◆ Spring 2026 U.S. University Tour DAY 4 ◆
Day 4は朝から全米屈指の名門私立大学 University of Miamiを訪問。観客席付きの立派なコートで、男女テニス部の練習を見学させていただきました。
明日が公式戦ということで、今日は軽めの練習とのことでしたが、それでもこの強度。ボールのスピードやフィジカル、1本1本への集中力。“これがDiv.1トップレベル”と、思わず見惚れてしまう内容でした。
練習が朝なのは、午後になるとかなり暑くなるマイアミの気候を考慮してのこと。練習後はコートサイドの人工芝スペースでストレッチ。気持ちいいです!
そして今日は、特別な出来事も。
奥のコートでは、大坂なおみ 選手が練習中でした!
ご自宅が近くにあり、遠征がない日はここで練習しているとのこと。写真や動画撮影は禁止でしたが、世界のトッププレーヤーが練習している。それもすぐ目の前で―― それだけで十分すぎる
その後、Alexコーチがクラブハウスやジムなどを丁寧に案内してくださいました。コート横にはコーチ陣のオフィス、その隣にはウェアやシューズの保管庫。在庫量とバリエーションは圧巻で、ウェアだけでもショップが開けるのでは…と思うほどの充実ぶりでした。
大学のキャンパスは中央に大きな池があり、その周囲に建物が配置されています。どこかリゾートのような雰囲気がありながら、歩いて回れるサイズ感。いつ来ても、本当に魅力的なキャンパスです。
そしてこの日は、もう一つ特別な時間がありました。現在この大学でプレーしているI-Con Player新井愛梨さんが、後輩たちを迎えてくれたのです。
実は彼女も、3年前の視察ツアー参加者でした。当時は北カリフォルニアを訪れ、スタンフォード大学を見学した際、そのスケールや世界観に痛く感動していた姿を今でも覚えています。
あのとき「見る側」だった彼女が、今はこの舞台でプレーしている。
練習後には愛梨さんも合流。ランチを取りながら、みんなが取り囲むように質問攻めです。授業があるため一旦お別れしましたが、夜に再び合流してくれることに。
明日試合を控えている中、日本から来た後輩たちに時間を割いてくれる姿勢に感謝しかありません。
キャンパスショップでは「Miami」のロゴ入りウェアを購入し、明日の試合観戦に備える子も(笑)。完全に雰囲気に飲み込まれています(笑)
午後は車で約30分…のはずが、大渋滞で予定より1時間遅れてSt. Thomas Universityに到着しました。今回のツアーで初めてのNAIA所属校訪問です。
大遅刻にも関わらず、Admissions Officeの方が丁寧に対応してくださり、ショートセッションの後、キャンパスツアーでカトリック系私立大学ならではの落ち着いた環境を見学。かなり夕方になっていたため学生の姿は少なかったですが、午前中に見たDiv.1の超強豪校。そして午後のNAIA校と、規模もカテゴリーも違いますが、それぞれに強みがあり空気感も全く異なります。
短い時間ではありましたが、テニスコートで練習もさせていただきました。
夜は愛梨さんが探してくれた海沿いのシーフードレストランへ。ここでも質問は止まりません。
あのとき「見る側」だった彼女が今は「見られる側」。全米屈指の強豪校マイアミ大学でプレーし、自分の言葉で経験を語っている。その姿は、子どもたちにとって何よりリアルな未来像だったはずです。
単に「アメリカの大学ってすごい」という感想から、「ここでプレーするには何が必要か」、「自分はどこを伸ばさなければならないか」という、より主体的な考え方への転換。ツアーの意味を、彼女自身が体現してくれているようでした。
世界トップの選手が練習する環境と、数年前まで自分たちと同じ立場だった先輩が活躍する舞台。その両方を同時に目の当たりにしたDay4は、子どもたちにとって確実に意識が一段上がった日だったと感じています。数年後、この中からまた後輩を迎える立場になる選手が現れるかもしれません。そう思わせてくれる一日でした。
明日はマイアミ大学の公式戦を観戦します。今日感じた熱量を、今度は「試合の現場」で体感します。少し疲れは出ていますが、みんな元気に行動しております。