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Myu Kageyama – University of New Mexico

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート21🎾
Myu Kageyama – University of New Mexico


University of New Mexico (NCAA Div.1) を5月に卒業した蔭山美憂さんからのメッセージです。
美憂さんは1年生終了時点で、テキサス州の大学からお隣りのニューメキシコ州の大学に転校(編入)しました。同じDiv.1所属の大学からDiv.1へのトランスファーでしたが、自分を更に評価してくれる大学への転校は、美憂さんにとっては大成功だったようです。どうぞご覧ください。
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5月末にuniversity of New Mexico を卒業しました、䕃山美憂です。アメリカでの生活は正直、楽しいことだけではなく、苦しいこともたくさんありましたが、結果として本当に素晴らしい経験をすることができました。
特に、チームメイトや学校でできた友達を通して世界各国に繋がりができたことや、自分の価値観を広げることができたことは本当に貴重な経験だと思います。私自身、文武両道を目標に掲げ、大学生活を過ごしてきて、完璧とは言えませんがある程度納得できる結果も残すこともできました。

私は1年目のシーズンの後に転校(編入)も経験しました。学校を変わったからこそ気づくことができたのですが、それぞれの学校に特色や良さがあり、どこに行った時にも本当にさまざまな人にサポートしてもらいました。アメリカの大学はサポート体制が整っており、テニスと勉強に集中できる素晴らしい環境が整っていると思います。

4年間を終えてみて強く感じたのは、確実にアメリカでの経験は今後の将来に活かせる強みになると思います。しかし、この環境を有効的に使って有意義な時間にするかどうかは、本当に自分次第だと思いました。

特に最後の年はチームメイトにも恵まれて、とても充実した楽しいSenior year を過ごすことができました。テニスの結果としては正直満足いくような結果を残せませんでしたが、このチームとコーチで戦えたことはすごくかけがえのない財産になったと思います。また、トランスファーポータルから拾ってくれ、UNMで3年間サポートしてくれたコーチには本当に感謝しかないです。
(注: 「トランスファーポータル」とは、編入を希望する子たちの情報が載ったサイトで、本人や部外者は見ることが出来ず、大学のコーチのみが見れます。ここに載った子の情報を見て、興味を持ってくれた大学のコーチから本人に直接コンタクトが入ります)

今後は10月から社会人としての生活もスタートします。テニスが中心だった毎日からは一変してしまいますが、新たな場所での活動がとても楽しみです。アメリカでの経験を活かして、次のステージでも活躍できるように頑張りたいと思います。

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Hana Shimeno – University of the Cumberlands

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Hana Shimeno – University of the Cumberlands in KY

さて、ここからは晴れてこの春~夏に大学を卒業したI-Con Players達からのメッセージを紹介します。
まず最初は、ケンタッキー州のUniversity of the Cumberlands (NAIA) を3年で卒業した示野花さん! アメリカの大学は卒業に必要な単位数が揃えば4年かからずに卒業できるのですが、これまで3年半で卒業した子はいましたが、スポーツと勉強の文武両道で3年間で卒業したのは花さんが初めてです! 
花さんからのメッセージをご覧ください。
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私は元々は3年半である今年の12月での卒業を目標に授業に取り組んでいたのですが、思ったより上手く単位を取れたことにより、夏休み期間中に最後の授業を取って、8月末に卒業する方が自分の将来や就職にとって良いと思い卒業することを決めました。

と言っても、最初の1年は英語ができず宿題に追われる中、テニスも頑張らないといけなくて、辛かった思い出しかないです。ただ2年生からは課題を計画的に進める習慣がつき、試合でも勝てるようになり充実してきました。Cumberlandsのテニス部は男女とも成績優秀で、毎日皆で遅くまで図書館にいたのもいい思い出です。

学業との両立は大変でしたが、最終的にGPA3.8で大学から表彰され、テニスはカンファレンス優勝、ナショナル出場と結果が残せたので、今後の自信に繋がりました。

この3年間は、コーチはもちろん、I-ConSportsさんのご協力で素晴らしい大学を見つけることができ、充実した3年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。私の経験でアメリカの大学を目指している方に何か協力できることがあれば、是非連絡頂ければと思います。

