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福岡県の柳川高校卒業の七尾岳俊君が、ノースカロライナ州にあるMontreat Collegeに入学が決まりました。

Montreat Collegeは学生数800人弱の私立リベラルアーツ大学で、教授1人当たりの学生数Student-Faculty Ratio(11:1)や20人以下の少人数クラスの割合(78%)が示す通り、非常にきめ細やかなリベラルアーツ教育が特徴。スポーツはNAIAに所属しています。

七尾君は強豪柳川高校テニス部のレギュラーメンバーとして活躍しましたが、彼もまた高3の夏までどっぷりと部活中心の生活でしたので海外の大会に出る機会はなく、卒業後は海外の大学への進学希望を持ってはいたものの、それはStudent-Athleteとしての留学ではなく一般の留学としてオーストラリアやカナダなども含めて可能性を考えていました。

本人からは高3の夏休みに相談がありましたが、柳川高校からはこれまで何人かの先輩がアメリカの大学へ留学していることもあり、先輩たちの話なども参考にしながら最終的にアメリカの大学へのStudent-Athleteとしてのチャレンジを決心しました。

とは言え、本格的にTOEFLの勉強に取り組んだのは高3の秋以降なので、やはり最初は英語のスコアを伸ばすのに苦労しました。

日本の高校三年生がTOEFLの試験を受けるとだいたい37〜38点ぐらいが平均と言われていますが、そこから大学が求める71点まで伸ばすのに7〜8ヶ月ぐらいはかかります。七尾君の場合もスコアが上がってくるのに時間がかかりましたが徐々に実力を蓄えていき、最後はコロナ禍で受けられなくなったTOEFLの代わりにDuolingoという別の英語テストでスコア100点をマークし、晴れてMontreat Collegeから合格を勝ち取ることができました!(Duoling Testの100点はTOEFLでは64~74点ぐらいに相当します)

NAIA所属で上位トップ10に入る大学を含めいくつかあったオファーの中で、「高校時代は名門校でみんなから追いかけられる立場だったが、大学では逆の立場で強い学校に追いつき追い越していく成長途上のチームで頑張ってみたい」と言い、新しく就任した若い情熱的なコーチが積極的にリクルーティング活動を展開していて、これからチームを強くしていくMontreat Collegeを選んだところに七尾君の心意気を感じました。

新しいチームゆえの試行錯誤もあると思いますが、芯の強さと内に秘めた闘志でチームの中心メンバーとして頑張ってくれると信じています。おめでとう!

Let’s go Taketoshi ! Let’s go Montreat College Cavaliers !!