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Ryosuke Sowa – University of Hawaii at Hilo

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓲🎾
Ryosuke Sowa (Sr.) – University of Hawaii at Hilo

今週からは大学の4年間を終えた子たちからのメッセージです。卒業して就職する子もいれば、大学院に行く子や、そのままもう一年最後のEligibilityを使う子など、様々です。

トップバッターはハワイ大学ヒロ校(NCAA Div.2)に留学中の宗和亮介君。あともう一年、最後のEligibilityを使って5年目の大学生活。コロナを挟んで、途中でTransferも経験した亮介君の波瀾万丈のメッセージは力作です。
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みなさんこんにちは、宗和亮介です。僕は今年の5月でアメリカでの学生生活4年目を終え、次の秋セメスターから5年目に突入します。僕の4年間はスタート前からかなりバタバタでした。
高校3年のインターハイ時に某W大学から推薦を頂いた僕は、他のスポーツ推薦と指定校推薦を全て断ってその大学を受けましたが、結果は不合格でした。この時点で11月でした。そこから1月のセンター試験に向けて勉強を始めましたが、2ヶ月の勉強で志望大学に受かる訳もなく、浪人を考えていました。
そんな時に出会ったのがI-Con Sportsでした。そこからは英語漬けでした。2月にスタートして8月の入学に間に合ったのはラッキーとI-Conのサポートが大きかったですが、この短期間で集中して点数を上げれたことは良かったと思います。

アメリカでの生活はアラバマ州のDivision 1、Jacksonville State Universityでスタートしました。英会話はほぼできず、頼れる日本人が1人もいなかったために1年目は全てが手探りでした。アラバマ州はアジア人が少なく、人種差別も少しあるような場所でしたので、治安的にはあまり良くなかったと思います。
チームはコーチ陣含めアメリカ人が1人もいない多国籍チームでしたが、僕以外は全員スペイン語圏かヨーロッパ出身だったので、コミュニケーションや文化の違いに苦労しました。リョウスケと発音できず、彼らは僕をライオやウイスキーなどのニックネームで呼んでいました。ただ、男女共に仲が良く、毎週パーティーをするチームだったことは騒ぐのが好きな僕にとってはラッキーでした。

勉強やテニス、言語、生活そのものにも余裕がなかった僕でしたが、いつも誘ってくれたチームメイトには感謝しています。(僕が呼ばれれば必ず駆けつけていたからでもあるでしょうが。。)
2年目になると多少余裕もでてきて、1年目に試合になかなか出場できなかった僕としても、Conference決勝で敗れたチームとしても重要な年になるはずでしたが、コロナによりシーズンが途中で無くなってしまいました。

僕がトランスファーを考え始めたのはコロナが流行る少し前でした。アラバマ州以外での生活も経験したかったことと、試合の出場機会を増やしたかったことが理由でした。トランスファーを選んだことは後悔していませんが、コロナもありJSUでは不完全燃焼で終わってしまったのが悔やまれます。しかし、Division 1のテニスを経験できたこととディープな地域で2年間生き残ったことは、確実に現在に活きています。

3年目からはトランスファー先であるハワイ州のDivision 2、University of Hawaii at Hiloでプレーしています。この大学を選んだのは、コロナ前のNationalでベスト4だったこととコーチと縁があったためです。(正直ハワイだからというのも大きかったですが)
この大学は観光客が多く集まるオアフ島ではなくハワイ島にある大学で、海と山と火山岩地帯が広がる平和な場所です。Division 1のJSUのように施設が整っていていつでもトレーナーの施術を受けられたり、ストリンガーがガットを張ってくれるということはなく、住む場所もオフキャンパスなので、ガット張りや買い出し、自炊洗濯など全て自分でやる必要がありました。
しかし裏を返せば自分のペースで生活することができ、積極的に動けばその分できることも増えるため僕には合っていました。空き時間を見つけては自主練や他のスポーツをしたり、海に行ったりととても充実しています。また、シーズン中の遠征は全て飛行機で移動し、一回の遠征が1週間以上になることが多いことは、遠征はいつもバス移動で週末返上だったJSUより僕が気に入っている点です。

