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I-Con Players留学レポート2023❽

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先週、先々週と日本全国で全日本ジュニアの地区予選大会が行われ、各地域から将来のI-Con Playersたちから嬉しい知らせが届きました。見に行けなかった子たちはゴメンナサイ!次は有明で待っています!👍

さて、先々週までお届けしていたアメリカの大学を卒業した先輩たちの渾身のレポートに続き、今週からは大学1年目のFreshman Yearを終えた子たちからのフレッシュなレポートをお送りします🇺🇸

渡米前に想像していたこと、実際に行ってみてこんなところが違ったなぁとか、ここは思ったよりすごかったぞ っていうところを、感じたままに纏めてもらいましたので、どうぞご覧ください。

トップバッターは、ジョージア州のGeorgia Southern Universityに留学中の木島菜々花さん。

菜々花さんは高校時代はバリバリの部活で3年間を過ごして来ましたが、大学に入って高校時代とどんなところが違ったのかや、最初、なかなか自分の居場所を見つけるのが大変だったところからどうやってそれを乗り越えたのか など、素直なところを書いてくれました😊 

Nanaka Kijima – Georgia Southern University

👉私がアメリカの大学を選んだのは、一言で言うと新しいことに挑戦したかったからです。ITFの試合に出ていた頃から英語を話せたらカッコイイなとか、海外でプレーすることに興味がありました。ですがコロナが流行し試合に出ることも出来ず、ITFのランキングも上げることができなかったので、海外に行くのは厳しいかなという気持ちと挑戦してみたいなという気持ちで、なかなか進路を決められずにいました。

8月の全日本ジュニアが終わった後に、行かなかったらきっと将来後悔するだろうなと思い、アメリカの大学に進学することに決めてI-Consportsさんに連絡をとりました。スタートが遅かったこともあり、その後はとにかくTOEFLの勉強、勉強でした。自分は元々英語が得意というわけではなかったので、とても大変でした。

私はアメリカに行く前には、海外の人は凄くフレンドリーで誰にでも話しかけるみたいな勝手なイメージを持っていたのですが、実際に行ってみるとそうでもなかったです。ですが、仲良くなると日本とはまた違ったテンションでコミュニケーションを取るので、私は凄くそれが好きです。受け身ではなく自分から話しかけたり、分からないことがあったら自分から質問したりすることは、どこにいても凄く大切だなと思いました。

テニスについては、大学での練習は高校時代より自分の意見を言うことができる機会が多かったです。こんな練習をしたいと思えば、コーチに言ってそのメニューを取り入れてもらえることもありました。あとはコーチやアシスタントコーチにお願いして、個別に指導していただくことも出来ました。

日本の高校や大学のような厳しさはありませんが、思っていたより部活はしっかりとしているという印象を受けました。1年生なので先輩が優先ですし、全て1年生が準備しますが、チームメイトとは年関係なくみんな仲がいいです。

1番大変だったことは、やっぱりコミュニケーション!最初自分は全然チームメイトとの会話について行けなくて、勇気を出して話しかけても、聞き返されると自信を無くしてしまっていました。なかなか自分を表現できずに、自分の居場所がないような感じでした。

自分をわかってもらえなくて寂しい気持ちもありましたが、ただ、それを乗り越えるのに自分が何か特別なことをしたという訳でもありません。

時間が解決してくれるというところもあるとは思いますが、ひとつ言えるとしたら、英語が上手く話せなくても、とにかく沢山話しかけてみるといいと思います。自分は色んな人に自分から話しかけるのはそこまで得意ではないのですが、せめてチームメイトだけには話しかけるように心がけていました。本当に簡単な、昨日何したの?とかそういう質問でもいいですし、髪型とか服装を褒めるとかでも全然いいと思います。そうすることによって会話のきっかけが増えて自然にチームに溶け込めると思います。

やはり最初から上手くいくこともあまりないので、落ち込んでもいいので、自分のペースで焦らずに毎日挑戦していくことが大切で、そうすると周りもだんだん自分のことを理解してくれて助けてくれます。

今年の一番の思い出は、チームでNYに行ったこと。USオープンを観に行って、会場の雰囲気を味わうことができ、大坂なおみ選手と写真も撮ることができて一生の思い出になりました😆

