post

アメリカ大学視察ツアー Day 2

Pocket

🎾Fall 2024 U.S. university tour to CAL ! Day 2🎾
ツアー2日目。

午前中は伝統あるJack Kramer Clubで行われたDiv.1の強豪8大学による招待試合(大学対抗の練習試合)を観戦。日本からツアーの子たちが来てるよと連絡を受けたUSTAコーチの平沢さんがわざわざ会いに来てくれて、アメリカの大学テニスについて、心構えやコーチがどんなところを見ているかなど、興味深い話をみんなにしてくれました。有難うございました!😊😊

対抗戦の方は、Div.1の中でもかなり強い大学たちばかりだったのでレベルも高く、ちょっとビビった感じもありましたが、いい試合が見れて良かったです。これらの大学はテニスだけじゃなくて勉強の方もレベルが高いので、合格に必要な英語のスコアもそこそこ高いものが必要になりますが、早くから準備してやっていけば十分クリアできるスコアなので、今回の参加メンバーの中から誰か目指してくれないかなー、、と思います😄

午後はI-Con Player高村英果さん(山村学園高校卒業、大学3年生)がいるカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(NCAA Div.2)を訪問。たまたま我々のインスタグラムを見てくれていたLA在住の日本人の方が、近くに住んでるから、、と会いに来てくれたり、英果さんと一緒に大学のキャンパスを案内してもらいました。日曜日なのでキャンパスに学生はいませんでしたが、Student CenterやLibraryから寮の建物までひと通り案内してくれた後で、最後に英果実さんとのQ&Aタイム。

アメリカの大学に来てよかったな と思うことや、こっちで苦労したことや気をつけていること、また就職活動に至るまでいろんなことを聞かせてもらえた中で、アジア人とアメリカ・ヨーロッパ人との考え方の違いや、どうしてもマイノリティになりがちなアジア人(日本人)だけれど、自分の意見を主張することは大事なこと、それが分かってもらえるかどうかは別にして、聞く耳だけは持ってくれるので自分はこう考えるということは言わないと相手は分かってくれない という言葉は、私は印象に残りました。皆さんはどうだったでしょうか?👀

Q&Aタイムの後はテニスコートに移動。今日はコート使わないから使っていいよと聞いてたんですが、行ってみたらUSTA主催のジュニアの大会がガッツリ行われていて、それが終わるまでコートサイドで待機。やっと夕方から1時間ぐらい練習することができました🎾🎾

夕食は大学近くの英果さんおススメのタイ料理店でいただき、ちょっと遅くなったのですが、その後でグリフィス天文台に行ってみました。山頂から見る街の夜景は、ひとつひとつのライトが小さな宝石のようにキラキラと輝いていて、日本で夜景を見るのとはまたちょっと違った感じ。すごく綺麗でした! いつも視察ツアーでは観光する時間はあまりないので、今回は少しでも時間が取れて良かったです✨✨

明日からはいよいよ英語のシャワーを浴びることになりますが、拙い英語でもいいので臆せずどんどんしゃべってみてくれればと思います。口に出してみないと英語なんて上達しませんから!

Day 3は朝からちょっと遠出をしてサンタバーバラまで。Ventura College(2年制大学)とWetmont College(4年制のリベラルアーツ系大学)を回り、テニス部の練習も見学予定です💪💪

post

アメリカ大学視察ツアー2024秋 Departure!

Pocket

Fall 2024 U.S. university Tour to California !

ドジャース優勝の興奮冷めやらぬLAへ🛫

今回もいいツアーになったらいいな✨✨

ツアーの様子はFBやIGで順次アップしていきます💪💪 お楽しみに😄😄 

post

2024秋入学、最後の一人が渡米

Pocket

今年秋入学、最後の一人が今日渡米✈️✈️
4学期制の大学なので、授業は来週月曜日9/30からスタートです🎓 

今年最初の子の渡米は6/10だったので、はや3ヶ月以上👀 長かったなー

8月末から秋学期が始まった子たちは、すでにもう秋の試合シーズンが始まっているところもあって、嬉しい報告がいくつか届いています。

初めての大学生活や試合の様子など、また順次アップしていきたいと思います。お楽しみに😄😄 

post

アメリカ大学視察ツアー 2024秋のお知らせ

Pocket

お待たせしました 秋の大学視察ツアーの募集を開始します!