ハワイ1年目はコロナの影響で授業が全てオンラインになったため、ハワイ出身の1人と僕以外のチームメイトは自国に残りました。そのため、最初の半年はチームでの練習ができず、大半のチームメイトやクラスメイトに会えずに過ごしました。
しかしチームメイトが帰ってきてシーズンが始まると、半分が新しいメンツにも関わらずコーチ含めて家族のように仲が良く、テニスもD1と遜色ないレベルで、良い雰囲気のままConferenceとRegionalsで初優勝、そのままNationalでベスト4でした。
しかし僕自身はConference前のリーグに数試合出ただけでNationalでのプレー機会を逃しました。2年目だった今年のシーズンはチームとしては惜しくもあと一歩のところでNationalを逃しましたが、僕個人としては去年の戦績により招待されたIndoor Nationalでプレーしたりと出場機会が増えてきているので、来シーズンはチームの中心となって活躍してNationalで勝つことを目標にしています。

シーズンの途中キャンセルによってエリジビリティ (注: 大学でプレイする資格) がまだあること、テニスでの目標をまだ達成していないこと、ハワイを気に入っていることなど、もう1年大学に残る決断をした理由はいくつもありますが、5年目を悔いのないよう全力で楽しむつもりです!

この4年で特に大事だと学んだのはとにかくアクションを起こすことです。例え言葉が通じなくても上手く行かないことが多くても、積極的に自発的に行動を起こすことが大切だと学びました。
ラッキーなことに今はテニス留学を実際にしている日本人がたくさんいます。そして、想像しているよりもたくさんの選択肢があります。まずはアクションを起こしてみましょう。僕達は喜んで質問に答えますし、いつでもウェルカムです!

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【留学説明会・個別相談会 in 大阪】

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【留学説明会・個別相談会 in 大阪】

8月23・24・25日 大阪・うつぼで開催!

アメリカの大学へ🇺🇸

テニスだけじゃない、勉強だけじゃない「文武両道」の留学🎾

下記以外の時間帯の個別相談も相談に乗ります

お申込みは下記URLから↓(現在受け付けは終了しております) 

https://ws.formzu.net/sfgen/S59718652/

お問合せは info@i-consports.jp までどうぞ。

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Recruiting Video 撮影会

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大学のコーチにアピールするためのプロモーションビデオの撮影を行いました。

この後、9月、10月にも撮影会を予定しています。

アメリカの大学への留学に興味がある高校生は、I-Con Sports Japanまでご連絡ください!

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Shunya Maruyama – University of Nebraska – Lincoln

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🎾I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓱🎾

Shunya Maruyama (Jr.) – University of Nebraska – Lincoln

ネブラスカ大学 (NCAA Div.1) に留学中の丸山隼弥君が、大学での3年間について紹介してくれました。コーチや仲間と一緒にチームを作り上げていった、その心意気!次の2年間でまた新しい世界が見えてくるはずです😊 Let’s go Shunya !!

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アメリカでの大学生活も3年が過ぎ、入学する前では全く考えられないほどテニス面でも日々の生活面でもとても充実した時間を過ごせています。テニス面では3年目にしてようやくチームがシーズン成績9勝14敗。BIG TENカンファレンスでは5勝で5位。ナショナルランキングにも入るほどに成長することが出来ました。

周りからみると大したことのない結果でも、僕達からみると大成長でした。僕が入学してから2年、チームの総成績は4勝25敗、、最悪でした。それでも苦しい中、チームのコンセプト「1% better everyday」を大切に、コーチ2人と選手約10人の小さなグループで全てを変えていこうと努力してきた期間は、辛いながらも貴重な経験でした。大学に入ってからは個人よりもチームで成長していくことの楽しさ、難しさ、本気度、みんなで良い結果を出した時の達成感を強く感じます。

トランスファーしようと思わなかったの?と聞かれることもありますが、コーチとチームメイトが単純に好きだったのと、アスリートの施設は完璧だし、チームもこれから強くなるっていう感覚があったんで残りました! 人間関係に恵まれていたのが大きかったので、それを手放すのが逆に怖かったです😂

学校生活では、入学して約半年間は自分が思っていた以上に英語が話せず、授業やチームメイトとのコミュニケーションが不自由で、思い通りにいかないことが多くありました。チームでのミーティングでも授業のディスカッションでも、自分が言いたいことが言えないということが多くのストレスになっていました。

