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祝・卒業!③ 濵永花季さん University of Central Arkansas (NCAA D1)

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I-Con Playersアメリカ留学レポート⓰ ◆◆ 祝・卒業!③ ◆◆ 濵永花季さん University of Central
Arkansas (NCAA D1)

今年5月にセントラル・アーカンソー大学を卒業した濵永花季さんと、インターハイの会場で最初に話をしたのが5年前。四日市のインドアだったのを覚えています。いつも彼女と話をするとほのぼのした気持ちになりますが、もう大学卒業なんてほんと早いなー。。彼女からの卒業メッセージをご覧ください。
SUMOMO HAMANAGA – University of Central Arkansas (NCAA D1) Graduation !

皆さんこんにちは! University of Central Arkansas を卒業しました濵永花季です🎓🎓

4年前の自分は、Scholarshipをもらって学費や生活費をサポートしてもらえ、かつ、アメリカに行けば嫌でも英語を習得できる!というのをすごく魅力に感じて、アメリカの大学を目指しました。正直、この4年間はあっという間に過ぎていったというのが実感です👀

入学した2020年はコロナが大流行した年でもあり、キャンパス内に人がおらず、中々ネイティブの学生と関わることが少なかったです。その状況を残念に思う反面、実は英語がまだまだだった私は、ネイティブの人たちの前で英語を話すプレッシャーがかからなくて、少しだけ安心していた自分もいました。最初は躊躇していた私ですが、その感情はいち早く捨ててヘタクソな英語でもいいからどんどん話すべきだ!という思考になってからは、英語の上達が早くなったような気がします💪💪

会話が出来るようになってからは価値観について友達と話し合う機会が多くあり、色々な意見を聞くことで自分の中での許容範囲が広がり、多様性をより受け入れやすくなりました。そこがアメリカに行って1番良かったなと思えることです。多国籍の人たちと関わることで、育ってきた環境や文化を共有すると自分の価値観が変わり、視野を広く持って生活するようになりました。

テニスの面でも、様々なプレースタイルや力の差、フィジカルの差を沢山経験することで、自分の足りない部分をその人たちから盗んで自分のものにすることも多くありました。アメリカでは日本ではあまりないTransfer(※編入)ができて選手が頻繁に出入りするので、ほぼ毎回違うプレイヤーと試合が出来るのが魅力的だと思います

もし今アメリカの大学に入学しようか迷ってる方がいるのなら、声を大にして言いたいです。「是非!挑戦してみてください!!」きっと見える景色が変わると思います。楽しいことや嬉しいことばかりではありませんが、苦しいことを経験すればそれは今後の自分に活かせるので、チャンスがあるのなら掴みにいってほしいです!

皆さんのアメリカでの活躍を楽しみにしています!!

✔ すーも、有難う! 帰国するたびにいろんな話を聞かせてくれたすももさん。先日は大分のインターハイ会場でバッタリ会ってすごくびっくりしました!

あっという間の4年間だったようですが、アメリカの大学を選んでほんとに良かったと言っていました。卒業おめでとう!🎊🎊

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祝・卒業!① 丸山隼弥君 University of Nebraska (NCAA D1)

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I-Con Players アメリカ留学レポート⓮
◆◆ 祝・卒業!① ◆◆ 丸山隼弥君 University of Nebraska (NCAA D1)

アメリカの大学で活躍しているI-Con Playersたち。最後は今年5月に卒業した子たちからです。4年もしくはコロナで5年間頑張った子たちからの熱いメッセージ! 是非ご覧ください👀
SHUNYA MARUYAMA – University of Nebraska (NCAA D1) Graduation !