11月2日(土)夕方成田空港発、帰国は10日(日)午後の便で日本着
今回は南カリフォルニア地区の大学や大会を観戦する予定です!

―― Fall 2024 University Tour to So. California ―― 

NCAA Div.1の強豪校から中堅校、Div.2やジュニアカレッジまで、州立大学・私立大学も含めて1週間で様々な大学を訪問予定。大学対抗戦やITA Conference Masters大会も観戦します。

実際にテニス部の練習を見たり、コーチに施設を案内してもらって直接話したり、アメリカの大学テニスがどんな感じか、自分の目で見て感じてもらう素晴らしい機会になればと思います!
ツアー期間中、現地でテニスの練習もできます!

今年2月に行ったツアーのビデオです
https://vimeo.com/1009454663

◆日程
  出発 11月2日(土) 17:45成田空港発  UA33便
  帰国 11月10日(日) 15:45成田空港着  UA32便

◆訪問予定大学
  ページ下部をご覧ください

◆参加費
  265,000円(往復航空運賃は除く/ホテル宿泊費・朝夕食代・現地移動交通費・キャンパスツアーの費用などすべて含む)

◆お問い合わせやご質問は、こちらのフォームからどうぞ
折り返し連絡させていただきます
https://ws.formzu.net/fgen/S54988437

i-con sports japan 米国大学視察ツアー2024秋訪問予定大学
University of California, Los Angels(NCAA D1)/Pepperdine University(NCAA D1)/University of San Diego(NCAA D1)/San Diego State University(NCA D1)/California State University L.A.(NCAA D2)/Biola University (NCAA D2)/Azusa Pacific University(NCAA D2)/Ventura College (Junior College)

post

祝・卒業!⑥ 増田稜生君  Midland University (NAIA)

Pocket

I-Con Playersアメリカ留学レポート⓳ RYOSEI MASUDA – Midland University (NAIA) Graduation!

ネブラスカ州のミッドランド大学を3年で卒業する増田稜生君。アメリカの大学を目指す理由や、やりたい勉強もしっかりと持っていた稜生君ですが、さすがに3年で卒業してしまうか、もう1年行くかはかなり悩んだみたいです。アメリカの大学は4年行く必要はなく、卒業単位が揃ったら3年でも3年半でも卒業できます。いろいろと考えた結果、最終的に3年で卒業して社会に出ることを選んだ彼ですが、稜生君からの卒業メッセージ、是非ご覧ください。

こんにちは、増田稜生です。2022年1月に入学して、今年の5月に卒業式を迎えました。3年での卒業になります。(正確には12月まで大学には在籍します)

 僕にとってアメリカ留学は高校3年になるまで全く想定していない出来事でした。当時は日本人が英語なんて喋れてどうする!と真剣に思っていました。その自分が今アメリカの大学に在籍しているのは本当に不思議です。笑

僕は大きく2つの理由がありアメリカ留学を決意しました。

1つ目は高校の時にテニスで活躍ができず、大学こそは、と思い決断しました。アメリカにはたくさんの大学があり誰でも活躍するチャンスがあります。もちろん楽な道では無いです。今でも体のサイズやプレーの違いなどを感じる瞬間は多々あります。僕は日本人らしさを再認識し、日本ではやってこなかったプレースタイルで闘うことができたと思っています。

2年連続NAIA全米選手権に出場し、3年連続を目標に掲げていましたが、最後の1ヶ月怪我で離脱し、今年はチームに貢献することができませんでした。ですが、大学在籍中にたくさんの良い試合を経験したので後悔はありません。卒業後は、16年間行ったテニスに一区切りをつけます。

2つ目の理由は将来のためです。僕はボストンキャリアフォーラム(※毎年11月上旬にボストンで行われる、留学生向けの就活イベント)で、アメリカの大学に挑戦した経緯や頑張ったことを素直に話し、たくさんの方に認めていただいたと実感しました。もちろん人それぞれ将来やりたいことが違うと思いますが、選択肢が広がるという点ではアメリカの大学はとても良い選択だと私は思います。最終的に5社から内定をいただき、卒業後は日本で働く予定です。