卒業後の進路はまだ未定ですが、この経験を生かして、これから自分のやりたいことに向かって取り組んでいこうと思っています。

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Kenta Kondo – Tusculum University

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Kenta Kondo (Sr.) – Tusculum University in TN

テネシー州のTusculum University (NCAA Div.2) を5月に卒業し、この秋から同大学院に進学する近藤健太君。最初アメリカに行った時には、自分が大学院にまで進むとは思ってもみなかった という健太君からのメッセージです!
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僕は今年の5月に大学を卒業して、これからMBAを取ろうとしています。入学した最初の頃は本当に英語が話せず、ESL (注:英語の基礎クラス)でもついていくのに必死なぐらいでしたが、チームメイトや友達、先生に助けられながらなんとか卒業をすることができました。

日本の大学という選択肢もあった中でアメリカの大学を志望した理由ですが、最初はテニスコーチになるため、英語とスポーツ科学を学びたくてアメリカに行きました。
途中でビジネス関係の方に勉強の関心が移ったのですが、きっかけは、このままテニスコーチ目指していいのか疑問に思ったからです。これまでずっとテニスをしてきて、その先もコーチとしてテニスに携わるというのもいいのですが、せっかく大学で勉強したんだから、社会に出て違う広い世界も見てみたいなと思ったことがきっかけです。たしか、大学2年生の11月頃だったと思います。

自分は元々NAIAの大学にいたのですが、2年生が終わったタイミングで今いるD2の大学にトランスファーしました。トランスファーした理由は単純にもっと上のレベルでテニスがしたいと思ったからです。
最初の大学では自分はずっとシングルス、ダブルス1番で出ていたのですが、今の大学に来たての頃はメンバーにすら入れませんでした。高校の時でもいつもチームのトップでやってきた自分にとって、人生で初めてメンバーに入れないという経験をしたので非常に悔しかったのを覚えています。
そこから必死に練習して、シーズンの途中から6番として試合に出ることが出来ました。その年、シーズンは3位で残念ながら自分はコロナの隔離でトーナメントに行けなかったのですが、チームはカンファレンス優勝を果たしました。

僕が大学生活を通して大事だなと思ったことは、アピールすることです。メンバーに入れなかった時、自分は何とかコーチに認めてもらえるように練習からやる気をアピールしたり、最後まで諦めない姿勢を見せたりするなどしていました。その結果コーチだけでなくチームメイトからもハードワーカーと言われるようになり、メンバーに入れてもらえて、その後もシングルス6のポジションをキープできました。アピールすることはテニスだけでなく勉強、私生活でも大事なことだと自分は考えます。

これから大学に行くみなさんは様々なトラブルや困難に遭遇すると思います。親元を離れ1人異国に行くのは大変なことですが、その分たくさん成長することができます。こんなチャンスはなかなか無いと思うので、アメリカでの生活を思う存分楽しんでください!

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Ryosuke Sowa – University of Hawaii at Hilo

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Ryosuke Sowa (Sr.) – University of Hawaii at Hilo

今週からは大学の4年間を終えた子たちからのメッセージです。卒業して就職する子もいれば、大学院に行く子や、そのままもう一年最後のEligibilityを使う子など、様々です。

トップバッターはハワイ大学ヒロ校(NCAA Div.2)に留学中の宗和亮介君。あともう一年、最後のEligibilityを使って5年目の大学生活。コロナを挟んで、途中でTransferも経験した亮介君の波瀾万丈のメッセージは力作です。
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みなさんこんにちは、宗和亮介です。僕は今年の5月でアメリカでの学生生活4年目を終え、次の秋セメスターから5年目に突入します。僕の4年間はスタート前からかなりバタバタでした。
高校3年のインターハイ時に某W大学から推薦を頂いた僕は、他のスポーツ推薦と指定校推薦を全て断ってその大学を受けましたが、結果は不合格でした。この時点で11月でした。そこから1月のセンター試験に向けて勉強を始めましたが、2ヶ月の勉強で志望大学に受かる訳もなく、浪人を考えていました。
そんな時に出会ったのがI-Con Sportsでした。そこからは英語漬けでした。2月にスタートして8月の入学に間に合ったのはラッキーとI-Conのサポートが大きかったですが、この短期間で集中して点数を上げれたことは良かったと思います。