多くの人がアメリカの大学は宿題やテストが多くて大変というイメージ持っていると思いますが、それは間違いなく英語力不足から来るもので、それらの量は全く理不尽ではなく、単純に英語力が低い日本人が苦労しているだけなのだと今は思います。

英語が上達した今では、学習に対するモチベーションがとても高くなってきました。その理由は、多くのアメリカの大学生や教授の学習に対する意識がとても高く、ディスカッションや日々の学習の質が良くとても楽しいからです。自分の興味がある学習をすることは、アメリカの大学でより良い生活を送る大事な要素の一つだと思います。

生活面では、現在はアメリカ人のルームメイトと3人とアパートで共同生活をしています。1年目は、英語の上達のためにより多くの人と話さないといけないという意識が強かったのですが、内向的な自分にとってそれはハードルが高く、それがかなり心身にダメージを与えていたと思います。現在では、数は少ないながらも親しい友人を作ることができ、それが英語の上達にも生活に対する満足感も上げてくれています。

これから入学する学生のみんなには、自分達の心身を第一優先にして、舞い降りたチャンスには出来るだけ飛び込んで、辛い期間も含めて日々の生活を楽しんでほしいです💪

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Natsumi Kurahashi – Wichita State University

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓰🎾

Natsumi Kurahashi (Jr.) – Wichita State University in KS

カンザス州のウイチタ州立大学 (NCAA Div.1) に留学中の倉橋奈摘さんが、大学でのボランティア活動について紹介してくれました。テニス部のエースとして頑張りながらも、勉強以外に色々な活動があるアメリカの大学の様子を是非ご覧ください😊

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今年度、私たちのチームは “ITA Central Region Community Service Award” という賞を受賞しました。この賞は、テニス以外で大学や地域に貢献したチームを表彰する賞で、毎年それぞれの地域から1チームが選ばれます。私たちのチームは、2021年9月から2022年5月までの間に合計110時間のボランティア活動をしました。

活動内容は様々です。例えば、毎週金曜日に大学のキャンパスから車で10~15分程離れた所にある小学校に行き、チーム1人1人に小学生1人が割り当てられ、約一時間のランチタイムの時間中、おしゃべりをしたりボードゲームなどで遊んだりします。

この活動は、私が入学する前から毎年行われている活動で、コロナ渦で一時期中止になっていましたが、今年から再開しました。最初はボードゲームで遊ぶ事が中心ですが、慣れてくると学校や家庭であった事をたくさん話してくれるようになります。このボランティア活動の対象になる小学生は、家庭や学校で何かしらの事情がある子どもたちが多いです。そのため、私たちに心を許してくれるようになると、悩み事や心配事を話してくれるようになり、話している中で感情が高ぶり泣いてしまうこともあります。

ですが、私たちがその子たちの話を聞いてあげることで、その子たちの気持ちが楽になり、気持ちが整理できるようになるようです。もちろん、深刻な話だけでなく楽しい話やゲームで盛り上がる事がほとんどなので、私たちも彼らから元気をもらうことも多々あり、この交流はお互いに意味のあるものとなっています。

他には、マクドナルドハウスという、病院に入院している子供の家族のために無償で宿泊施設を提供する場所に行き、そこで宿泊している方々の為に夕食を作るということをやったり、フードバンクといわれる特定の食材を必要としている方々のために特定の食材を箱に詰めて送る工場で箱詰めを行ったり、イルミネーションの飾りつけを手伝ったりと、まだまだ沢山あります。

これらのボランティア活動は、女子テニス部だけで参加する事もあれば、Student Athletes全体で参加することもあり、様々です。日本でも個人で様々なボランティア活動に積極的に参加している方々もいらっしゃると思いますが、日本では大学全体でここまで積極的にボランティア活動に参加している大学は少ないと思います。

私も最初の一年はとても驚きました。だいたい一週間前には、次の週の練習のスケジュールが出るのですが、そのスケジュールの中に自然と組み込まれていて、ボランティア活動をすることは当たり前という風習があることに驚いたと同時に、とても素敵だなと思いました。今ではそれが生活の一部という感覚になるくらい、当たり前に様々な活動をするようになっています。