英語はもちろん、大学生活での全ての経験に価値があると僕は感じています。

西谷さんをはじめ、これまでたくさんのI-Con Sportsの先輩方にアドバイスを頂きました。そのおかげで難しい決断も自信を持って決断し、乗り越えられたと思います。すごくシンプルに纏めましたが、留学に対して何か不安に思っていたりしたら最大限サポートしますので、気軽にいつでも連絡してきてください!この投稿が皆さんの留学決断のご参考になれば幸いです。

✔ 稜生、有難う! 1年目はアメリカでの大学テニスに馴染むのに苦労した分、2年目以降はコーチやチームメイトの信頼を得て、主軸として活躍した稜生の話はいつも刺激的でした。

3年で卒業するかどうか相談された時も、人生の可能性について色々と話してくれたのを忘れません。

アメリカから戻ってこれからの人生、また新たなチャレンジに一歩踏み出す稜生をずっと応援しています!卒業おめでとう!🎊🎊

☑皆さん、どうでしたか? 夏休みで一時帰国中のI-Con Playersたちにアメリカでの生活についてたくさんのメッセージを寄せてもらいました。日本では昨日全日本ジュニアが終わり(9月に開催というのがまだちょっとピン!と来ませんが 笑)、新学期に入っていますが、アメリカもそろそろ今週あたりから秋学期が始まっています。

今年新入学した子たちは、初めての英語での授業に四苦八苦していると思いますが、困ったことがあったらいつでも先輩たちに相談してくれればと思います。先輩たちも通った道なので、きっと親身に相談に乗ってくれると思います。私もI-Con Playersたちからいつも新鮮な刺激をもらっていますし、微力ながら皆さんをサポートできているとしたら、それがこの仕事をしていて一番嬉しく感じる瞬間です。

post

祝・卒業!⑤ 三宅渚さん Saint Francis University (NCAA D1)

Pocket

I-Con Playersアメリカ留学レポート⓲ NAGISA MIYAKE – Saint Francis University (NCAA D1) Graduation!

ペンシルバニア州のセント・フランシス大学を5月に卒業した三宅渚さん。体格のいい大きな外国人選手に交じって、小さな渚さんが頑張っている姿は、本当に応援したくなる選手でした!
渚さんからの卒業メッセージ、ご覧ください🎓

こんにちは。5月にSFUを卒業しました三宅渚です。

まず最初に私がアメリカの大学に行きたいと思った理由なんですが、英語を話せるようになりたかったから、また、自分の視野を広げたいと思ったからです。アメリカだけではなく色々な国の文化や考え方を知りたいと思っていましたので、大学を選ぶ際にもチームがインターナショナルであることを重視していました。

TOEFLやSATの試験は何とか頑張って大学が求める合格スコアを取って入学したのですが、実際にはほとんど英語が話せない状態からスタートした大学生活だったので、辛いことや大変なことが沢山ありました。でも、それ以上に素晴らしい経験をできた4年間だったと思います。

愛知県の高校で3年間部活テニスを頑張った私ですが、ITFなどの国際大会での大きな実績はなく、予算的にはそこまで大きな金額を払えない、でもアメリカに行きたい! そんな希望をI-Consportsさんに伝え、そんな私に合う大学を探してもらえないかお願いしました。SFUはペンシルバニア州でものどかな田舎にある大学ですが、その分みんなすごく優しくて、大学生活を送るにはいいところだと思います。

勉強面ではやはり英語が最初の関門でした。人と話すことが好きな私はコミュニケーションを専攻したのですが、コミュニケーション学部ではスピーチやプレゼンテーションが多く、人前で話す機会が他の学部よりも多くありました。想像通り?1年生の頃は授業の内容が理解できず、授業が終わると必ず教授に質問に行っていました。

私の大学には日本人が私を含めて2人しかいなかったため、頼ったり相談できることがほとんどありませんでしたが、そのぶん、分からない時は下手な英語でもとにかく聞いてみるよう心がけました。最初は苦労した英語ですが、積極的に向き合っていった結果、3年生になると授業も分かるようになり、友達や教授に対しても言いたいことを言えるようになりました。