今年は1年目だったので、試合と課題とで頭がいっぱいいっぱいでした。なので、来年はやることはしっかりやって、もっと楽しみたいなと思います。友達もたくさん作って、たくさんの場所に行ってみたいです💪

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I-Con Players留学レポート2023❻後編

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Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (2/2)

(前編から続く)

👉これまで良いことばかりお話ししてきましたが、厳しいことを言うと、この経験や今ある環境は、アメリカの大学に行けば誰にでも手に入れられるとは思いません。私は英語力を身につけたいと強く思っていたので、日本人が誰1人いない大学を選択しました。

そのため、周りに日本語で相談するクラスメイトやチームメイトもいなく、毎日チューターサービスを利用したり、教授へ積極的にコンタクトしたりして英語力を身につけようと努力をしました。

また、(前にお話ししたことがあると思うのですが)テニスチームにはスペイン語を話す子がチームの9割で、英語を話す環境にするのにも苦労しました。さらに、就活は大学2年次から始めて、時差の関係で夜中や朝方までインターン・面接を受けていました。これらの苦労と努力あっての今だと思うので、私はそう簡単に誰でもアメリカの大学に挑戦した方がいいとは言えません。

当然、アメリカの大学に進学すれば日本に帰りたいと思うし、大学を辞めたい、テニスも辞めたいと思うこともあります。将来についてもとても不安になります。でも、そんな苦しい環境を乗り越えるための努力をする強い気持ちがあれば、アメリカの大学に挑戦していいと思うし、頑張った分だけ将来自分に大きな成功が返ってくると思います。

この文章を読んで更に挑戦したいと思った高校生の方や、今アメリカの大学で大変な思いをしている方がいらっしゃるなら、いつでも相談に乗りたいと思っています。アメリカの大学では、沢山苦労して挫折もしながら人生で1番最高な青春を味わうことができると思います!応援しています!

▶歩果さん、有難う。ほのかは在学中の3年半の間にコロナもあって大変だったと思うけど、2回もNational Championshipに出場して、チームメイトみんなから好かれる中心選手として活躍したね。最初大学に入った時はとんでもなく心細かったと思うけど、強い気持ちで勉強とテニスに励んでいたのが印象的です。新社会人おめでとう!きっとほのかなら会社に入ってもみんなに可愛がられて、また新しいチャレンジが出来ると思います。これからもまた仕事の様子など、教えてね。

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I-Con Players留学レポート2023❻前編

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テネシー州のTennessee Wesleyan Universityを卒業した辻歩果さんから、大学生活の思い出と、実際に就職してみて思ったことなどをメッセージに書いてくれました😊

歩果さんは3年半ですべての単位を取り切り、昨年12月に大学を卒業。今年の4月から新社会人として働き始めています。前編後編に分けてお届けします。

Honoka Tsuji – Tennessee Wesleyan University (1/2)

👉 私がアメリカの大学を目指した理由は2つあって、1つ目は将来、就職活動時に企業から欲しい!と思われるような人材になりたかったからです。

中高生の頃は、グローバル人材が日本の企業にとって今後貴重で、重要人材だと言われていました。私は日本が大好きなので日本の企業で働きたく、日系企業にとってその貴重で重要な人材になるには本場の英語を学ぶことが必要だと思い、アメリカの大学進学を考え始めました。自分の性格上、常に目標を持って何かに取り組むことが多く、就職について考えた時にこの考えに行き着きました。

2つ目は、足を踏み入れたことのない地で自分のテニスを1から挑戦したかったためです。

小学1年生からテニスを始めた私は、高校生の頃には今までに何回も試合をしてきた人と対戦することが多くなっていました。正直、やりきった感もあり、大学ではテニスを続ける気はありませんでしたが、そんな中で海外の大学でテニスをする選択肢があるのを知り、今まで行ったことのない国で異国の人と対戦することにすごく興味を持ちました。