アメリカの方々は、あまり他人に興味が無いという印象を持たれ、それによって冷たい印象を持たれる方もおられるかもしれませんが、実際には人に干渉しない分、単純に助けを必要としていることに気づいていないだけで、分かっていればすぐさま行動して助けようとしてくれる人がほとんどです。この行動力はとても素晴らしく、実際、アメリカで生活していく上でとても重要なことですし、私は彼らの行動力から沢山の事を学びました。

このボランティア活動もその一部で、これらの活動を通していろんな方々と出会い、ふれあい、多くの学びと発見があります。まだアメリカでの大学生活が残っていますし、卒業後どのような進路を進むかは未定ですが、日本に帰ってきたとしても積極的にこのようボランティア活動に参加していきたいと思います💪

https://goshockers.com/…/womens-tennis-honored-for…

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Honoka Yoshimura – Southern Arkansas University

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓯🎾

Honoka Yoshimura (So.) – Southern Arkansas University

アーカンソー州のサウス・アーカンソー大学 (NCAA Div.2)に留学中の吉村萌佳さんから、大学生活についてのメッセージが届きました。

1年目に所属するGreat American ConferenceのFirst Teamに選ばれた萌佳さん。2年目の今シーズンは途中で怪我によるリタイアを余儀なくされ、今は懸命のリハビリ中ですが、来シーズンに向けての静かな闘志が伝わります😊

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大学に入学して1年半が経ちました。最初アメリカに行った時は右も左も分からず、全く英語もわからず、、という状況で、チームメイトは多国籍なのでみんなの私生活が全く違い、最初は慣れるまで戸惑いの連続でした。

勉強面では最初の半年間はESL(English as Second Language)という、英語が母国語ではない子たちのためのクラスにいて、文法やエッセイの書き方などを集中的に勉強していました。ただ、それでもやはり最初は英語ができなくて、チームメイトとカフェに行くのも抵抗があったり、友達と話すのも自信がなくて、少し距離を置いていました。当時は本当にテニスと勉強の両立をしていけるのか、不安ばかりでした。

その時、いつもカフェや何処かに遊びに行く時に必ず誘ってくれるすごく親切なチームメイトから、「ほのか、分からないことは私やみんなに聞いていいんだよ。そこを恥ずかしがっちゃダメ!」と言われ、この言葉が私は今の勉強、英語の自信に繋がっていると思います!

その後もチームメイトのサポートのお陰で、練習の合間に分からない問題などを教えてくれたり、一緒に宿題をしようと声をかけてくれたりしたおかげで、今ではみんなで一緒に出掛けたりカフェに行ったりと毎日すごく楽しく過ごしています!

テニス面では、1年目からメンバーに選ばれシングル5、ダブルス3でたくさん試合に出させてもらいました。コーチから、ほのかなら試合がかかった時にシングル5を任せられるからと言われた時はびっくりしましたが、コーチやチームメイトの信頼もあり、自信を持って試合をすることができました。

Nationalを目標に毎日チームみんなで頑張ってきましたが、昨シーズンはカンファレンスでいい結果を出せず悔しい思いをしました。今シーズンもNationalに向けて練習に励んでいる途中、大きな怪我をしてしまい、試合に出るどころか、コートに立つこともできなくなってしまいました。

すぐに手術が必要なぐらい大きな怪我だったのですが、これまで怪我らしい怪我をしたことがなかった私にとって、大学で入っているアスリート保険で全部対応してもらえるとは言え、初めての手術をアメリカですることになりとても不安でした。全身麻酔だったのですが入院はなく、手術が終わったらすぐに帰りました😅

友達のアパートに一回戻って、そこにお母さんが迎えに来てくれて、その子の家に行きました。手術後はチームメイトのお母さんが家に泊めてくれてご飯を作ってくれたり、私が不便のないように過ごさせてくれました。

その後のリハビリは大学の中のAthletic Training Roomというところで土日以外ほぼ毎日やったのですが、ここはStudent Athleteの体のケアをしてくれたり、怪我をしたら手当てをしてくれる施設です。

大学からの手厚いサポートはありましたが、それでも初めての経験で、正直なところメンタル的にはキツかったです。そんな時もトレーナーさんやチームのみんな、コーチ、友達が声をかけてくれたり気にかけてくれてサポートしてくれたお陰で、来シーズンに向けて今、順調にリハビリも進んでいます。

今シーズンは悔しい思いをしましたが、来シーズンは感謝を忘れず、コートに立って試合に出てチームのために貢献できるように頑張りたいです!💪

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8月10日 立川ルーデンスでのITF WC戦に参ります!

