ボスキャリレポート、第2弾はハワイ大学ヒロ校に留学中の宗和亮介君です。
亮介君らしい、会場の雰囲気が伝わってくるレポートなので、前半・後半に分けて投稿します。
👉 まず、このキャリアフォーラムについて教えてくれますか?
ボストンキャリアフォーラム、略してボスキャリは、昨日堀口さんも書かれていたように、日本語と英語のバイリンガルを採用することを目的とした日系企業が100〜250社ほど集まる採用イベントのことです。
ボストンの会場で実際に開催されるイベントは3日間ですが、それ以前からオンライン等での事前選考を経てイベント会場での面接を確定させる方法と、イベント当日にブースにいって直接レジュメ(履歴書)を渡してエントリーするウォークインという2つの方法があります。
バイリンガルじゃないと採用してくれないのかって言うと、一応CFN(主催者)の謳い文句も日英バイリンガルイベントって感じだし、応募資格の欄にも日本語ネイティブレベル、英語中上級レベルって書いてあるんですけど、英語を全く使わない面接も全然あるのでバレなければいけるって感じですかね 笑
日本語レジュメ、日本語面接の企業を選んでいけば意外となんとかなっちゃうって感じです。英語できます!って日本語で言い切っちゃえばいけちゃうみたいな😊
僕は夏に東京で行われたキャリアフォーラムに参加しましたが、ボストンCFへの本格的な準備を始めたのは、うちの大学に来た日本からの交換留学生に引っ張られてという感じでした。9月後半頃にいくつか事前応募をしながらオンライン面接を3社ほど受けて、ボストンCFでの面接が確定したのは1社でした。これは自分に言い聞かせてもいますが、来年もう一度ボスキャリに参加するつもりなので、その時はもっと事前に準備を始めます、絶対に!
👉 何を期待してボスキャリに参加してみたのですか?
僕自身卒業後はOPT(米国大学卒業後に得られる1年間の職業研修資格)を使用するつもりなので、OPT先か自身が興味のある職種や企業を見つけたいと思い参加しました。あとは純粋に、来年に備えて内定を貰うまでの流れを一度経験しておきたいと考えたからです。
また、僕は東京キャリアフォーラムとボストンキャリアフォーラムの違いを見ておきたいとも思っていました。
👉 それに対して実際はどうでしたか?
OPT先は見つかりませんでしたが、様々な企業の説明会や面接を受けていくつか興味のある分野は絞れました。受けるかどうかはまだわかりませんが、内定もいただけて、現在も選考が続いている会社もあるので経験としてはとても良かったと思います。
東京との違いは大きくわけて3つでした。1つ目は圧倒的に留学生が多く、ネイティブレベルのスピーカーがたくさん参加していることでした。2つ目は企業からディナーの招待があることです。採用する側もボストンを楽しみに来ている感じがありました。3つ目は企業の本気度です。優秀な人材が多いことや、単純にコストがかかっていることなとが理由だと思います。
少し残念だった点は、東京CF時に発表されていた予想企業参加社数よりも実際の数がだいぶ少なかったことです。(220〜230→150以下) オンラインで開催されたコロナ期間中に、多数の企業がオンラインで十分だと判断したことが原因だろうと運営の方は言っていました。僕たちが有利に立てる場での選択肢が減るのはマイナスかなと感じました。
(後編に続く)