アメリカでの生活はアラバマ州のDivision 1、Jacksonville State Universityでスタートしました。英会話はほぼできず、頼れる日本人が1人もいなかったために1年目は全てが手探りでした。アラバマ州はアジア人が少なく、人種差別も少しあるような場所でしたので、治安的にはあまり良くなかったと思います。
チームはコーチ陣含めアメリカ人が1人もいない多国籍チームでしたが、僕以外は全員スペイン語圏かヨーロッパ出身だったので、コミュニケーションや文化の違いに苦労しました。リョウスケと発音できず、彼らは僕をライオやウイスキーなどのニックネームで呼んでいました。ただ、男女共に仲が良く、毎週パーティーをするチームだったことは騒ぐのが好きな僕にとってはラッキーでした。

勉強やテニス、言語、生活そのものにも余裕がなかった僕でしたが、いつも誘ってくれたチームメイトには感謝しています。(僕が呼ばれれば必ず駆けつけていたからでもあるでしょうが。。)
2年目になると多少余裕もでてきて、1年目に試合になかなか出場できなかった僕としても、Conference決勝で敗れたチームとしても重要な年になるはずでしたが、コロナによりシーズンが途中で無くなってしまいました。

僕がトランスファーを考え始めたのはコロナが流行る少し前でした。アラバマ州以外での生活も経験したかったことと、試合の出場機会を増やしたかったことが理由でした。トランスファーを選んだことは後悔していませんが、コロナもありJSUでは不完全燃焼で終わってしまったのが悔やまれます。しかし、Division 1のテニスを経験できたこととディープな地域で2年間生き残ったことは、確実に現在に活きています。

3年目からはトランスファー先であるハワイ州のDivision 2、University of Hawaii at Hiloでプレーしています。この大学を選んだのは、コロナ前のNationalでベスト4だったこととコーチと縁があったためです。(正直ハワイだからというのも大きかったですが)
この大学は観光客が多く集まるオアフ島ではなくハワイ島にある大学で、海と山と火山岩地帯が広がる平和な場所です。Division 1のJSUのように施設が整っていていつでもトレーナーの施術を受けられたり、ストリンガーがガットを張ってくれるということはなく、住む場所もオフキャンパスなので、ガット張りや買い出し、自炊洗濯など全て自分でやる必要がありました。
しかし裏を返せば自分のペースで生活することができ、積極的に動けばその分できることも増えるため僕には合っていました。空き時間を見つけては自主練や他のスポーツをしたり、海に行ったりととても充実しています。また、シーズン中の遠征は全て飛行機で移動し、一回の遠征が1週間以上になることが多いことは、遠征はいつもバス移動で週末返上だったJSUより僕が気に入っている点です。

ハワイ1年目はコロナの影響で授業が全てオンラインになったため、ハワイ出身の1人と僕以外のチームメイトは自国に残りました。そのため、最初の半年はチームでの練習ができず、大半のチームメイトやクラスメイトに会えずに過ごしました。
しかしチームメイトが帰ってきてシーズンが始まると、半分が新しいメンツにも関わらずコーチ含めて家族のように仲が良く、テニスもD1と遜色ないレベルで、良い雰囲気のままConferenceとRegionalsで初優勝、そのままNationalでベスト4でした。
しかし僕自身はConference前のリーグに数試合出ただけでNationalでのプレー機会を逃しました。2年目だった今年のシーズンはチームとしては惜しくもあと一歩のところでNationalを逃しましたが、僕個人としては去年の戦績により招待されたIndoor Nationalでプレーしたりと出場機会が増えてきているので、来シーズンはチームの中心となって活躍してNationalで勝つことを目標にしています。

シーズンの途中キャンセルによってエリジビリティ (注: 大学でプレイする資格) がまだあること、テニスでの目標をまだ達成していないこと、ハワイを気に入っていることなど、もう1年大学に残る決断をした理由はいくつもありますが、5年目を悔いのないよう全力で楽しむつもりです!

