明日(8月27日)はSAT試験です
印刷した受験票とパスポート(身分証明書)を忘れずに!
SAT (Scholastic Assessment Test) は、アメリカの大学への入学を希望する高校生が受ける標準テストのひとつで、日本のセンター試験と似ていますが、英語と数学の2教科のみ、土曜日の朝から半日での受験になります。
この試験はStudent-Athleteとしてアメリカの大学を目指す子には、長らくNCAAやNAIAなどのEligibility(資格審査)要件となっていたので知っている方も多いと思いますが、コロナで受験会場の閉鎖が続いた2020年以降、今年2022年秋学期入学の子たちまで、スコアの提出はオプションとなり、必須ではなくなりました。
2024年秋学期入学の子たちに対しても、この措置は継続されるようです。大学の合格不合格判定に際しても、以前に比べてSATのスコア提出を求める大学は近年減ってきています。
では受けなくてもいいか?と言うと、SATのスコアはアカデミック系の奨学金の査定の時には参考にされることがよくありますので、ある程度のスコアは取っておいた方が有利に働くことがあります。
最悪、どうしてもいいスコアが取れなかった場合はスコアを提出せずにTest Optionalとして出願するという方法もありますので、チャレンジだけはしてみてほしいと思います。
SATについて何かご質問のある方は、遠慮なくI-Con Sportsまでお問合せください。
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明日は江坂の方にも足を伸ばしますので、将来アメリカの大学への留学に興味のある方は、是非お声がけください
いつ、どんな準備をしていけばいいの? 費用はどれくらい? 高校選びは? そんなちょっとした疑問にお答えします。
info(at)i-consports.jp もしくは 携帯080-5426-3325 (西谷)まで。
大阪・靭の会場に参ります
Risa Fukutoku – College of William & Mary (付録編)
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート23 (付録編) 🎾
Risa Fukutoku – College of William & Mary
福徳里彩さんから、大学生の皆さんへのTipsです。是非参考にしてみてください!
▶️(付録編)
Student-AthleteとしてのTips
✔︎ 試合で授業をスキップする時のために、必ず各クラス1人以上友達を作って連絡先を交換する。その友達から休んだ授業のノートを見せてもらう
✔︎ 各クラス、最初の授業で教授に自己紹介をしに行く。Travel letter (試合によって授業を欠席する日にちが書いてある) を持って、自分が日本出身でstudent-athleteであることなどを伝える。student-athleteであることがプラスに作用することも多いです。
✔︎ Tutorが無料なので、特にfreshmanの時など、授業内容の復習などに上手く活用する
✔︎ 全ての課題の期日はスケジュールにまとめておく
✔︎ 課題の期日のextension が欲しい場合は、理由と共に素直に教授に頼んでみる。教科やクラスサイズにもよりますが、前もって頼まれれば快く聞き入れてくれる教授も多いです。
✔︎ 質問がある時は、個別に教授に聞きに行くとより丁寧に説明してくれる。
✔︎ 試験中、試験の内容ではなく、英語の単語の意味がわからない時は、その場で直接教授に聞きに行くと、わかりやすく説明してくれる。
✔︎ チームの先輩などに教授と授業の評判を聞く。同じクラスでも教授によって授業のわかりやすさに差が出てきます。
✔︎ Extra credit がある場合は、できるだけやる。Syllabus に書いてない場合でも、直接教授に頼みに行くと用意してくれる場合がある。
✔︎ 大学にあるCareer centerやWriting centerなどを活用する。Resume作りやpaperの添削など。
✔︎ 授業で教授が作ったPower pointがある場合は、教科書よりもその復習が1番大切になることが多い。
✔︎ ディスカッションやparticipation (授業中の発言) が評価に入る授業では、答えられる質問に1番に発言する。そうすることで、他の人の答えと被る心配もなく、ディスカッションの成り行きを細かく気にしなくても大丈夫です。
最後に… GPAを高くキープすることがトランスファーや大学院進学の際に1番大切ですよ!
Risa Fukutoku – College of William & Mary
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート23🎾
Risa Fukutoku – College of William & Mary
足掛け2ヶ月に渡ってお届けしたI-Con Playersたちからのメッセージも、いったん今日で小休止。今度はこの秋学期に入学した子たちからのフレッシュな報告をお届けできればと思っています。どうぞお楽しみに!
