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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート❿🎾

ニューヨーク州のセントジョンズ大学に留学中の金田諒大君。日本ではジュニアの各年代の大会で優勝を飾り、NCAA Div.1の強豪校へ入学した諒大君ですが、アメリカに渡って最初の1年はやはり色々と苦労の連続だったようです。
最後にいくつか質問をしてみましたので、併せてご覧ください!

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St John’s University の金田諒大です。
最初の1年を終えました。正直な感想を述べると、上手くいかないことが多く悩む時間が沢山ありました。

勉強面では、講義や授業での英語に全くついて行くことができなかったり、授業の一環であるグループワークでも会話に入ることができなかったり、劣等感を感じる場面が常にありました。

テニスの面では、主にダブルス2で団体戦に出場しており、シングルスでは、シーズン序盤でなかなかチームに貢献できずラインナップに定着することができませんでした。

両方の面で初めは苦労しましたが、周りの人たちが助けてくれるおかげで精神的に楽になりました。
具体的な例を挙げると、私は授業での英語に困っていたので取っていたすべての授業の教授に助けを求め、課題の提出期限を延長してもらったり、わざわざ日本語を話すことができるチューターを学校側が呼んでくれたり、手厚いサポートをしていただきました。これは僕の大学だけじゃなくアメリカの大学の魅力の一つだと思います。

また、テニス部としては、カンファレンストーナメントの決勝で敗退しNCAAナショナルトーナメントの出場は叶いませんでしたが、レギュラーシーズンの最終試合3‐3で私の試合に懸かり、勝ってチームに貢献できたことなど、一年目にも関わらず貴重な経験ができました。来年はNCAAトーナメント出場を目指して頑張りたいと思います。


I-Con)日本でずっとトップジュニア選手として走ってきた金田君が、アメリカの大学テニスですぐにフィットして活躍できなかったのは、何が一番の理由だと自分では感じましたか? パワーの差? それともコミュニケーションの問題?

諒大)一番の原因は、私生活や勉強面での不安がテニスに影響していたことです。不安要素があることで気持ちに余裕がなく、テニスでも注意散漫になっていたと思います。

I-Con)なるほど。それは一年経って乗り越えた感ありますか? それとも、まだ乗り越え途中?

諒大)あります! が、すみません、ちょっと違うかもしれません。
乗り越えたと言うよりは、現状を受け入れて環境に慣れてきたような感じです。チームメイトがいつも気にかけてくれて、可愛がってくれたのが一番助かりました。

I-Con)自分の1年目の経験を踏まえて、渡米前にこういうことを準備しといたら、向こうに行って少しはスムーズに大学生活をスタートできるんじゃないかな? っていうこと、何かありますか?

諒大)個人的に思ったのは、渡米は英語が喋れるようになってからでもいいのではないかと感じました。チームメイトに私以外何人かFreshman がいましたが、みんな20歳以上でした。そのかわり英語が喋れるようにしてから来てるって感じです。

I-Con)なるほどー。それは大胆な意見ですね。
日本にいながらどうやって英語がしゃべれるようになるか、、みんなReadingやListeningの勉強は慣れてるけど、しゃべるってことに関してはなかなかそういう訓練をする機会がなさそうですね。

諒大)この意見にはおっしゃる通り難しい面の方が多いです

I-Con)ありがとう! みんな本当にいい経験をしてますね 

諒大)間違いないです。親に感謝です。