この4年で特に大事だと学んだのはとにかくアクションを起こすことです。例え言葉が通じなくても上手く行かないことが多くても、積極的に自発的に行動を起こすことが大切だと学びました。
ラッキーなことに今はテニス留学を実際にしている日本人がたくさんいます。そして、想像しているよりもたくさんの選択肢があります。まずはアクションを起こしてみましょう。僕達は喜んで質問に答えますし、いつでもウェルカムです!

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【留学説明会・個別相談会 in 大阪】

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【留学説明会・個別相談会 in 大阪】

8月23・24・25日 大阪・うつぼで開催!

アメリカの大学へ🇺🇸

テニスだけじゃない、勉強だけじゃない「文武両道」の留学🎾

下記以外の時間帯の個別相談も相談に乗ります

お申込みは下記URLから↓(現在受け付けは終了しております) 

https://ws.formzu.net/sfgen/S59718652/

お問合せは info@i-consports.jp までどうぞ。

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Recruiting Video 撮影会

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大学のコーチにアピールするためのプロモーションビデオの撮影を行いました。

この後、9月、10月にも撮影会を予定しています。

アメリカの大学への留学に興味がある高校生は、I-Con Sports Japanまでご連絡ください!

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Shunya Maruyama – University of Nebraska – Lincoln

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🎾I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓱🎾

Shunya Maruyama (Jr.) – University of Nebraska – Lincoln

ネブラスカ大学 (NCAA Div.1) に留学中の丸山隼弥君が、大学での3年間について紹介してくれました。コーチや仲間と一緒にチームを作り上げていった、その心意気!次の2年間でまた新しい世界が見えてくるはずです😊 Let’s go Shunya !!

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アメリカでの大学生活も3年が過ぎ、入学する前では全く考えられないほどテニス面でも日々の生活面でもとても充実した時間を過ごせています。テニス面では3年目にしてようやくチームがシーズン成績9勝14敗。BIG TENカンファレンスでは5勝で5位。ナショナルランキングにも入るほどに成長することが出来ました。

周りからみると大したことのない結果でも、僕達からみると大成長でした。僕が入学してから2年、チームの総成績は4勝25敗、、最悪でした。それでも苦しい中、チームのコンセプト「1% better everyday」を大切に、コーチ2人と選手約10人の小さなグループで全てを変えていこうと努力してきた期間は、辛いながらも貴重な経験でした。大学に入ってからは個人よりもチームで成長していくことの楽しさ、難しさ、本気度、みんなで良い結果を出した時の達成感を強く感じます。

トランスファーしようと思わなかったの?と聞かれることもありますが、コーチとチームメイトが単純に好きだったのと、アスリートの施設は完璧だし、チームもこれから強くなるっていう感覚があったんで残りました! 人間関係に恵まれていたのが大きかったので、それを手放すのが逆に怖かったです😂

学校生活では、入学して約半年間は自分が思っていた以上に英語が話せず、授業やチームメイトとのコミュニケーションが不自由で、思い通りにいかないことが多くありました。チームでのミーティングでも授業のディスカッションでも、自分が言いたいことが言えないということが多くのストレスになっていました。

多くの人がアメリカの大学は宿題やテストが多くて大変というイメージ持っていると思いますが、それは間違いなく英語力不足から来るもので、それらの量は全く理不尽ではなく、単純に英語力が低い日本人が苦労しているだけなのだと今は思います。

英語が上達した今では、学習に対するモチベーションがとても高くなってきました。その理由は、多くのアメリカの大学生や教授の学習に対する意識がとても高く、ディスカッションや日々の学習の質が良くとても楽しいからです。自分の興味がある学習をすることは、アメリカの大学でより良い生活を送る大事な要素の一つだと思います。