最後を飾るのは、この5月にバージニア州のCollege of William & Mary (NCAA Div.1) を卒業した福徳里彩さん。里彩さんは3年生でミズーリ大学から現在のW&Mにトランスファーし、卒業後はカリフォルニア州のUC Irvine大学院でData Scienceの勉強を続けます。
リサさんからの渾身のレポートは最後に大学生たちへのTipsも載せてくれていますので、そちらもぜひご覧ください。(付録編として別にお届けします)
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アメリカの大学でのstudent-athleteとしての大学生活は、全てが新しい環境の中で山あり谷ありでしたが、様々な経験と、楽しさ、大変さ、悔しさ、色々な感情が詰め込まれた充実した4年間でした。チームとしての勝利を1番の目標として戦っていく中で、自分が思っていた以上に限界をプッシュしたり、勝った時の喜び、負けた時の悔しさをみんなで一緒に噛み締めることで、心から信頼し合える仲間ができました。
いちテニスプレーヤーとして、いち学生として、どちらも手を抜くことなく両立が求められるため、時間の作り方や効率の上げ方、優先順位の付け方など、色々なスキルが身につきました。また、アメリカでの生活を通してカルチャーの違いを実感し、日本での受け身の姿勢から、アメリカでは自分の意見を常に持ち、自分から積極的に意見を伝えていくように大きく変わったように思います。
Missouri大学 (D1) で2年過ごした後のトランスファーは私にとって大きな分岐点となり、中東部ミズーリ州にある大規模な州立大学から東海岸バージニア州にあるリベラルアーツ校へと、2つの全く異なる世界を経験することができました。
William & Mary大学のリベラルアーツの方が教授一人に対する生徒の割合が低く、教授との距離が近いため、細やかな指導を受けることができました。毎授業発言を求められたり、学びが多かった気がします。
テニスの面でも強豪揃いのSECカンファレンスと比較的大学数の少ないCAAカンファレンスの差も実感しました。チームとしてSECで中々勝てなかったMissouriより、CAA優勝をしてNCAA D1 全米学生選手権に出場することができたWilliam & Maryの方が、チームとしての達成感や喜びは大きかったです。その他、日本人留学生ではあまり経験できない、自分一人で18時間運転して引っ越しをしたりと、アメリカならではの経験もしました。
アメリカの大学では、在学中、専攻を何度でも変えられるため、トランスファー後のWilliam & Mary大学では、データサイエンスという私が大変興味を持てる分野に出会うことができました。そして、データサイエンティストとしてのインターンシップと授業の実践的な課題を通して、将来やりたいことを見つけることができました。9月からはその知識をより深めるために、カリフォルニア大学アーバイン校大学院 Master of Data Science に進学します。
また、異国の地で一人で生活することで、テニスプレーヤーとしてだけではなく、人として大きく成長できたと思います。特に、シニアデイや卒業式での達成感は何にも変え難かったです。
実際、シーズン中や課題の期日直前など、時間との戦いにもがき苦しんだことは、数知れません。しかし苦労した分だけ、成長することができたと思います。目の前の壁が高ければ高い程、それを乗り越えた際に自分の力や自信に繋がっていく事を身を以て感じました。
今までの一つ一つの選択や全ての過程・経験が、今の私を形作っていると思います。それぞれの場所でかけがえのない人々と出会い、経験ができ、渡米からトランスファー、大学院まで、これらの選択をして本当に良かったと思っています。
5月のWilliam & Mary卒業と同時に、私が幼少期から大学まで頑張ってきたテニスも卒業、選手を引退しました。今秋からはいち学生として大学院に進みます。渡米後まず最初の40時間のバージニア – カリフォルニア間の車での横断を含め、西海岸の別世界での新たな挑戦がまた始まりますが、どんなことがあっても自分を信じて楽しんでいこうと思います!
