柳川高校卒業の岩原健斗君が、この春学期からアーカンソー州にあるUniversity of the Ozarksに入学しました!
Ozarksは1834年創立の歴史あるリベラルアーツ大学。オザークス山脈の麓、自然あふれるキャンパスで学生数1,000人以下の少人数教育が特徴です。テニスはNCAA Div.3に所属ですが、ビデオストリーミング付きの綺麗なハードコートが8面!D3の中でも有数の立派な施設です。
先週末に渡米し、早くもワクワクが止まらない健斗君からのコメントをご紹介します!
👉初めて大学のキャンパスに来てみて、日本にはない建物や環境、食べ物や人の匂いしかなくて、こんなに新鮮な場所は他にないだろうなって思ってワクワクしました。不思議と不安はあまりなかったです。
アメリカ留学ならではの新しいことを常に楽しみ、自分の成長に繋げて、自分の可能性を最大限に広げられるようなそんな4年間にしたいです!
おめでとう、健斗! Let’s go Kento ! Go Ozarks Eagles !!
福島一輝君 Averett Universityに入学
相生学院高校卒業の福島一輝君が、この春学期からバージニア州のAverett Universityに入学しました! 進路をアメリカの大学に決めるのが少し遅くなったのですが、高校卒業後も粘り強く勉強を続け、晴れて大学から合格通知を勝ち取りました。
Averettは1859年創立の私立リベラルアーツ大学。テニスはNCAA Div.3に所属ですが、年間約20試合が組まれていて、非常にActiveに活動。昨年のシーズンはあと一歩でD3の全米選手権への出場を逃し、今年こそ!とコーチをはじめメンバー全員が燃えています🔥
先週渡米し、寮生活を始めた一輝君からのコメントです⏬
👉アメリカの大学に入学して1番驚いたことは、海外の人たちの優しさです!英語がまだ上手く話せない僕に毎日たくさんの人たちが話しかけてくれ、そのおかげで自分でもこんなに早くたくさんの友達が作れたことに驚いています!
毎日友達とご飯を食べたりテニスをしたりと、すごく充実したスタートが出来ています。これを実現できたのは両親や家族他、サポートしてくれた人たちのおかげなので感謝したいです。
今後の目標は、去年チームが準優勝でNationalを逃したので、今年はチームに貢献してNationalのキップをつかみたいです!
おめでとう一輝!
4年間いろんな経験をして、充実した大学生活を送ってください
Let’s go Kazuki ! Go Averett Cougars !!
I-Con Freshman Players-University of Wisconsin-Superior 倉地蓮くん
I-Con Freshman Players 公式戦デビュー ❼
ウイスコンシン州のリベラルアーツカレッジUniversity of Wisconsin-Superior (NCAA Div.3) に進学した倉地蓮くん。初めての試合での正直な感想を送ってくれました。
倉地君は高校時代、全国大会にこそ出ていませんが、関東ジュニアのシングルスに出場したレベル。Div.3の大学を選びましたが、これからアメリカの大学テニスにフィットしてくれば、益々の活躍が期待できると思います! Let’s go Ren !!
▶️ アメリカに来て初めての公式戦は、隣のミネソタ州で3日間に渡り行われたITA Midwest Regional Championshipでした。
この大会はDiv.1に所属する以外の大学が集まって開催される大会で、最初ドローを見て相手のUTRがあまり高くなかったのでいけるかな?と思ったんですが、残念ながらシングルスは1回戦で負けてしまい、4年生と組んだダブルスは何とか1回戦は勝ちましたが2回戦で負けてしまいました。正直、UTRはあんまり関係ないなと思いました。笑
自分は1年以上試合をしていなかったとはいえ、こちらのテニスのレベルは思っていた以上に高く、自分にはピッタリな環境だと思います。みんな筋肉モリモリで、打っても打ってもリターンされてしまう感じです。あと、みんな身長が高いし手足も長いから、オフェンスもディフェンスも自分より優れていると感じました。
一番違いを感じたのはコートの環境で、自分の大学は州立のリベラルアーツなんですが、Div.3のリベラルアーツでも私立の大学はしっかりとコートが整備されていて、コートの面数も大幅に違うと感じました。
自分の大学は今セメスターの全体練習は終了して、今は自主練習という形で練習しています。春のシーズンに向けて、しっかりとアメリカの大学テニスにフィットさせていけるよう、頑張りたいと思います!⏪
Let’s go Ren ! Go UWS Yellowjackets !!