生活面では、現在はアメリカ人のルームメイトと3人とアパートで共同生活をしています。1年目は、英語の上達のためにより多くの人と話さないといけないという意識が強かったのですが、内向的な自分にとってそれはハードルが高く、それがかなり心身にダメージを与えていたと思います。現在では、数は少ないながらも親しい友人を作ることができ、それが英語の上達にも生活に対する満足感も上げてくれています。

これから入学する学生のみんなには、自分達の心身を第一優先にして、舞い降りたチャンスには出来るだけ飛び込んで、辛い期間も含めて日々の生活を楽しんでほしいです💪

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Natsumi Kurahashi – Wichita State University

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🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓰🎾

Natsumi Kurahashi (Jr.) – Wichita State University in KS

カンザス州のウイチタ州立大学 (NCAA Div.1) に留学中の倉橋奈摘さんが、大学でのボランティア活動について紹介してくれました。テニス部のエースとして頑張りながらも、勉強以外に色々な活動があるアメリカの大学の様子を是非ご覧ください😊

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今年度、私たちのチームは “ITA Central Region Community Service Award” という賞を受賞しました。この賞は、テニス以外で大学や地域に貢献したチームを表彰する賞で、毎年それぞれの地域から1チームが選ばれます。私たちのチームは、2021年9月から2022年5月までの間に合計110時間のボランティア活動をしました。

活動内容は様々です。例えば、毎週金曜日に大学のキャンパスから車で10~15分程離れた所にある小学校に行き、チーム1人1人に小学生1人が割り当てられ、約一時間のランチタイムの時間中、おしゃべりをしたりボードゲームなどで遊んだりします。

この活動は、私が入学する前から毎年行われている活動で、コロナ渦で一時期中止になっていましたが、今年から再開しました。最初はボードゲームで遊ぶ事が中心ですが、慣れてくると学校や家庭であった事をたくさん話してくれるようになります。このボランティア活動の対象になる小学生は、家庭や学校で何かしらの事情がある子どもたちが多いです。そのため、私たちに心を許してくれるようになると、悩み事や心配事を話してくれるようになり、話している中で感情が高ぶり泣いてしまうこともあります。

ですが、私たちがその子たちの話を聞いてあげることで、その子たちの気持ちが楽になり、気持ちが整理できるようになるようです。もちろん、深刻な話だけでなく楽しい話やゲームで盛り上がる事がほとんどなので、私たちも彼らから元気をもらうことも多々あり、この交流はお互いに意味のあるものとなっています。

他には、マクドナルドハウスという、病院に入院している子供の家族のために無償で宿泊施設を提供する場所に行き、そこで宿泊している方々の為に夕食を作るということをやったり、フードバンクといわれる特定の食材を必要としている方々のために特定の食材を箱に詰めて送る工場で箱詰めを行ったり、イルミネーションの飾りつけを手伝ったりと、まだまだ沢山あります。

これらのボランティア活動は、女子テニス部だけで参加する事もあれば、Student Athletes全体で参加することもあり、様々です。日本でも個人で様々なボランティア活動に積極的に参加している方々もいらっしゃると思いますが、日本では大学全体でここまで積極的にボランティア活動に参加している大学は少ないと思います。

私も最初の一年はとても驚きました。だいたい一週間前には、次の週の練習のスケジュールが出るのですが、そのスケジュールの中に自然と組み込まれていて、ボランティア活動をすることは当たり前という風習があることに驚いたと同時に、とても素敵だなと思いました。今ではそれが生活の一部という感覚になるくらい、当たり前に様々な活動をするようになっています。

アメリカの方々は、あまり他人に興味が無いという印象を持たれ、それによって冷たい印象を持たれる方もおられるかもしれませんが、実際には人に干渉しない分、単純に助けを必要としていることに気づいていないだけで、分かっていればすぐさま行動して助けようとしてくれる人がほとんどです。この行動力はとても素晴らしく、実際、アメリカで生活していく上でとても重要なことですし、私は彼らの行動力から沢山の事を学びました。