テニスについては、アメリカの大学テニスは団体戦がメインとなっているため、チームの仲の良さはとても重要なポイントだと思います。自分が試合で負けた時に、「これで終わりじゃないよ、また次があるから頑張ろう」と仲間が励ましてくれたりするのは、とても嬉しかったです。 

私が強く感じたのは、コーチが変わるとチームが180°変わってしまうということです。2年生になった頃、突然コーチが変わりました。それまでのコーチはインターナショナルなチームを好んでいたのですが、新しいコーチはアメリカ人を中心に選手を集めていました。コーチが変わるだけで、そのチームがガラリと変わることもあると皆さんには知っておいて欲しいと思います。また、アメリカの大学にはトランスファー(転校)という良い制度があることも共に知っておくと良いと思います。

はじめは教授やコーチ、チームメイトに自分の言いたいことを言えないことから悔しい思いをすることがたくさんありましたが、それが段々と伝えられるようになり、自信を持てるようになりました。日本にいたら経験できなかったような、大変さを沢山経験しました。例えば、日本食が食べられないことがとても辛かったりしましたが(笑)、多くの辛いことや大変なことを経験したり、様々な国の人たちの考え方を知ることができ、人として大きく成長できた4年間だったと思います。アメリカの大学を選んで良かったなと改めて思っています🎓🎓

アメリカの大学を目指すかどうか考えている方は、ぜひ挑戦してみてください。たくさん大変なことがある分、一歩踏み出した人にしか得られない経験ができると思います!💪💪

✔ 渚さん、有難う! アメリカでのいろんな経験を、これからアメリカを目指そうと思ってる高校生たちにもたくさん話してあげてね。卒業おめでとう!🎊🎊

post

祝・卒業!④ 大山紗輝さん Long Island University (NCAA D1)

Pocket

I-Con Playersアメリカ留学レポート⓱ SAKI OYAMA – Long Island University (NCAA D1) Graduations!

私は最初の2年間をノーステキサス大学(UNT)で過ごし、最後の2年間をニューヨーク州のロングアイランド大学(LIU)で大学生活を送りました。UNTでの最初の1年間は勉強とテニスの両立が非常に難しく、コーチとの対立や文化の違いによるストレスも多く、大変な日々を過ごしました。

最初に大学を探した時は実は別のエージェント使っていて、そのエージェントからは、自分でとにかくたくさんの大学のコーチにメールしなさいと言われていたので、何十通もの、100通近いメールを送りましたが、返事が返ってきたのはUNTだけでした。今から考えるともっといくつかの大学を見比べて選べば良かったなと思いますが、UNTはファッションデザインの分野では評判も高かったので、他の大学と比較することなくそこに決めました。

NTUでの1, 2年生の時は、実際に型紙からミシンで服を縫ったりという実技も多く、これまでそんなことをやったことがなかった私は、授業についていくことや課題の提出だけでいっぱいいっぱいの毎日。その上に更にテニスもあるので、かなりストレスフルな生活でしたが、2年目になると徐々に大学生活にも慣れ、チームメイトとも仲良くなれました。  

チームメイトたちとは良好な関係を築いていましたが、私はファッション専攻であり、今いるダラスの大学よりもファッションの中心地であるニューヨークの大学で学びたいという思いが強くなり、3年生からトランスファーすることを考え始めました。

トランスファーする時も最初は自分でやっていたのですが、妹がアイコンスポーツさんにお世話になっていたので、自分のトランスファーについても相談してみたところ、いろんな大学のコーチとの交渉や、次に何をしないといけないかなどの指示が的確にもらえて、最終的に自分が希望したニューヨークの大学にフルスカラーで編入することができました💪💪

周りの友人から、大学によってプログラムが全く違うと聞いていましたが、実際に転校するとその違いを肌で感じ、以前よりも大学生活をさらに楽しむことができました。大きな違いは、チームメイトやコーチとの関係や雰囲気です。ロングアイランド大学では、プライベートでも毎週みんなでご飯に行ったり遊びに行ったりするほど仲が良かったです。

大学はマンハッタンの対岸ロングアイランドにあり、全米オープンが行われている会場まで車で15分ぐらい。マンハッタンまでも電車で30分ぐらいの距離なので、大きな街で刺激ある大学生活を送りたい私には最高の環境でした!