これらの経緯から、今までやってきたテニスを辞めて日本の大学に進学するよりも、テニスを活かして海外の大学に行って自分を磨くことを目指すようになりました。

👉 実際、身についたこととしては、英語力以外にも忍耐力や挑戦力、それから異国の人と生活し助け合った経験などが挙げられます。アメリカの大学に行ったことで、英語だけでなくそれ以上に得たことが沢山あったと身に染みて感じています。

今、日本の企業で働いていてとても感じていることですが、有難いことにグローバルに挑戦している日系企業から内定をいただき、また、その中でもグローバルに挑戦している部署に1年目から配属されました。

1年目からそこの部署に配属されるのは私1人で、今までに前例もなかったみたいですが、それは私が賢いからではもちろんなくて、インターンや面接などを通して受け取っていただいた私の経験やキャラクターが理由だと感じています。

当たり前のように、毎日わからないことだらけで日々悪戦苦闘していますが、この会社で、この部署で、この環境でいられるのもこれまで私がやってきたことが報われているのかなと思っています。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023④後編

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Taiki Umeda – Davis & Elkins College(後編)

(前編から続く) 自分が思い描いていたアメリカと実際のアメリカのギャップが1番あったのが、食べ物です。私は食べるのが好きなのですが、特に大学の食堂のご飯は想像以上でした💦 基本的に同じ食べ物ばかりで(例えばピザ、パスタ、バーガーなどです)、日本からアメリカに行く時は、スーツケースの半分を日本食にして持って行き、それが無くなったら日本から送ってもらったりしていました。

大学に行く前の私のイメージとして、大学に行ったらアメリカ人と関わることが基本なのかなと思っていましたが、アメリカの大学と言ってもチームには色々な国から来ており、アメリカ人がいないところもあります。私の行っていた大学は、チームメイト全員が違う国からの出身でした。なので、私はアメリカ人の友達より他の国からの友達の方が圧倒的に多いです。これは良い点もあり、アメリカ人の英語より英語が第2外国語の人の方が英語が聞き取りやすく、また私の文法が変な英語であっても理解してくれることが多いです。色々な国の人と関われたことは、なかなかできないいい経験だったと思いました。

私は5月に卒業して日本に帰って来ましたが、10月から専門商社で社会人として働き始めます。

就職活動の時は面接で大学名を聞かれますが、アメリカの大学でStudent-Athleteとしてやっていたということはとてもインパクトがありました。自分の考えでは、アメリカに行ってテニスも勉強も頑張ってきたことや、チャレンジ精神、忍耐力、また目標達成力は必ず評価されると思います。

また、アメリカの大学テニスは個人戦よりもチーム戦が主体なので、チームワークという面でもアピールできます。企業はチームの中でどのように働けるかを見ています。大学でチームメイトが全員違う国からの出身者で、その中で自分を出してチームワークを形成した事は、日本の大学では得られないエピソードだと思います。アメリカの大学でも自分がチャレンジしたことは必ず就活で活きてくるので、就職についての心配はそこまでしなくて良いと思います。

最後に、これからアメリカの大学を目指す子にメッセージなのですが、色々心配なことや不安があると思いますが、日本で英語もテニスもしっかりと準備をしてやれることをやったら、あとは思い切って飛び込むだけだと思います。大学に行く前に準備したことは、必ず大学で生きてくると思います!

▶大貴、有難う。あっという間の大学生活でしたか?それとも4年間、長かったかな? 充実した大学生活だったと思います。

卒業おめでとう!10月から新社会人とのことで、新天地での活躍を祈念しています💪

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I-Con Players留学レポート2023④前編

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ウエストバージニア州のDavis & Elkins Collegeを5月に卒業した梅田大貴君が、大学生活の思い出と、就職活動で気づいたこと、また、高校生の皆さんへのメッセージを書いてくれました😊 4年間を振り返った力作なので、前編後編に分けてお届けします。

Taiki Umeda – Davis & Elkins College(前編)

👉こんにちは!梅田大貴です。私はUniversity of the Cumberlandsに2年行った後、3年生からDavis & Elkins Collegeに編入し今年の5月に卒業しました。

私が日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだ理由は、将来は海外で活躍できる人間になりたいと漠然と考えていたからです。私がまだ小さかった頃、叔父に将来は海外に行きなさいと言われました。その時はよくわかっていなかったのですが、大学進学を考えるタイミングで今が海外に行くチャンスだと思いアメリカに行くことを決めました。