―― こんにちは、丸山隼弥です
僕はネブラスカ大学で5年間の大学生活を終え、2024年5月に卒業しました。ネブラスカはド田舎の大学ですが、これ以上の経験はないと言えるほどレベルの高い大学で、充実していました。自分が留学生活で学んだことや経験を、これからアメリカ留学を目指す高校生たちへのメッセージということで話したいと思います。

👉 ネブラスカ大学はアスリートへの待遇のレベルがすごく高かったです。アスリート専用のカフェテリアがあったり、ジムもいつでも専用のところが空いていて、栄養補給で必要な食べ物や飲み物はすべて支給されます。もちろんテニス用具や遠征費もすべて出してくれて、クラスのためのコンピューターの支給から無料の家庭教師までお願いできます。卒業後も7,500ドルを支給されて自分のキャリアのために使えます!このおかげで大学院に行こうと決断しました🎓🎓

―― 大学での専攻は教育系で、英語で言うとEducational Psychology
👉 この専攻は人気のある分野ではありませんが、自分が興味のあるものを専攻にして良かったと思います。将来教育者を目指す自分にとっては、してみたいことを学べる良い場所だったし、何より教育者を目指すモチベーションの高い人たちが集まったクラスでの学習は、内容の濃い楽しい時間でした。

もちろんビジネス系やScience系の専攻は将来有利ですが、その中でもたくさん種類があります。4年ずっと学ぶことなのでみんなにもしっかり決めてほしいです。

クラスは最大でも20人ほどで、アクティビティやディスカッションベースの授業が多いです。教授からのレクチャーの時間もありますが、その中でも自分が目指す分野でどう応用できるかなどのディスカッションが常に行われています。例えば、Behavioral learning theoryの考え方があり、それは動物のしつけの仕方を説明していたりしますが、その考えを応用させてテニスコーチが生徒の技術を向上させたい時にも使えたりします。(大雑把な説明ですみません)。心理学にもいろいろな分野があり、より認知的なことを学ぶCognitive psychologyやNeuroscienceがあったりします。

数学のように絶対的な正解がない分野だからこそ創造力や応用力が必要だと感じました。1番大事なのは自分の意見を言うことだと思います。何もしないより何か言って間違えた方が学びが多く、議論が進み、友達も出来ました。それに加えて、クラスでいい成績を取るために大事なことは、教授に積極的に話しかけたりクラスメートと仲良くすることです。それによって課題やテストで大変な時も助けてもらえやすくなります。そして、教授によって授業の楽しさや難しさが変わってくるので、先輩で同じ専攻をしている人がいれば、どのクラスがより良いかを事前に知れると思います。

―― 勉強以外では、一番の思い出はやっぱりテニスチームですね
👉 ぎりぎりの試合で勝った時も良い思い出ですが、1番忘れられないのは週末にみんなでバカ騒ぎした思い出など、オフコートのことの方が多いです。またみんなでご飯を食べに行ったり、Barで潰れるまで飲んだり、テレビでスポーツを観たりがこれからはもう出来ないと思うと本当に寂しいです。留学は勉強やテニスが大変ですが、友達と遊ぶことを忘れてはいけません! 誘われたらできるだけ行きましょう。絶対後悔しません。クラス(授業)で悪い点を取るまではね。笑

―― 最後に、アメリカの大学テニスで大事にされていると感じた価値観についてお話します
👉 実は「気合」と「根性」です。一定基準を超えるレベルの選手であれば、多くのコーチが新しい選手を獲得する時にだいたい見るのが、頑張り屋で精神的、身体的にタフかどうか?です。Top50に入るような男子チームはこれがないと大抵干されます。笑(女子チームはそんなことないと思うのであまり気にしないでください。でも、気合いと根性は女子チームでも似たような価値観かも、、です。)

最後に、この場をお借りしてこれまで僕を支えてくれた方達に感謝します。自分だけでは何も出来ませんでしたが、皆さんのサポートで無事卒業できました。来年から大学院に進学し、より成長したいと思います。何か留学について質問があれば、何でも遠慮なく聞いてください。

✔ 隼弥君、有難う!自分の成長とチームの成長を合わせ込んだ素晴らしい5年間でしたね! プレイヤーとしてのテニスはこれで一段落ですが、アメリカでの第二章、どんな生活が待っているか、また日本のみんなに紹介させてください。卒業おめでとう!🎊🎊