらなくても、めげずに自分からコミュニケーションを取りに行く。それで英語も上達すると思いますし、メンタルも鍛えられます。

テニスの面では、日本と比べると練習量が少ないことに驚きました。私が行っていた大学では、基本的には平日でも土日でも練習は2~3時間でした。高校の部活とクラブチームで練習していた自分にとっては、最初は物足りないなと思っていました。ですが、大学で気づいたこととして、短い時間の中で集中して効率よくやる大切さを学びました。今思えば高校では練習時間が長くてダラダラやっていたところもあったと思います。なので、短い時間の中で効率よく練習することは、私にとって慣れるのは大変でしたが良い経験でした。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❸後編

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Chie Kezuka – Iowa State University ➽ Rice University

(前編から続く)

もう一つの理由は、せっかく5年目のエリジビリティ(※注: 選手資格)が残っていて、奨学金(学費+生活費等)をいただけるなら、学部生を5年間やるよりも、1年間でも(私の場合は約1年半の予定ですが)大学院に進む方が将来のためにもなるし、自分にとって大きな収穫になるのではないかと考えるようになったことです。

大学院への入学が決まったのは4月28日ですが、早速もう5月31日から大学院の授業が始まっています。週1で3時間半、セントラルタイムの午後6時から9時半まで(日本時間では朝8時から11時半まで)Zoomで授業があります。3時間半のうち3時間近くがディスカッションのため、学部生ではなかった授業の様式に驚いています。授業は予習をしっかりすればなんとかついていけますが、ディスカッションに積極的に参加するのが難しいです。。が、これから一生懸命くらいついて頑張っていきたいと思います。

大学院では、これまですでに3回の授業に参加しましたが、私の入学したプログラムは、生徒の7~8割が学校の先生だったり、学校の先生をしたことがある人たちで、ほとんど年上の方です。他にもボランティア活動をしている人や、非営利組織で活動している人などがいますが、他の生徒の方から学ぶことがとても多いです。今はZoomでの授業ですが、秋学期の初めての対面授業に参加するのが今からもう楽しみです。

MLS(Master of Liberal Studies: 私の大学院でのプログラム)では、全ての授業でB以上を取らないと落単になってしまい、1年半で卒業できなくなってしまうため、毎週の授業に一生懸命ついていき、今夏をとりあえずパスできるように頑張りたいです。

これから様々な場面で色々なことにチャレンジする方々に、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

▶智瑛さん、有難う。Iowa Stateでは創部以来初の全米選手権ベスト8進出と大活躍でしたが、今度はまた新たな場所でのチャレンジですね!

4年間の学部生を終えた後は、こんな進路もあるよということが後輩たちや高校生たちにわかってもらえればと思います。また時々大学院生としての生活の様子を教えてくださいね。

Congratulations !

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I-Con Players留学レポート2023❸前編

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アイオワ州立大学(ISU)を5月に卒業し、6月からテキサス州ヒューストンにある名門ライス大学の大学院に進学した毛塚智瑛さん。ISUでは同校を創部初の全米選手権ベスト8に導く原動力となった智瑛さんが、大学院へ進学した理由や、どんな勉強をしているかについて話してくれました😊

長編なので、前編・後編に分けてポストします

Chie Kezuka – Iowa State University ➽ Rice University Graduation School

👉こんにちは!Iowa State Universityを今春卒業し、今夏よりRice Universityの大学院に進学した毛塚智瑛です。

今回は、なぜ私が大学院に行こうと思ったのか、どんなことを勉強するのか、そのほか大学院でチャレンジする意気込みなどについてお話したいと思います。

私は1年生の時にパンデミックが起きた影響で、Iowa Stateでの4年間にプラスであともう1シーズンプレー出来ることとなり、3年生になった頃に、そんな機会がせっかくあるなら大学院に行った方が自分の将来のために良いのではないか?と考えるようになりました。

正直なところ、恥ずかしながら将来自分がしたいことがまだはっきりと見つかっておらず、それを見つけるために大学院に進みたいと思った節もあり、大学院ではLiberal Studiesを勉強することにしました。人文科学、社会科学、自然科学の3つの分野から2学期以降1つに絞り、それについて残り1年は研究に費やす、1年半(2024年秋卒業予定)のプログラムです。

Iowa Stateでは広告学を専攻し、副専攻としてHospitality Managementを勉強していました。大学入学時は、デザイン、主にグラフィックデザインを専攻しようと考えていましたが、課題の多さについていけず、2年生になる前に、グラフィックデザイン、写真編集、動画編集、フォトジャーナリズムなど、どのような形でもデザインにもかかわることができる広告学に専攻を変更しました。

広告学はLiberal Artsの学部に入っていたため、広告学についての授業だけでなく、他にもたくさんの種類の授業を受けることができました。その中で、色々な種類の授業を受けるスタイルが気に入り、自分がもっと追求したいことを見つけるため、大学院に進学したいという気持ちが大きくなっていきました。(後編に続く)