このボランティア活動もその一部で、これらの活動を通していろんな方々と出会い、ふれあい、多くの学びと発見があります。まだアメリカでの大学生活が残っていますし、卒業後どのような進路を進むかは未定ですが、日本に帰ってきたとしても積極的にこのようボランティア活動に参加していきたいと思います💪

https://goshockers.com/…/womens-tennis-honored-for…

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Honoka Yoshimura – Southern Arkansas University

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Honoka Yoshimura (So.) – Southern Arkansas University

アーカンソー州のサウス・アーカンソー大学 (NCAA Div.2)に留学中の吉村萌佳さんから、大学生活についてのメッセージが届きました。

1年目に所属するGreat American ConferenceのFirst Teamに選ばれた萌佳さん。2年目の今シーズンは途中で怪我によるリタイアを余儀なくされ、今は懸命のリハビリ中ですが、来シーズンに向けての静かな闘志が伝わります😊

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大学に入学して1年半が経ちました。最初アメリカに行った時は右も左も分からず、全く英語もわからず、、という状況で、チームメイトは多国籍なのでみんなの私生活が全く違い、最初は慣れるまで戸惑いの連続でした。

勉強面では最初の半年間はESL(English as Second Language)という、英語が母国語ではない子たちのためのクラスにいて、文法やエッセイの書き方などを集中的に勉強していました。ただ、それでもやはり最初は英語ができなくて、チームメイトとカフェに行くのも抵抗があったり、友達と話すのも自信がなくて、少し距離を置いていました。当時は本当にテニスと勉強の両立をしていけるのか、不安ばかりでした。

その時、いつもカフェや何処かに遊びに行く時に必ず誘ってくれるすごく親切なチームメイトから、「ほのか、分からないことは私やみんなに聞いていいんだよ。そこを恥ずかしがっちゃダメ!」と言われ、この言葉が私は今の勉強、英語の自信に繋がっていると思います!

その後もチームメイトのサポートのお陰で、練習の合間に分からない問題などを教えてくれたり、一緒に宿題をしようと声をかけてくれたりしたおかげで、今ではみんなで一緒に出掛けたりカフェに行ったりと毎日すごく楽しく過ごしています!

テニス面では、1年目からメンバーに選ばれシングル5、ダブルス3でたくさん試合に出させてもらいました。コーチから、ほのかなら試合がかかった時にシングル5を任せられるからと言われた時はびっくりしましたが、コーチやチームメイトの信頼もあり、自信を持って試合をすることができました。

Nationalを目標に毎日チームみんなで頑張ってきましたが、昨シーズンはカンファレンスでいい結果を出せず悔しい思いをしました。今シーズンもNationalに向けて練習に励んでいる途中、大きな怪我をしてしまい、試合に出るどころか、コートに立つこともできなくなってしまいました。

すぐに手術が必要なぐらい大きな怪我だったのですが、これまで怪我らしい怪我をしたことがなかった私にとって、大学で入っているアスリート保険で全部対応してもらえるとは言え、初めての手術をアメリカですることになりとても不安でした。全身麻酔だったのですが入院はなく、手術が終わったらすぐに帰りました😅

友達のアパートに一回戻って、そこにお母さんが迎えに来てくれて、その子の家に行きました。手術後はチームメイトのお母さんが家に泊めてくれてご飯を作ってくれたり、私が不便のないように過ごさせてくれました。

その後のリハビリは大学の中のAthletic Training Roomというところで土日以外ほぼ毎日やったのですが、ここはStudent Athleteの体のケアをしてくれたり、怪我をしたら手当てをしてくれる施設です。

大学からの手厚いサポートはありましたが、それでも初めての経験で、正直なところメンタル的にはキツかったです。そんな時もトレーナーさんやチームのみんな、コーチ、友達が声をかけてくれたり気にかけてくれてサポートしてくれたお陰で、来シーズンに向けて今、順調にリハビリも進んでいます。

今シーズンは悔しい思いをしましたが、来シーズンは感謝を忘れず、コートに立って試合に出てチームのために貢献できるように頑張りたいです!💪