2022-2023全米大学ランキング発表
U.S. News & World Report社の2022-2023全米大学ランキングが発表になりました。
https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/
アメリカには日本のような大学の偏差値一覧表のようなものはなく、いくつかの大学ランキングは存在しますが、様々な評価項目をそれぞれ数値化して、その合計スコアでランキングを付けているものが多いです。
U.S. News & World Reportのランキングは歴史も古く、大学ランキングとしてはアメリカでもっとも影響力があると言われていますが、学業の優秀さだけでなく、学生たちの満足度や卒業率、全体の授業の中で20人以下の少人数クラスの割合や、教授一人あたりの学生数など、色々な項目を数値化してランキングを付けています。どちらかと言うと入学時の難易度ランキング的な要素が強いです。
Forbes社も独自のランキング指標でAmerica’s Top Collegesというランキングを発表していますが、Forbesのランキングは大学を出た後の給料なども考慮されているので、U.S. Newsのものとはちょっと違ったランキングになっています。
https://www.forbes.com/top-colleges/
これ以外に有名なところでは、英国タイムズ社のランキング、Times Higher Educationがあります。いわゆる「世界大学ランキング」というやつで、アメリカの大学だけではなく世界中の大学をランキング付けしたもの。
日本からは東京大学が35位、京都大学が61位で世界トップ100に入っているのは2校だけ、、というものですが、ランキング指標も上記2つとはかなり違いますので、同列で比較するのは難しいと思います。
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2022
今年のU.S. News & World Reportランキングでは、これまで毎年全米トップ3に入っていたコロンビア大学が大きくランキングを下げました。
過去に提出したデータに誤りがあったということですが、このランキングは大学から提出されるデータを基に、それぞれを数値化してランキングを付けていますから、大学から出て来る大元のデータが正しいものじゃなければ、当然ランキングも変わってきますね。
I-Con Playersが在籍している大学のランキングを見てみたところ、National Universitiesで全米トップ100に入る大学に7人、トップ200まで広げると合計で21人の学生が活躍していました。
テニスが強い大学はほぼほぼ学業レベルも高いのがアメリカの大学の特徴ですので、文武両道を目指して頑張ってもらいたいですね!
それぞれの大学も学部によってまた特徴がありますので、自分が学びたい分野の学部・専攻がどれぐらいの評価なのか、そこも併せて見てみるのがいいと思います。
アメリカの大学へテニス(スポーツ)という武器を使って留学をお考えの方は、遠慮なくI-Con Sportsまでお問合せください。
明日(8月27日)はSAT試験です
明日(8月27日)はSAT試験です
印刷した受験票とパスポート(身分証明書)を忘れずに!
SAT (Scholastic Assessment Test) は、アメリカの大学への入学を希望する高校生が受ける標準テストのひとつで、日本のセンター試験と似ていますが、英語と数学の2教科のみ、土曜日の朝から半日での受験になります。
この試験はStudent-Athleteとしてアメリカの大学を目指す子には、長らくNCAAやNAIAなどのEligibility(資格審査)要件となっていたので知っている方も多いと思いますが、コロナで受験会場の閉鎖が続いた2020年以降、今年2022年秋学期入学の子たちまで、スコアの提出はオプションとなり、必須ではなくなりました。
2024年秋学期入学の子たちに対しても、この措置は継続されるようです。大学の合格不合格判定に際しても、以前に比べてSATのスコア提出を求める大学は近年減ってきています。
では受けなくてもいいか?と言うと、SATのスコアはアカデミック系の奨学金の査定の時には参考にされることがよくありますので、ある程度のスコアは取っておいた方が有利に働くことがあります。
最悪、どうしてもいいスコアが取れなかった場合はスコアを提出せずにTest Optionalとして出願するという方法もありますので、チャレンジだけはしてみてほしいと思います。
SATについて何かご質問のある方は、遠慮なくI-Con Sportsまでお問合せください。
Risa Fukutoku – College of William & Mary (付録編)
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート23 (付録編) 🎾
Risa Fukutoku – College of William & Mary
福徳里彩さんから、大学生の皆さんへのTipsです。是非参考にしてみてください!
