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🎾I-Con Players’ アメリカ留学レポート⑧🎾

8月盛夏!インターハイも後半の個人戦に移り、熱戦が繰り広げられています💪💪
現役大学生たちのReal Voiceをお届けしようと思います。
まず最初はFreshman Yearが終わった子たちからのレポート。みんな悪戦苦闘しながらも何とか最初の1年目を終えて、いろんな気づきがあったようです。これから入学する子たちも参考にしてみてくださいね。

トップバッターはニューヨーク州のシラキュース大学に留学中の伊藤汐里さん。大変なことや新しい発見もたくさんあった一年、、本当にいい経験をしていますね。Let’s go Shiori !

大学1年目を振り返ってみると、新しいことだらけの毎日で、学びっぱなしの日々でした。言葉じゃ表しきれないほどの感情の変化があり、貴重な経験をさせてもらったなと思います。

チームメイトやクラスメイトと話している中で、「その意見は今まで考えたこともないな」とか「そんな大胆な考え方もあるんだ!」といったような発見の連続で毎日が充実していました。
外国の方と生活するのは、お互いの考え方や文化を尊重し受け入れる中で、自分の、そして日本人としての大切なものを見失わないようにするのが難しいと実感しました。それをマイナスと捉えるのではなく、自分の中の新しい部分として柔軟に取り入れることでいい刺激をもらえて、視野が広がるきっかけにもなったと思います。

秋のThanksgiving(感謝祭)の時には、アメリカ人の友達の家族にお世話になって、マンハッタンに行ってきました。テレビやドラマで見ていた景色を目の当たりにしてワクワクが止まらなかったです。感謝祭恒例の七面鳥の代わりにキジをご馳走してもらいました。ブラックフライデーでは、アメリカ中でセールをやっている店がほとんどで、マンハッタンの街中でショッピングをしたり、観光に連れて行ってもらったりしてニューヨークを堪能しました。

勉強面では、留学前も覚悟はしていたけれど、想像を超えるほどの課題やテストに追われて本当に忙しいの一言に尽きます。練習が終わったあと、遠征の移動中、そしてオフの日もチームメイトのほぼ全員が課題をやっています。分からないことがあれば、自分だけで解決するのではなくて、積極的に教授や先輩に聞きに行くことも重要だと学びました。
熱心に勉強している生徒に対しては丁寧に教えてくださる教授がほとんどで、慣れない頃は緊張したけどたくさん質問しに行ってよかったなと感じています。今後も続けていきたい心がけです。

最後にテニス面ですが、勉強以上に悩んだ一年でした。練習環境や対戦相手がガラッと変わり、対応するのに苦労しました。パワー系の選手が多いのかなと思っていたのですが、実際は多種多様な選手がいることに驚きました。相手によって戦い方も変えていく必要があったので、技術面や精神面、そして身体面でもまだまだだなと身にしみて感じました。
試合は次から次へとやってくるので、いちいち感情的になるのではなく、次に向けて練習に励むべきだということを学びました。全試合気にしていたら正直メンタルが持ちません(笑)。
カンファレンスの最初の試合で負けて泣いていたら、先輩が「世界が終わるわけじゃないんだから元気出して!」と励ましてくれたのは今でも鮮明に覚えています。シーズンを通してチームメイトの有難さを改めて実感し、試合を重ねるごとに心身ともにタフになれたなと思います。