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8/10(水)から立川ルーデンスで行われるITF兵庫のWC選手権にI-Con Sports Japanの西谷が参ります!

アメリカの大学への留学に興味がある方は、info@i-consports.jp もしくは直接西谷携帯 080-5426-3325 までお気軽にコンタクトください。

留学説明会で使う資料のダイジェスト版も何部か持参して行きます!

試合の合間時間に簡単な概要の説明や、無料ご相談も可能です。

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Taketoshi Nanao (Sophomore) – Montreat College in NC

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓮🎾
Taketoshi Nanao (So.) – Montreat College in NC
ノースカロライナ州のモントリート大学(NAIA)に留学中の七尾岳俊君が、2年間の大学生活の様子をレポートしてくれました!
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こんにちは。柳川高校出身でMontreat College 2年の七尾です。僕は初めはNAIA所属の大学のことを小さな学校というイメージを持っていましたが、テニスのレベルはとても高く、様々な国から選手が集まっています。僕たちのチームはカンファレンストーナメントで準優勝して、5月の全米選手権にも駒を進めました。僕はチームの中でガット張りを仕事として、お金をもらって引き受けています。

僕が2年間過ごして思ったことは、アメリカは自由だということです。日本に比べて、人も大学も自由です。やりたいことができるし、やりたいことを見つけることもできると思います。その分問題も起こりますが、それらが将来の大きな経験になり必ず役に立つと思います。

僕は日本へ帰国の際に必ずトラブルが起きるというジンクスがあります。笑 はじめの1年目はコロナ関連で、PCR検査の72時間前という要件に合わずに飛行機に乗れなかったこと!
今回はPCR検査は問題なかったのですが、今度は預け荷物になぜか追加料金が発生しました。結局それもその場で領収証を発行してもらって、後で航空会社にこの領収証を添付したメールを送って返金してもらったのですが、このように問題が起こると頼れるのは自分だけです。空港には一人だし、その場で話しても大抵は解決出来ません。
これから入学する選手も、必ず何らかの問題は起きると思います。しかしそれらを経験することも留学することの楽しさの1つだと思います。怖がらずに挑戦することが身を以て実感できる環境にたくさん出会えると思います。このようなことを言えるのも実際に問題が起こり、何とか無事解決できたからかもしれませんが。。

僕の留学の目的はテニスや英語だけではなく、勉強もそのうちの一つです。大学ではCyber Securityを主専攻で学び、Businessを副専攻で学んでいます。様々な分野から自分のやりたい分野を学べることも楽しいです。

一番苦労したのはやはり宿題ですね。僕はわからないものは考えても難しいので、教授のオフィスに行ったり、友達と一緒にやったりと、わからないものを自分で抱え込まずに分かる人に教えてもらいながら理解を深めるようにしています。
一年生の時は予め教授に「自分は日本から来ていて英語が母国語じゃないから、わからないところは聞きにくるので教えてほしい」と伝えておいたこともあり、すごく丁寧に教えてくれました!

来年はインターンをアメリカで受けようと、現在は企業探しを始めています。留学することで将来の選択肢の幅が広がることも確かです。また世界情勢も少なからず触れることもあります。例えば現在の円安のこの状況など、もっと世界情勢を学ぶこともドルと円を扱う留学生ならすごく大切だと思います。
日本にいるうちは考えもしなかったことが起こったり、それが人生を左右することも十分あります。そのような機会に触れられることも留学することの楽しさの一つだと私は思います。

一歩踏み出せないでいる子は、怖がらずにチャレンジしてみてください。自分から何か求めようとすれば、それに応えてくれるのがアメリカだと思います!