▶️(付録編)
Student-AthleteとしてのTips
✔︎ 試合で授業をスキップする時のために、必ず各クラス1人以上友達を作って連絡先を交換する。その友達から休んだ授業のノートを見せてもらう
✔︎ 各クラス、最初の授業で教授に自己紹介をしに行く。Travel letter (試合によって授業を欠席する日にちが書いてある) を持って、自分が日本出身でstudent-athleteであることなどを伝える。student-athleteであることがプラスに作用することも多いです。
✔︎ Tutorが無料なので、特にfreshmanの時など、授業内容の復習などに上手く活用する
✔︎ 全ての課題の期日はスケジュールにまとめておく
✔︎ 課題の期日のextension が欲しい場合は、理由と共に素直に教授に頼んでみる。教科やクラスサイズにもよりますが、前もって頼まれれば快く聞き入れてくれる教授も多いです。
✔︎ 質問がある時は、個別に教授に聞きに行くとより丁寧に説明してくれる。
✔︎ 試験中、試験の内容ではなく、英語の単語の意味がわからない時は、その場で直接教授に聞きに行くと、わかりやすく説明してくれる。
✔︎ チームの先輩などに教授と授業の評判を聞く。同じクラスでも教授によって授業のわかりやすさに差が出てきます。
✔︎ Extra credit がある場合は、できるだけやる。Syllabus に書いてない場合でも、直接教授に頼みに行くと用意してくれる場合がある。
✔︎ 大学にあるCareer centerやWriting centerなどを活用する。Resume作りやpaperの添削など。
✔︎ 授業で教授が作ったPower pointがある場合は、教科書よりもその復習が1番大切になることが多い。
✔︎ ディスカッションやparticipation (授業中の発言) が評価に入る授業では、答えられる質問に1番に発言する。そうすることで、他の人の答えと被る心配もなく、ディスカッションの成り行きを細かく気にしなくても大丈夫です。
最後に… GPAを高くキープすることがトランスファーや大学院進学の際に1番大切ですよ!
選手たちの文武両道のためのサポート体制ー私が特に驚いた3つの事
「麻帆の大学留学経験シリーズ」前回は「学生がStudent-Athleteと呼ばれ、社会から認められている3つの理由」という題で書きました。
第5回目の今回は、Student-Athleteがどのように「学業とスポーツを両立」しているのか、 学業面のサポート体制について詳しく書きたいと思います!
前回にも書きましたが、アメリカの大学は一般の学生でも卒業するのが大変なので、ハイレベルな「学業とスポーツの両立」は簡単なことではありません。大学の授業に英語でついていくのはさらに大変で、正直なところ、私も苦労しました。
大学側はその難しさをしっかりと理解し、全力でサポートしてくれます。 その充実したサポート体制の中で、「日本の高校を卒業した私が、特に驚いた3つの事」について書きたいと思います。
まず一つ目に私が驚いた事は、大学内に「アスリート専用の勉強施設」がある事です。
その施設では、無料の家庭教師を受けられたり、最新版のパソコンが使えたり、勉強会を開けるスペースが確保されていたりと、「授業に臨むためには最高の環境」が整っています。 私は、特に1年目の勉強が不安な時は、練習をしているか、授業に出ているか、この施設にいるかというくらい、ここでよく勉強していました(笑)。
また、この施設にいる選手たちは全員が「勉強との両立をする」という同じ目標を持っています。そのため、お互いの悩みや苦労を分かち合うこともできましたし、一緒に励まし合いながら勉強をする事が出来ました。「もう眠いし、疲れたし、勉強したくない!」など、泣き言を言いたくなる事も多々ありましたが、 他の選手達が頑張っているのを見ると、「自分も頑張ろう!」と自然に思うことが出来ました。
弘岡竜治くんからのコメント
現在、IMGテニスアカデミーでコーチをしている、弘岡竜治くんからもコメントをもらいました。
IMGといえば、錦織圭選手もトレーニングをしている、世界一のテニスクラブといっても過言ではないですが、弘岡くんは大学卒業後すぐに採用され、現在は日本人コーチとして活躍中です。
ケンタッキー大学在学中は、現在プロで活躍しているチームメイト達と切磋琢磨し、ダブルスを中心に活躍していました。彼が日本人として頑張っていたために、足立真美さんや松村亮太郎くんもケンタッキー大学に進学をするキッカケとなりました。
彼の言葉にもあるように、アメリカの大学は”頑張らなければ認めてもらえない厳しい世界” ですが、そこで頑張ったからこそ、卒業後(又はテニス引退後)に人生の選択肢が増えるのではないかと思います。彼の今後の活躍にも注目です!
小和瀬 望帆さんからのコメント
小和瀬望帆 (こわせ みほ) さんからも「アメリカの大学進学を決断した理由、その過程」のコメントをもらいました。
彼女は、鵜沢周平くんの母校でもある、Ohio State University に留学中で、来学期 (9月) に3年生になります。ちょうど彼女の留学生活の半分が過ぎましたが(姉の私から見ていても)、テニスの技術面も、人間としても、とても成長したと思っています。