(前編から続く)
苦労したことは、やはりアメリカに行く前まで勉強というものにまともに取り組んできたことがなかったため、どのようにして勉強を行えば良いのか全くわからなかったことです
最初の1、2ヶ月は英語の問題もあった上に、勉強方法にも迷走しており、明日の授業のディスカッションのために30ページ以上本を読み、EconとCSの課題に取り組み、週一である4ページのエッセイを終わらせて、、、気づいたら朝の5時頃になっていることがざらにあり、本当に学校生活を生き抜くことで精一杯でした。しかし学校に慣れ始め、教授やクラスメートと活発に交流をとるようになり、自分自身のやり方を確立することができるようになってからはちゃんと睡眠時間を確保するようになりました(大きなプロジェクトやテスト期間中以外)。
一年目の思い出は、友達と教授に対する文句を言いながら夜通しプロジェクトに取り組んだことや、引退するSeniorのチームメイトたちにFreshman全員で全力でRoastをしたこと、兵役のため国に帰ってしまう友達にお別れをしたこと、ハロウィンに仮装してチームメイトたちとFraternities(学生寮のようなもの)を回りまくったり、期末試験を乗り越えた仲間と一緒にカナダ旅行に行ったり、これら以外でも語り尽くせないほど様々な思い出があります
勉強とテニスを両立することで精一杯ですが、遊ぶ時は全力で遊ぶことができる学校のため、メリハリをつけて学生ライフを送ることができました!
日本にいたらできなかった経験としては、友達と宗教のことで議論を交わしたことです。その子は韓国から来ていたのですが、生まれた時からクリスチャンで創造論や神が存在していることなどが彼女の常識としてありました。私は生まれも育ちも日本で、進化論を信じている無信仰の人間だったため、彼女の常識と真っ向から衝突しました。
もちろんお互いに排他的な精神で会話をしているわけではないし、これまでの人生においてさまざまな人と出会ってきているため人々が異なる考え方、常識を持っていることも理解しているつもりでした。しかし、心の中の何処かでは、私のあたりまえは他の人のあたりまえであると信じている節があり、実際に私の常識に真っ向から立ち向かってくる存在と相対すると、今まで私が客観的に見るとfixed mindだったということを思い知り、とても衝撃を受けました。
議論を交わし、お互いの常識を変えようという意思はお互いになく、お互いの意見、常識をシェアし、理解し合うことでより自分の世界が広がった感覚がありました。これは日本にいた時にはできなかった体験だったし、これからも宗教だけではなく、さまざまな文化や言語と触れ合っていく中で出会うであろう違いをより経験し、交流したいと思えるきっかけにもなった出来事でした。
今年できなくて来学期からチャレンジしたいことは、Investment clubに参加しているのですが、実際のお金を使って取引等に手を出すことはしなかったので、クラブメンバーと意見を交わしながらプランをたてて実際にお金を動かしてみたいですね!
一慶、有難う。一年目からなかなかヘビーな大学生活のようですが、その分ものすごく充実してるようですね。今後は勉強面にも力を入れて大学進学を考えたいという子も増えてくると思うので、是非みんなの相談に乗ってあげてくださいね!