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Nanami Okamoto (So.) – University of Hawaii at Hilo

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓭🎾
Nanami Okamoto (So.) – University of Hawaii at Hilo

今週からは上級生の子たちからのメッセージです。先週までの1年生たちに比べると、少し余裕も出てきたような?😁
まず最初はハワイ大学ヒロ校(NCAA Div.2)に留学中の岡本七海さん。七海さんは実は高校卒業後1年間、日本の大学で勉強してからハワイ大学の2年生に編入した異色の経歴の持ち主。小さい頃からの夢を諦めきれずにチャレンジした七海さんからのメッセージをご覧ください。
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こんにちは。University of Hawaii at Hiloに在学中の岡本七海です。私は次のセメスターから3回生になるのですが、大学生活の1年目は日本の大学でテニス部に所属せず、勉強だけをしていました。日本の大学に入学することを決めた理由は、高校の時に肘を怪我してしまったことがきっかけで、高校卒業後にテニスを続けることはできないと思ってしまったことです。
しかし、私は小学5年生の時にアメリカにあるテニスアカデミーに一人で渡米したことがきっかけで、アメリカの大学に進学することがずっと小さい頃からの夢でした。その夢を諦めることができず、大学1年の冬になってI-Con Sportsさんに連絡をさせてもらい、今からでも可能性があるのかどうかを聞いてみました。

出願には大学が求める英語テストのスコアをクリアしなければならないのですが、その時点ですでに出願までの猶予はMaxで5ヶ月弱ということに加え、私の英語力はほとんどゼロに等しいところからのスタートで、合格できるかどうかもわからないし、その前にまず1年間のテニスのブランクがある私にオファーが来るのかどうか、本当に手探りな状態からのスタートでした。

幸いにも今の大学のコーチからオファーをいただくことができ、英語塾に通って死に物狂いで勉強をし、I-Con Sportsさんの手厚いサポートもあって何とかギリギリで入学を決めることができました。

ハワイ大学へは2年生への編入という形になったので、日本の大学で取った36単位を持って行けたんですが、今までテニスしかしてこなっかったツケが回ってきたかのように、毎日が本当に大変な状況でした。また、完全オンラインでの授業も多かったので、全く知識のない教科(考古学など)は専門的な単語なども理解できないままクラスが進んでいくので、追いつくことすらも最初は大変でした。

ただ、渡米する前から現地の日本人の子たちにアメリカでの勉強は大変だと聞いていて、覚悟はしていたので、勉強の大変さに驚くことはあまりなかったです。また、大学生活が勉強を含めて充実していたため、苦になることはほとんどありませんでした。このままうまくいけば、夏学期のクラスを今年と来年続けて取って、順調に単位を落とすことなくいけばあと2年で卒業です。

毎日課題や予習をこなしていくのは大変でしたが、それを乗り越えるのに正直チームメイトのサポートがなければパスしていなかったんじゃないか?と思うこともたくさんありました。もちろん、自分で努力はたくさんしました。だけど、やはり母国語ではない言語で勉強となると、周りの子のサポートは本当に有難かったです。メンタル面でも、勉強をする要領がわかっていなかった頃は、張り詰めてずっと勉強しちゃうタイプの私だったので、息抜きも大事だよとちょっと外に連れて行ってくれたりしました。

一番有難かったのはエッセイの文章の添削です。グラマーのミスや言い回しの部分を友達が全部直してくれるのではなく、教えてくれて、自分でやり直す。それが私の英語が成長した一番のポイントです。彼らは私のためにやり直してくれることもできました。(やり直しを彼らがやることも提案してくれました。)だけど、自分で書き直すことも大切だよね!と、教えながらやる方が時間はかかってしまうのにも関わらず、私に付き合ってくれていました。今も夏学期のクラスを友達は取っていないのにも関わらず、夜中まで電話をかけてくれて教えたりしてくれます。彼らには本当に感謝しかありません!

また、友達のサポートがあったことと直接的ではないけれど、みんな勉強をするのが当たり前と思える環境があったのも良かったです。みんなと勉強し、もちろんそれにプラス自分で勉強することもありましたが、それを苦に思うことはなかったです。

テニスの面では、1年目からメンバーとして試合に出させてもらいました。しかし勝たないといけないところで勝てないなど、悔しい思いもした一年でした。1年目の経験を活かし、次のシーズンではメンバーが安心してプレーできるような戦績を残したいと思います。

最後に、それなりに充実していた日本の大学をやめ、アメリカの大学で生活できている今、あの時思い切った決断をしてよかったと心から思っています。もちろんアメリカの方が何十倍も大変なことがありますが、日本の大学を経験したからこそ、テニスも勉強も全てをひっくるめて充実している生活が送れていることを実感しています。