プログラムに関しては、授業のカリキュラムだけでなく、トレーニングやテニスの練習内容にも違いがありました。UNTの練習では球出しやパターン練習が多かったのに対し、LIUでは練習試合が頻繁に行われていました。勉強もテニスも最後の4年目まで大変でしたが、団体戦ではカンファレンスで優勝して全米選手権にも出場することができ、充実した大学生活を送ることができました。

卒業後はファッションの専門学校でAIや最新のテクノロジーについて学びつつ、大学院でビジネスについても学ぶつもりです。現役生活は終わりましたが、これからもテニスに深く関わりたいと考えています。そのため、自身のテニスウェアブランドをさらに大きくしていきたいと思います。

✔ 紗輝さん、有難う! 在学中から明確に自分の将来を見据えて行動に移していく紗輝さんのバイタリティに感心するとともに、話を聞くたびに私自身も刺激を受けていました。[環境×デザイン]にこだわった自身のアパレルブランド『RE EARTH』www.reearthsports.com の益々の発展とともに、紗輝さん自身の人生の目標も達成できるよう、これからもずっと応援しています 

卒業おめでとう!🎊🎊

post

祝・卒業!③ 濵永花季さん University of Central Arkansas (NCAA D1)

Pocket

I-Con Playersアメリカ留学レポート⓰ ◆◆ 祝・卒業!③ ◆◆ 濵永花季さん University of Central
Arkansas (NCAA D1)

今年5月にセントラル・アーカンソー大学を卒業した濵永花季さんと、インターハイの会場で最初に話をしたのが5年前。四日市のインドアだったのを覚えています。いつも彼女と話をするとほのぼのした気持ちになりますが、もう大学卒業なんてほんと早いなー。。彼女からの卒業メッセージをご覧ください。
SUMOMO HAMANAGA – University of Central Arkansas (NCAA D1) Graduation !

皆さんこんにちは! University of Central Arkansas を卒業しました濵永花季です🎓🎓

4年前の自分は、Scholarshipをもらって学費や生活費をサポートしてもらえ、かつ、アメリカに行けば嫌でも英語を習得できる!というのをすごく魅力に感じて、アメリカの大学を目指しました。正直、この4年間はあっという間に過ぎていったというのが実感です👀

入学した2020年はコロナが大流行した年でもあり、キャンパス内に人がおらず、中々ネイティブの学生と関わることが少なかったです。その状況を残念に思う反面、実は英語がまだまだだった私は、ネイティブの人たちの前で英語を話すプレッシャーがかからなくて、少しだけ安心していた自分もいました。最初は躊躇していた私ですが、その感情はいち早く捨ててヘタクソな英語でもいいからどんどん話すべきだ!という思考になってからは、英語の上達が早くなったような気がします💪💪

会話が出来るようになってからは価値観について友達と話し合う機会が多くあり、色々な意見を聞くことで自分の中での許容範囲が広がり、多様性をより受け入れやすくなりました。そこがアメリカに行って1番良かったなと思えることです。多国籍の人たちと関わることで、育ってきた環境や文化を共有すると自分の価値観が変わり、視野を広く持って生活するようになりました。

テニスの面でも、様々なプレースタイルや力の差、フィジカルの差を沢山経験することで、自分の足りない部分をその人たちから盗んで自分のものにすることも多くありました。アメリカでは日本ではあまりないTransfer(※編入)ができて選手が頻繁に出入りするので、ほぼ毎回違うプレイヤーと試合が出来るのが魅力的だと思います

もし今アメリカの大学に入学しようか迷ってる方がいるのなら、声を大にして言いたいです。「是非!挑戦してみてください!!」きっと見える景色が変わると思います。楽しいことや嬉しいことばかりではありませんが、苦しいことを経験すればそれは今後の自分に活かせるので、チャンスがあるのなら掴みにいってほしいです!

