今日は甲子園の決勝戦!同じ高校生の全国大会なのに、テニスと野球でこんなに応援が違うことにちょっと複雑な気もしますが(笑)、選手の皆さんは悔いのないよう最後の瞬間まで全力を尽くしてくれればと思います!
今日お話を聞いたのは、ケンタッキー州のUnion Collegeに進学した五十嵐凜さん。
高校はインターハイにも出て来る学校だったので、日本の大学へという選択肢もあったと思いますが、なぜアメリカの大学を選んだのか、また、実際に行ってみての1年目の正直な感想などを色々と聞かせてもらいました
Rin Igarashi – Union College Ky
―― 凜さんはなぜ日本の大学じゃなくてアメリカの大学を選んだのですか?
私がアメリカの大学に興味を持ったきっかけは高校時の先輩方で、先輩方がアメリカですごくキラキラ輝いているのを見て私にもチャンスがあるのなら頑張ってみたいと思うようになりました。また、英語を使っていろんなことを勉強して、将来は大学で学んだことを活かして仕事ができたらいいなとも思っていました。
―― アメリカに行く前の予想と、実際に行ってみての違いは何か感じましたか?
実は私はアメリカの大学に行くまでは、海外に行った経験がありませんでした。だから全ての面で積極性がないといけないと思っていたんですが、私が困っていると手や声を上げる前に助けてくれる人がたくさんいて、日本とはまた違った人の暖かさを感じました。
―― 1年目、秋学期と春学期を終えてみての正直な感想はどんな感じでしょうか?
最初の秋学期はテニスの試合が数試合しかなかったので、課題にかけられる時間が多くてよかったのですが、反対に春学期は試合がたくさんあって疲れてしまい、正直課題どころではありませんでした。これがアメリカの大学テニスかぁー、、と思いましたが、期限を守れるように優先順位をつけて早めに課題を終わらせるように心がけることができたことが、大変な時を乗り切れた秘訣でした。
一番苦労したのはやっぱり英語面ですね。英語に自信があってアメリカに行った訳ではなかったので、なかなか喋ることができなくてそれが苦しいと感じることもありました。初めは先生が指示したこともできなくて、クラスで置いてかれる体験を何度かしたこともありました。
ただ、一年間を過ごして少し会話ができるようになりました。2年生になったらグループワークのクラスがあると聞いているので、自分から積極的に発言できるようになりたいです。テニス部にもフレッシュマンがたくさん入って来るので、去年先輩たちから教えてもらったことを今度は私が伝えれあげられるようになりたいですね。
―― それでは最後に、これからアメリカの大学にチャレンジを考えてる高校生へ何かメッセージがあればお願いします!
私はアメリカの大学に行くことを楽しみにしている反面、正直言うと不安の方が大きかったです。高校生の方々も不安が多いと思います。でも、一年たった今、その不安は少しずつ自分の自信や楽しさに変えられています。皆さんも勇気を持って挑戦して欲しいなと思います!
―― 凜さん有難うございました。もうすぐ2年生が始まると思いますが、また新たな気づきがたくさんある一年になればいいですね。応援しています!