Hiromu Ikeda – Jackson State University
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート22🎾
Hiromu Ikeda – Jackson State University in MS
ミシシッピ州のジャクソン州立大学(NCAA Div.1) を卒業した池田寛君からのメッセージです。
池田君は2年制大学を経て4年制のDiv.1大学に編入した苦労人。彼の4年間の経験と、これからアメリカの大学を目指そうと考える子たちへの熱いメッセージをどうぞご覧ください。
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2022年4月にJackson State Universityを卒業した池田寛です。今回はこの場をお借りして、私自身がアメリカでの4年間の学生生活を通じて感じたことをお伝えし、これからアメリカの大学を目指される方や検討されている方のお力になれればと思います。
まず初めに、簡単な私の経歴をお話しさせていただきます。2017年に柳川高校を卒業し、2018年の1月からカンザス州にあるSeward County Community College (以下SCCC)に入学しました。
当時はNCAAのD1校への入学を目指しておりましたが自身のテニスの実力や英語力が足りず、1年目からのD1校への入学を断念し、2年制の大学に通った後にD1の大学へ編入することを決意しました。そしてSCCCで2年間テニスと学業に打ち込み、NCAAのD1校であるJackson State University(以下JSU)からオファーを頂き編入しました。
「遂に念願の場所でテニスが出来る!」と胸を高鳴らせて2020年にJSUに入学をしましたが、D1校のレベルは高く、試合で中々勝てない時期が続きました。また、同時に課題やテストの量にも苦しみましたが、粘り強くコツコツと文武両道に励みました。
このアメリカの大学で経験できる”文武両道”はこれまでの文武両道と言われてきたものと比にならないほど、厳しく大変なものだと感じました。成績不良で試合への出場禁止や部活動停止、退部したチームメイトを何人も見てきました。しかしこのような厳しくチャレンジングな環境が、自身の成長に繋がったのではないかと考えています。
アメリカの大学での4年間の中で一番の収穫は、”自分の考えや意見を主張する大切さ”に気づけたことです。留学前の私は、自分の考え方に自信がなかったり、相手の考えに合わせることが多かったように思います。
もちろんそれが悪いわけではありません。しかし、他人と異なる意見であったとしても、その人が持つバックグラウンドや価値観、考え方は異なるので、自分が思ったことを伝えることは間違いではなく、相手に対する敬意だと学びました。
これからアメリカの大学を目指される方や悩んでいる方に是非お伝えしたいことは、「留学でしか経験出来ないこと」が数多くあるということです。私自身、4年間のアメリカの大学留学を通して、数えきれない程の素晴らしい経験と辛い経験をしました。そしてそれらの全ては私にとって一生の財産です。
是非、留学を通じて様々なことを経験・吸収し、自身の成長の糧にして欲しいです。
Myu Kageyama – University of New Mexico
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート21🎾
Myu Kageyama – University of New Mexico
University of New Mexico (NCAA Div.1) を5月に卒業した蔭山美憂さんからのメッセージです。
美憂さんは1年生終了時点で、テキサス州の大学からお隣りのニューメキシコ州の大学に転校(編入)しました。同じDiv.1所属の大学からDiv.1へのトランスファーでしたが、自分を更に評価してくれる大学への転校は、美憂さんにとっては大成功だったようです。どうぞご覧ください。
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5月末にuniversity of New Mexico を卒業しました、䕃山美憂です。アメリカでの生活は正直、楽しいことだけではなく、苦しいこともたくさんありましたが、結果として本当に素晴らしい経験をすることができました。
特に、チームメイトや学校でできた友達を通して世界各国に繋がりができたことや、自分の価値観を広げることができたことは本当に貴重な経験だと思います。私自身、文武両道を目標に掲げ、大学生活を過ごしてきて、完璧とは言えませんがある程度納得できる結果も残すこともできました。
私は1年目のシーズンの後に転校(編入)も経験しました。学校を変わったからこそ気づくことができたのですが、それぞれの学校に特色や良さがあり、どこに行った時にも本当にさまざまな人にサポートしてもらいました。アメリカの大学はサポート体制が整っており、テニスと勉強に集中できる素晴らしい環境が整っていると思います。
4年間を終えてみて強く感じたのは、確実にアメリカでの経験は今後の将来に活かせる強みになると思います。しかし、この環境を有効的に使って有意義な時間にするかどうかは、本当に自分次第だと思いました。
特に最後の年はチームメイトにも恵まれて、とても充実した楽しいSenior year を過ごすことができました。テニスの結果としては正直満足いくような結果を残せませんでしたが、このチームとコーチで戦えたことはすごくかけがえのない財産になったと思います。また、トランスファーポータルから拾ってくれ、UNMで3年間サポートしてくれたコーチには本当に感謝しかないです。
(注: 「トランスファーポータル」とは、編入を希望する子たちの情報が載ったサイトで、本人や部外者は見ることが出来ず、大学のコーチのみが見れます。ここに載った子の情報を見て、興味を持ってくれた大学のコーチから本人に直接コンタクトが入ります)
今後は10月から社会人としての生活もスタートします。テニスが中心だった毎日からは一変してしまいますが、新たな場所での活動がとても楽しみです。アメリカでの経験を活かして、次のステージでも活躍できるように頑張りたいと思います。
Hana Shimeno – University of the Cumberlands
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓴🎾
Hana Shimeno – University of the Cumberlands in KY
さて、ここからは晴れてこの春~夏に大学を卒業したI-Con Players達からのメッセージを紹介します。
まず最初は、ケンタッキー州のUniversity of the Cumberlands (NAIA) を3年で卒業した示野花さん! アメリカの大学は卒業に必要な単位数が揃えば4年かからずに卒業できるのですが、これまで3年半で卒業した子はいましたが、スポーツと勉強の文武両道で3年間で卒業したのは花さんが初めてです!
