ケンタッキー州のカンバーランズ大学を5月に卒業した三谷早希さん。先日のReunionでも話してくれましたが、充実した大学生活を振り返ってメッセージを書いてくれました
Satsuki Mitani – University of the Cumberlands
私は大学生活の4年間をUniversity of the Cumberlandsで過ごしました。1年目は何も分からず、楽しみよりも不安や緊張の方がありましたが、当時3年生だった日本人の先輩が助けてくれて、チームに早く馴染むことができました。この4年間で多くのことを学んで、自分自身を変えることができたと思います。
1年目は何もかもが初めてだったので、縮こまっていることが多かったのですが、他の国から来ているチームメイトたちの「これでもかっ!?」という自我の出し方に刺激を受けました。テニス面でも日常面でも自我を出す、自分の意見を言うことがアメリカに来て一番変わったことかなと私は思っています。
チームメイトのみんなは一人一人が個性的ですが、とてもフレンドリーで私は大好きでした!!なぜかみんなからはサムライと呼ばれ、その派生なのかわかりませんがあだ名としてササって呼ばれていましたが、なんでそうなったのかは分からないですw
3、4年生ではチーム内の人数も多くなって部内競争がとっても激しくなりました。その中で自分はスランプになったり、テニスに対してもうやめたいと思うぐらいまで追い込まれていましたが、チームメイトやコーチ、親がしっかりと私を支えてくれて、スランプを脱却することができました。スランプから抜け出した後、最後の年はロスターに戻ることはできませんでしたが、試合で選手アシスタントコーチとしてチームを支える役をコーチが私にくれました。
最初は「え?、コーチなんてなんもできないのだが!?」と困惑しましたが、回数を重ねていくうちに、各チームメイトのコーチング方法がわかってきて、どうアドバイスしていいかを理解することができました。技術的にアドバイスをしたら対応してくれる子には何か戦略を与えて、本能・センスで試合を進める子にはフラストレーションが溜まっている時にガクッと落ちないようにモチベを上げ続けるなど、チームメイトについてさらに知ることができて、嬉しかったです!この経験をくれたコーチやチームメイトにとても感謝しています
私はこの大学で4年間過ごすことができて本当に嬉しかったです!!大学を探している時にはNCAAのD1、D2の存在しか知りませんでしたが、西谷さんがNAIAの存在を教えてくださって、Cumberlandsと出会うことができました。
正直NCAAとNAIAの違いはわからないですが 私はNCAAはもうテニスの試合三昧で、NAIAはどちらかというとゆる〜い感じなのかなと思っていたのですが、私の行ったCumberlandsは毎年団体戦で全国大会に行けるほど強い大学だったので、練習・トレーニングとガッツリでした!w 勉強との両立が少し大変でしたが、とてもやりがいのある日々でした
卒業式の当日まで私は自分が卒業生であることの自覚がありませんでしたし、あっという間だったなぁという思いです!もしも悩んでいる子がいたら、私はアメリカの大学に行く機会があるのならば飛び込んでみればいいと思います!これからアメリカの大学に行こうと思っている子たち、興味が少しでもあるジュニアの子は、答えられることは答えたいので、気軽に私に聞いてください
早希さん、有難う。4年間はあっという間でしたか? 本当にいろんなことを経験したアメリカでの大学生活を、また後輩たちにもたくさん話してあげてくださいね!