アメリカの大学のメリットとしては、やっぱりまず奨学金がもらえることですね。金銭面は大事です。次に、英語を学びながら自分の学びたいMajorを勉強できるところ。これは一石二鳥と思いました。日本の大学だと、英語を専攻するか、英語を学ばないで他の専攻を勉強するしかないからです。

テニスについては、自分は大学に行くまで海外の選手とテニスをしたことがなかったので、海外の選手と練習や試合ができることは大きな魅力で、私にとってそれはとても新鮮でした。私は中学生の時はITFの試合出れるようなレベルではなく、また高校では部活命で頑張っていたので海外の試合に出る機会がありませんでした。そんな私にとって様々な国から選手が来るアメリカの大学テニスはとても魅力的で、挑戦してみたいと思いました。

ただ、渡米してまず最初に苦労したのは、みんなが何を言ってるかわからなかったことです。とにかく、自分の周りで何が起きてるかを把握するので精一杯でした。授業では教授が言ってることがさっぱりわからない、チームの練習ではコーチの指示がわからない、チームメイトといる時も何の話をしてるかわからない、とにかくわからないことだらけでした。

ですが、失敗を恐れずにわからないことがあったら聞く、そして自分の思っていることを伝えようとすることは大事です。日本語ならとても簡単なことですが、英語になるとなかなか大変です。なので、相手の言っていることがわからなくても、自分の言っていることが伝わらなくても、めげずに自分からコミュニケーションを取りに行く。それで英語も上達すると思いますし、メンタルも鍛えられます。

テニスの面では、日本と比べると練習量が少ないことに驚きました。私が行っていた大学では、基本的には平日でも土日でも練習は2~3時間でした。高校の部活とクラブチームで練習していた自分にとっては、最初は物足りないなと思っていました。ですが、大学で気づいたこととして、短い時間の中で集中して効率よくやる大切さを学びました。今思えば高校では練習時間が長くてダラダラやっていたところもあったと思います。なので、短い時間の中で効率よく練習することは、私にとって慣れるのは大変でしたが良い経験でした。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❸前編

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アイオワ州立大学(ISU)を5月に卒業し、6月からテキサス州ヒューストンにある名門ライス大学の大学院に進学した毛塚智瑛さん。ISUでは同校を創部初の全米選手権ベスト8に導く原動力となった智瑛さんが、大学院へ進学した理由や、どんな勉強をしているかについて話してくれました😊

長編なので、前編・後編に分けてポストします

Chie Kezuka – Iowa State University ➽ Rice University Graduation School

👉こんにちは!Iowa State Universityを今春卒業し、今夏よりRice Universityの大学院に進学した毛塚智瑛です。

今回は、なぜ私が大学院に行こうと思ったのか、どんなことを勉強するのか、そのほか大学院でチャレンジする意気込みなどについてお話したいと思います。

私は1年生の時にパンデミックが起きた影響で、Iowa Stateでの4年間にプラスであともう1シーズンプレー出来ることとなり、3年生になった頃に、そんな機会がせっかくあるなら大学院に行った方が自分の将来のために良いのではないか?と考えるようになりました。

正直なところ、恥ずかしながら将来自分がしたいことがまだはっきりと見つかっておらず、それを見つけるために大学院に進みたいと思った節もあり、大学院ではLiberal Studiesを勉強することにしました。人文科学、社会科学、自然科学の3つの分野から2学期以降1つに絞り、それについて残り1年は研究に費やす、1年半(2024年秋卒業予定)のプログラムです。

Iowa Stateでは広告学を専攻し、副専攻としてHospitality Managementを勉強していました。大学入学時は、デザイン、主にグラフィックデザインを専攻しようと考えていましたが、課題の多さについていけず、2年生になる前に、グラフィックデザイン、写真編集、動画編集、フォトジャーナリズムなど、どのような形でもデザインにもかかわることができる広告学に専攻を変更しました。

