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学生ビザの申請について。

この秋から入学予定の皆さんには個別対応させていただいていますが、色々な情報が出回っていますので、一度全体的にどんな状況かを纏めてみたいと思います。  

  • アメリカ政府がビザの新規面接予約を一時停止すると発表したのが5月27日。まだビザ申請が終わっていない子には大至急面接予約を取るところまで進むよう指示しましたが、実際には5月30日頃まで予約の画面は動いていました。

    ただ、面接可能日が直近では空いていなくて、8月半ばの予約を取れた子が一番早い予約日。ほとんどの子は10月しかもう取れない状況でしたが、とにかく予約を入れることが大事!一番早い日程で一旦予約を入れてもらいました。
      
  • 5月31日以降は、SEVIS(I-901)費用の支払い、DS-160(ビザ申請画面)の入力と費用$185の支払いまではできるのですが、その次のビザ面接予約の画面に進めない状況。「利用可能な枠がありません」というメッセージしか表示されず、カレンダーで面接日が選べない状況。それでも状況がいつ変わるかわからないので、毎日予約カレンダーの画面を見てもらい、状況が変わるのを待っていました。
     
  • 6月18日にアメリカ政府が学生ビザの面接予約を再開するよう各国の領事館に通達したという発表があり、一時的に予約が集中するであろうものの、これでやっと面接予約に進むと思って見ていましたが、毎日確認してみても面接予約可能日のカレンダーが出てこない状況。再開はしたけれども7月8月の予約枠はかなり限られていて、実際のところはまだ「完全に」再開はしていないと言うべきと思います。
      
  • その状況下でも、10月で面接予約を入れていた子には「緊急面接予約リクエスト」を出してもらい、4人中3人が受理され、7月まで前倒しに成功!I-20のProgram Start DateとEarliest Admission Dateを見ながら、リクエスト文章の書き方をちょっと工夫することでうまく前倒しに成功しています。
      
  • 5月末までにDS-160が終わっていなかった子は、今はまだ新規の面接可能枠が発表されていないので、毎日大使館の面接カレンダーを眺めて、面接予約可能日が出るのを待っている状況。

    大学のコーチやAdmissions Officeからも毎日複数回確認するよう指示が出ていますし、私も第一次トランプ政権の時に一時ビザの発給が停止した時やコロナの時も同じことをしたので、朝昼晩と一日3回見ていると突然予約枠の空きが出ていた経験があります。しばらくは注視しているしかないと思います。
     
  • 最悪のケースどうなるか?という質問もいただくのですが、確実なことは答えられないのですが、1月入学に変更というのは私がやっている大学の中にはまだありませんし、コーチも大学のAOも少しぐらいの遅れなら何とか対応できるように考えるから ということは言ってきてくれています。

    コロナの時のように、渡米できない子にはオンライン授業と対面の授業が並行して行われる可能性があるのか、日本以外の国でのビザ面接再開の状況も確認しながら、もう少し眺めてみるしかないと思っています。

スペイン本社が見ているヨーロッパの子たちは、ビザ面接の予約は再開したけれども、一番早く予約が取れて8月中旬みたいな話をしています。それでも日本よりかなり早いじゃん!って感じですが、しばらくの間は申し訳ないのですが大使館の面接予約の画面を毎日何回か見てみるしかなさそうです。

7月4日の独立記念日休暇が終わって、アメリカも今日から新しい週に入りますので、少しでも早く通常サイクルに戻ってほしいと思います。日本は今日は七夕なので「星に願いを!」って感じですが、何か状況が動きましたらすぐに皆さんに共有させていただきます。