皆さんのアメリカでの活躍を楽しみにしています!!

✔ すーも、有難う! 帰国するたびにいろんな話を聞かせてくれたすももさん。先日は大分のインターハイ会場でバッタリ会ってすごくびっくりしました!

あっという間の4年間だったようですが、アメリカの大学を選んでほんとに良かったと言っていました。卒業おめでとう!🎊🎊

post

祝・卒業!② 倉橋奈摘さん Wichita State University (NCAA D1)

Pocket

I-Con Playersアメリカ留学レポート⓯ NATSUMI KURAHASHI – Wichita State University (NCAA D1) Graduation!

皆さん、はじめまして!倉橋奈摘です。簡単に自己紹介すると、出身は愛知県豊田市で、高校は山口県の野田学園高等学校を卒業、その後ウィチタ州立大学に入学、そして先日卒業しました。

私の専攻はExercise Science、副専攻はSports management、そしてPhysical Education Coachingの資格を勉強し取得しました。コロナによるExtra yearを使うことが出来たため、計5年間アメリカの大学でテニスと勉強をしていました。在籍中にテニスで大きな戦績を収めることはできませんでしたが、アメリカの大学に興味がある、これから目指したいという方のために、私の5年間を振り返りながら何か伝えることができればと思います。

まず、この5年間を一言で表すと、「いろんなことがあったけど、控えめにいって最高の5年!!」です。私は元々、日本の大学に進学するつもりでいました。しかし、高2の全日本ジュニアでアメリカの大学に進学する選択肢を知り、急遽、高校卒業後の進路を変更しました。私がアメリカの大学に進学した最大の理由は、自分のテニスの実力が世界にどこまで通用するのか試したいと思ったからです。

私は幼い頃から将来プロテニスプレイヤーになることを夢見て死に物狂いでテニスを頑張ってきました。しかし、高校を卒業するまで様々な理由からITF やWTA の大会に出場することが難しく、世界の選手と戦わないまま日本で頑張っているだけでは、本当の意味で自分の夢を叶える事は出来ないのではないかと思い、この四年間は自分の夢に対する最大で最後のチャンスだと決めてアメリカの大学に進学することを決意しました。

そうやって、自分で決めた進路ではあったのですが、いざ渡米となると、ワクワクの気持ちよりも不安な気持ちが大きかったのを今でも鮮明に覚えています。私の最初の1年半は、いろんなことがあったので、その1年半について話したいと思います。

渡米前の不安が的中したかのように、私の最初の一年半は、楽しいことばかりじゃありませんでした。私の中での最初の壁は、やはり言語でした。入学する前の私の英語力は、なかなかひどかったので、TOEFLの点数が上がらず、西谷さんには大変ご苦労をおかけしました💦🙇‍♀️。そのため、学校に語学学校のようなプログラムが付属していて、なおかつテニスのレベルも高い学校を探してもらい、今の大学と出会いました。

語学学校のようなプログラムでは、4技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)を英語で学びつつ、大学の論文の書き方や課題を効率よく進めるためのヒントなども学ぶことが出来たので、このプログラムを受けられたことは正直良かったと思います。学業については、慣れもあるので私の中では思ったよりも苦戦しませんでした。より苦労したのは、アカデミックよりも単純にコミュニケーションをとることでした。

私は、元々極度の人見知りで内気な性格なので、自分から人に話しかけたり、自分の意見を主張することが苦手で、それを慣れない英語で ってなると自分の中でキャパオーバーでした。でも、話した方が英語の伸びは格段に良くなるとわかっているからこそ、さらに自分を追い込んでしまって、悪循環でしかありませんでした。

しかし、私は本当に周りの人々やチームメイトに恵まれ、とてもアットホームな雰囲気の後押しもあり、二年目に入るあたりから自分から積極的にコミュニケーションをとってみようという勇気が生まれてきたので、少しずつ自分の意思を伝えられるようになっていきました。一度勇気をもって話しかけてみると、二回目以降は自然と緊張しなくなり、すぐにコミュニケーションをとれるようになりました。