広告学はLiberal Artsの学部に入っていたため、広告学についての授業だけでなく、他にもたくさんの種類の授業を受けることができました。その中で、色々な種類の授業を受けるスタイルが気に入り、自分がもっと追求したいことを見つけるため、大学院に進学したいという気持ちが大きくなっていきました。(後編に続く)

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I-Con Players留学レポート2023❷

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ケンタッキー州のカンバーランズ大学を5月に卒業した三谷早希さん。先日のReunionでも話してくれましたが、充実した大学生活を振り返ってメッセージを書いてくれました😊

Satsuki Mitani – University of the Cumberlands

👉私は大学生活の4年間をUniversity of the Cumberlandsで過ごしました。1年目は何も分からず、楽しみよりも不安や緊張の方がありましたが、当時3年生だった日本人の先輩が助けてくれて、チームに早く馴染むことができました。この4年間で多くのことを学んで、自分自身を変えることができたと思います。

1年目は何もかもが初めてだったので、縮こまっていることが多かったのですが、他の国から来ているチームメイトたちの「これでもかっ!?」という自我の出し方に刺激を受けました。テニス面でも日常面でも自我を出す、自分の意見を言うことがアメリカに来て一番変わったことかなと私は思っています。

チームメイトのみんなは一人一人が個性的ですが、とてもフレンドリーで私は大好きでした!!なぜかみんなからはサムライと呼ばれ、その派生なのかわかりませんがあだ名としてササって呼ばれていましたが、なんでそうなったのかは分からないですw

3、4年生ではチーム内の人数も多くなって部内競争がとっても激しくなりました。その中で自分はスランプになったり、テニスに対してもうやめたいと思うぐらいまで追い込まれていましたが、チームメイトやコーチ、親がしっかりと私を支えてくれて、スランプを脱却することができました。スランプから抜け出した後、最後の年はロスターに戻ることはできませんでしたが、試合で選手アシスタントコーチとしてチームを支える役をコーチが私にくれました。

最初は「え?、コーチなんてなんもできないのだが!?」と困惑しましたが、回数を重ねていくうちに、各チームメイトのコーチング方法がわかってきて、どうアドバイスしていいかを理解することができました。技術的にアドバイスをしたら対応してくれる子には何か戦略を与えて、本能・センスで試合を進める子にはフラストレーションが溜まっている時にガクッと落ちないようにモチベを上げ続けるなど、チームメイトについてさらに知ることができて、嬉しかったです!この経験をくれたコーチやチームメイトにとても感謝しています✨

私はこの大学で4年間過ごすことができて本当に嬉しかったです!!大学を探している時にはNCAAのD1、D2の存在しか知りませんでしたが、西谷さんがNAIAの存在を教えてくださって、Cumberlandsと出会うことができました。

正直NCAAとNAIAの違いはわからないですが😅 私はNCAAはもうテニスの試合三昧で、NAIAはどちらかというとゆる〜い感じなのかなと思っていたのですが、私の行ったCumberlandsは毎年団体戦で全国大会に行けるほど強い大学だったので、練習・トレーニングとガッツリでした!w 勉強との両立が少し大変でしたが、とてもやりがいのある日々でした✨

卒業式の当日まで私は自分が卒業生であることの自覚がありませんでしたし、あっという間だったなぁという思いです!もしも悩んでいる子がいたら、私はアメリカの大学に行く機会があるのならば飛び込んでみればいいと思います!これからアメリカの大学に行こうと思っている子たち、興味が少しでもあるジュニアの子は、答えられることは答えたいので、気軽に私に聞いてください☺️

▶早希さん、有難う。4年間はあっという間でしたか? 本当にいろんなことを経験したアメリカでの大学生活を、また後輩たちにもたくさん話してあげてくださいね!

