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I-Con Freshman Players’ 公式戦デビュー❹
テキサス大学パーミアンベイシン校 (NCAA Div.2) に進学した勝田匠君。コロラドへの初遠征(9月)と、先週行われたITA Regional Championshipで公式戦初デビューした感想を届けてくれました。
力作なので、前編・後編の2つに分けてお届けします

▶️ 大学に入って初めての試合(遠征)は、片道15時間かけてバス移動でコロラドへ。3日間で3つの大学と試合をしました。
毎日ずっと単複やってたので体力的にも厳しかったですが、相手はみんな僕よりもデカい人でとにかくサーブが速くて、キープが基本の試合みたいで、ブレイクしたら大声でブレイクしたぞ!みたいにどのチームも言ってたので、キープがやはり基本なんだなと思いました。3自分はあまりサーブが得意ではないのでキープするのがとても大変でしたが、デカいのにサーブ以外はずっと守ってる人も多かったイメージです。コロラドは高度が高くて球が簡単に飛んでいってしまい、そこはすごく難しく感じました。
先週あったITA Regionalは個人戦でわからないことだらけでした。コート番号とかどうやって知るのかもわからず、ルールとかも3セット?8ゲーム?とかも書かれてないので全部聞かないとで、その時点で緊張感はすでにありました。しかも朝一番の試合でチームメイトのを見て学ぶとかもできず、朝練を近くのコートでやって、試合が8時からなのに7時40分まで練習して試合開始5分前に会場に着いてそのままコートに行くという日本では全く考えられないことだらけでした。

初戦はすごい緊張しました。最初の4ゲームぐらいは永遠にラリーするだけで緊張して責めることもできず苦戦していました。その後は少し緊張はなくなり自分のプレーができるようになりましたが、1日でシングル3セットを2試合、ダブルスを8ゲーム2試合やらないといけなくて、体力的に死ぬほどきつかったです。朝は5時30分に起き、夜は9時とかにやっとホテルに帰り着くので本当に厳しい戦いでした。
シングルスは3人ぐらいシード選手を倒せて、自分のチームメイトに勝った相手にも勝てたり、とても満足のいくプレーができました。決勝はセカンドセットで体力の限界がきて足を攣ってしまい、みんなから薬をもらったり「Believe !」と後押ししてもらいましたが、ファイナルセット5-7で負けてしまい、握手した瞬間に相手チームはみんな入ってきて水をぶっかけてすごいはしゃいでいて、それを見て死ぬほど悔しかったです。けど僕のチームメイトもみんな入ってきて一人一人抱きしめてくれて、「フレッシュマンなのによく頑張ったよ」とか声がけしてくれて、すごい嬉しかったです。(後編に続く)

I-Con Freshman Players ❹ UTPB (NCAA Div.2) 勝田匠君 (前編から続き)

⏩ ダブルスは準決勝で惜敗してしまい、試合中に審判と相手の人が揉めたり、僕のペアと相手が言い合いしたり、とても荒れた試合になりました笑 相手の怒りでスマッシュをなぜか僕のおしりに当てられるという悲劇もありましたが、僕には謝ってくれたのでまぁ良かったです😂 
負けたのは悔しかったですが、この大会でTheアメリカというのを感じられたし、勝ち抜くタフさもわかり、すごいいい経験になりました。応援も個人戦なのにこんなにするの!?というほど声掛けや歌を歌ったりフェンス叩いたりすごい大騒ぎでした。

けどそのおかげで自分も鼓舞されたし、きつくても最後まで戦えたと思います。まだまだアメリカンな感じは慣れないことはたくさんあります。試合中相手選手はよく怒って叫んだり、ボールをフェンスに打ったりして何度も警告を受ける人をたくさん見ました。僕の相手も警告をもらい15-0スタートに何回もなりました。
そういう警告などのところはしっかりしてますが、それでも試合後は相手と仲良く話したりしてて、みんな友達みたいになってたのでそこは日本と違うところで良いなと思いました。
今回の試合の感想はこのような感じです。

Regionalで準優勝だったので、これでNationalに行けると思っていたのですが、まだFreshmanで他の戦績がないということで、他のRegionの人が選出されたと後日コーチから聞かされました。本当に残念ですが、次回は絶対にNationalまで行けるよう優勝狙って頑張りたいと思います!

Let’s go Takumi ! Go UTPB Falcons !!