コミュニケーションに必要なのは英語力よりも、伝えようとする姿勢がとても大切になってくると思うので、一発で伝わらなくてもどうにかして伝えようとしてみてください。ほとんどの人は、何を言おうとしているのか頑張って聞こうとしてくれるはずです。そうすれば、案外伝わることを実感して楽しくなってきたり、伝わらないことが悔しくて英語の勉強のモチベーション維持にもつながると思います。

英語や勉強も苦労しましたが、私の中での1番の難関はテニスでした。渡米する前は、アメリカでも試合にたくさん出場して活躍したいと意気込んで行きました。しかし、1年目のシーズンは全くと言っていいほどシングルスには出させてもらえず、出たとしてもダブルス3にたまに使ってもらうくらいで、ほとんど試合ができませんでした。テニスをしに来たのに、試合に出させてもらえない状態が続くうちに、私はここに何をしに来たのか、自分自身を追い込むようになりました。正直、この期間が五年間の中で一番辛かった時期です。でも、この期間に自分自身と将来と真剣に向き合うことができたので、今考えるととても大切な時間でした。

ただ、この期間があったおかげで、私は人として何倍も成長したと思いますし、この先どんなことがあっても大丈夫という自信になりました。腐らず頑張り続けたからか、その翌年から試合に出れるようになり、三年目からシングルス1,2のポジションを任せてもらえるようになりました。それと同時にチームのキャプテンのような役割も担うようになりました。もちろん、苦しいことだけではなくて、楽しいこともたくさんありました。チームでいろんなところに試合に行ったり、ご飯を食べたり、祝日を一緒に祝ったり、他にも数えきれない思い出があります。思い出がありすぎて、アメリカを去るのが本当に寂しかったですし、今でも思い出すと涙が出てきます。

すべての経験一つ一つが大切で、アメリカに進学しなければ経験できなかったことばかりなので、アメリカの大学に進学するという選択をして本当に良かったです。これから、勉強し始める人、もうすぐ渡米する人、まだ進路を迷っている人など、いろんな人がいると思います。どのステージにいる人でも、今やれることを全力でやっていれば、必ず何かしらの形となって自分にかえってきます。

私は、この五年間で、いい意味で自分の実力の限界が見えてしまったので、選手としてのテニス人生には区切りをつけ、10月から一般の企業に就職します。しかし、テニスを通してやり遂げたかった「世界中のたくさんの人々を笑顔にしたい」という夢は今も変わっていません。今は、それを成し遂げる手段がテニスではなく、何かサービスを届けることで実現できればと思っています。このような柔軟な考えができるようになったのも、この五年間でたくさんの人に出会って、様々な経験をしたからだと思います。

皆さんも、これから大切な選択する場面が出てくると思いますが、どんな選択をしても、あなたがたくさん悩んで出した精一杯の答えなら、どれも正解です。あとは焦らず自分を信じて、今やれることを一生懸命やり続けてください。そして、辛いことがあったらパンクする前に周りの人を頼ってください。必ず手を差し伸べてくれる人がいるはずです。

話が長くなってしまいましたが、とにかく最高の学生生活を送ることができました!これからは、ステージは変わりますが、今までテニスに注いでいたエネルギーを仕事に注いで、まだまだ成長していけるように頑張ります!

最後になってしまいましたが、このような貴重な経験ができたのは、I-Con Sports様を始め、たくさんの方々のサポートがあったからです。本当にありがとうございました。そして、これからチャレンジするみなさん、四年間なんてあっという間ですよ!!やりたい事をやれるだけやれるのは今だけです。なので、悔いのないように、悩んで、もがいて、全力で楽しんで、思う存分やりつくしてください!応援しています!!

✔ 奈摘、有難う! 責任感の強い奈摘さん。自分のことと同じくらい、いやそれ以上にチームのことを考えて5年間の大学生活を送っていたことを、一時帰国した時などに話を聞かせてもらって感じていました。今年の夏は後輩たちの応援で大分のインターハイでも姿を見かけました。テニスプレイヤーとしてのNatsumi Kurahashiはこれで一旦一区切りですが、またいつの日かこの世界に帰ってきてくれる日が来ることを楽しみに待っています。卒業おめでとう!🎊🎊