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I-Con Players留学レポート2023❶後編

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Ryosuke Sowa – University of Hawaii at Hilo

👉(前編から続く)

1、2年目を過ごしたアラバマのJacksonville State Universityも僕は好きでしたが、残りの2年間、更に自分が輝けるところで頑張ってみたいという思いもあり、このタイミングで大学を変わる決断をし、University of Hawaii at Hiloにトランスファーしました。結果的にこのトランスファーはとてもいい判断だったと今では思います。

生活スタイルや気候、テニスチームの雰囲気など自分にとても合っていて、さらにトランスファー1年目でカンファレンス優勝、ナショナルベスト4という結果までついてきました。アメリカには様々な大学があるので、環境を変えるという選択肢も持っておくと自分の可能性を広げることができると思います😊

移籍2年目に入ってから卒業までの2年間は一瞬でした。シーズン中はほとんどを飛行機移動とホテルでチームと過ごし、オフシーズンは練習以外は自分の行きたい場所に行き、自分のしたいことを目一杯やりました。ハワイではほぼ毎日自炊だったので食生活も楽しめていましたし、卒業式やSenior Dayでは多くの人達に祝ってもらえてとても充実した3年間だったと思います。

海外で生活することはとても大変なことです。それに加えて僕たちはアスリートと学生を両立させながら、生活も自立して行わなければなりません。そこから更に目標を持ってやるには、今まで持っていたプライドや考え方を一度捨てなければいけない場面も出てくるかもしれません。しかし、チャレンジし続けていれば必ず誰かが助けてくれます。殻に閉じこもってしまうことだけは避けなければいけないと思います。

アメリカでの5年間で学んだことはいくつもありますが、自己表現の大切さはとても感じました。自分がどんな人間なのか相手に知ってもらうことは信用を得る上で重要ですし、何より自分はこういう人間だと表現できることは自信に繋がります。

日本人であることやテニスは既にひとつのアイデンティティですが、アメリカでの交友関係や経験は自分の可能性を更に広げてくれます。これからアメリカ留学を目指す高校生達には、英語を含め、自分を表現する方法、アイデンティティをどんどん見つけて自分のものにしていって欲しいと思います。

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I-Con Players留学レポート2023❶前編

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先日のReunion Dayイベントで大学生活の様子を話してくれたI-Con Playersたちが、実際のアメリカでの生活やそこから気づいたことなどを纏めてくれました。

Reunionには参加できなかった子達も、これからアメリカの大学にチャレンジしてみたいと思っている子たちの参考になれば、、と快く書いてくれましたので、是非ご覧ください。  

▶︎最初はこの5月にハワイ大学ヒロ校を卒業した宗和亮介君。力作なので、前編・後編に分けてポストします。

彼が高校を卒業したのはコロナ前の2018年3月、、もう5年も前になるんですね。。感慨深いです。

Ryosuke Sowa – University of Hawaii at Hilo

👉こんにちは、5月にUniversity of Hawaii at Hiloを卒業しました宗和亮介です。

コロナイヤーを含めた5年間をアメリカで過ごしましたが、思い返すとなかなかに濃いものだったと思います。

僕は高校卒業ギリギリまで日本の大学への進学を目指していたのですが、急遽進路をアメリカに変更したため、8月に渡米するまでの数ヶ月はとても慌ただしいものでした。そのため、アメリカに来る前の大事な時期に来てからのことを考える余裕はなく、日本人学生そのままでアメリカに来てしまったといった感じでした💦

最初の1年間をひと言で言うと、、キツかったです。本当にキツかった。まぁ何とかなるだろうくらいに思って渡米しましたが、授業どころか生活すべてが出来ないことだらけで、体力的にも精神的にも苦しかった時期でした。

僕は渡米前に英語を頑張っておいた方がいいと言われていたのは授業のためだと思っていましたが、日常コミュニケーションレベルの英語に慣れるのに時間がかかると生活に余裕が無くなってしまうからだと気づきました💧

助けてくれる日本人はおろかアジア人もほとんどいない大学でしたが、多国籍だったチームメイト達とは本当に仲が良く、勉強であれ遊びであれ誘われたことには全て顔を出して、とにかく「慣れる」ことに全力を傾けた1年目でした。

そんな僕でも、彼らと助け合いながら2年目には授業もテニスも楽しめるようになっていました。しかしその年はコロナが流行してシーズンがないままに終わってしまいました。

1、2年目を過ごしたアラバマのJacksonville State Universityも僕は好きでしたが、このタイミングで大学を変わる決断をし、University of Hawaii at Hiloにトランスファーしました。結果的にこのトランスファーはとてもいい判断だったと今では思います。(後編に続く)