みなさん、初めまして。 i-Consports に今後ブログなどで参加させて頂く事になりました、小和瀬 麻帆(こわせ まほ)です。
私は、日本の高校卒業後、ジョージア大学(The University of Georgia)で4年間テニス留学をしていました。現在は同大学の大学院でスポーツマネジメントを勉強しています。
私の留学経験を一言でいうと、「あっ!っという間だったけど、一瞬一瞬がものすごーく充実していた、最高の4年間!」です。何ものにも代えられない大変貴重な経験ができたので、 スポーツ留学という機会を「もっとたくさんの人に知ってもらいたい!!! 」「留学者数をもっと増やしていきたい!!! 」と思っています。
今後は、自分の経験を活かし、アメリカのスポーツ留学生活の実態を詳しく紹介していきたいと思っています。
質問等ございましたら、i-Consports のホームページへの問い合わせ、又はブログへのコメントなど、是非ご連絡ください。
次回からは「麻帆の大学留学経験シリーズ」という形で定期的にブログに投稿させて頂きます。皆様、どうぞよろしくお願いします!
<簡単なプロフィール>
平成3年9月27日 千葉県生まれ
幼い頃から明るく活発な性格で、2歳半から水泳を始める。
5歳の時に父の仕事の関係で5年間、タイのバンコクに在住。その間にテニスを始めた。知り合いの影響でアメリカ大学留学への憧れを持ち始める。
10歳で日本に帰国。水泳かテニスか一本に縛るのを迷った結果、千葉県柏市の吉田テニス研修センター(TTC)の選手育成コースに進むことを決意。プロを目指し、テニス漬けの毎日を送った。テニスを本格的に始めたのが比較的遅かったため、全国トップレベルの周りの選手達に追いつけと週6回、一日3時間以上の練習。中学3年生では全国ベスト8に入れるまでになった。
テニスで渋谷幕張高校に推薦入学。 テニスと勉強の両立のために忙しい毎日。テニスの海外遠征も年に3、4回行き、 国内の試合も合わせ、年末年始も含み年中テニス漬け。努力しているにも関わらず結果が出ず、伸び悩んだ時期もあり、何度もテニスをやめようと考えた。家族や周りのサポートもあり、高校3年最後の夏にインターハイ、全日本ジュニアのダブルス、国体を優勝できた。
高校を卒業後、アメリカの大学のアスリート達が学業や人生設計を重視する考え方、大学テニスのレベルの高さに感銘を受け、ジョージア大学へのテニス留学を決意。来た当初は英語もあまり分からず、海外一人での生活に苦労した。レベルの高い英語での授業と、シーズン中は毎週末ある大学の試合との両立に必死な毎日だったが、一日一日がものすごく充実していた。
ジョージア大学はスポーツで有名な大学で、テニスでも強豪校。チームメイト達と切磋琢磨しながら、チームで全米1位にランクされたこともあり、SEC(サウスイースタンカンファレンス、南東地区大会)でも優勝することができた。個人でも最後の全米選手権ダブルス2位になり、全米体育協会 (NCAA) スポーツマンシップ賞をいただくことができた。 テニスという個人競技をやりながら、一つのゴール(全米選手権優勝)を目指し団体戦をやることで、生涯付き合っていけるチームメイトとのかけがえのない時間を過ごせた。チームメイト、コーチングスタッフ、ファンの方々などに恵まれ、人生で最高の4年間を送ることができた。
大学生活最高の思い出は 、自分のホームコートで2000人以上のファンやサポーターの前で競技生活最後の試合ができた事。温かいファンからの声援と「今までありがとう」という言葉をかけて頂いた事。
今後は、アメリカ大学留学者数を増やす事で、日本テニスのレベルの底上げに少しでも貢献できたらと思っております。皆様、どうぞよろしくお願い致します!
小和瀬 麻帆