花さんからのメッセージをご覧ください。
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私は元々は3年半である今年の12月での卒業を目標に授業に取り組んでいたのですが、思ったより上手く単位を取れたことにより、夏休み期間中に最後の授業を取って、8月末に卒業する方が自分の将来や就職にとって良いと思い卒業することを決めました。
と言っても、最初の1年は英語ができず宿題に追われる中、テニスも頑張らないといけなくて、辛かった思い出しかないです。ただ2年生からは課題を計画的に進める習慣がつき、試合でも勝てるようになり充実してきました。Cumberlandsのテニス部は男女とも成績優秀で、毎日皆で遅くまで図書館にいたのもいい思い出です。
学業との両立は大変でしたが、最終的にGPA3.8で大学から表彰され、テニスはカンファレンス優勝、ナショナル出場と結果が残せたので、今後の自信に繋がりました。
この3年間は、コーチはもちろん、I-ConSportsさんのご協力で素晴らしい大学を見つけることができ、充実した3年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。私の経験でアメリカの大学を目指している方に何か協力できることがあれば、是非連絡頂ければと思います。
卒業後の進路はまだ未定ですが、この経験を生かして、これから自分のやりたいことに向かって取り組んでいこうと思っています。
Kenta Kondo – Tusculum University
🎾 I-Con Players’ アメリカ留学レポート⓳🎾
Kenta Kondo (Sr.) – Tusculum University in TN
テネシー州のTusculum University (NCAA Div.2) を5月に卒業し、この秋から同大学院に進学する近藤健太君。最初アメリカに行った時には、自分が大学院にまで進むとは思ってもみなかった という健太君からのメッセージです!
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僕は今年の5月に大学を卒業して、これからMBAを取ろうとしています。入学した最初の頃は本当に英語が話せず、ESL (注:英語の基礎クラス)でもついていくのに必死なぐらいでしたが、チームメイトや友達、先生に助けられながらなんとか卒業をすることができました。
日本の大学という選択肢もあった中でアメリカの大学を志望した理由ですが、最初はテニスコーチになるため、英語とスポーツ科学を学びたくてアメリカに行きました。
途中でビジネス関係の方に勉強の関心が移ったのですが、きっかけは、このままテニスコーチ目指していいのか疑問に思ったからです。これまでずっとテニスをしてきて、その先もコーチとしてテニスに携わるというのもいいのですが、せっかく大学で勉強したんだから、社会に出て違う広い世界も見てみたいなと思ったことがきっかけです。たしか、大学2年生の11月頃だったと思います。
自分は元々NAIAの大学にいたのですが、2年生が終わったタイミングで今いるD2の大学にトランスファーしました。トランスファーした理由は単純にもっと上のレベルでテニスがしたいと思ったからです。
最初の大学では自分はずっとシングルス、ダブルス1番で出ていたのですが、今の大学に来たての頃はメンバーにすら入れませんでした。高校の時でもいつもチームのトップでやってきた自分にとって、人生で初めてメンバーに入れないという経験をしたので非常に悔しかったのを覚えています。
そこから必死に練習して、シーズンの途中から6番として試合に出ることが出来ました。その年、シーズンは3位で残念ながら自分はコロナの隔離でトーナメントに行けなかったのですが、チームはカンファレンス優勝を果たしました。
僕が大学生活を通して大事だなと思ったことは、アピールすることです。メンバーに入れなかった時、自分は何とかコーチに認めてもらえるように練習からやる気をアピールしたり、最後まで諦めない姿勢を見せたりするなどしていました。その結果コーチだけでなくチームメイトからもハードワーカーと言われるようになり、メンバーに入れてもらえて、その後もシングルス6のポジションをキープできました。アピールすることはテニスだけでなく勉強、私生活でも大事なことだと自分は考えます。
これから大学に行くみなさんは様々なトラブルや困難に遭遇すると思います。親元を離れ1人異国に行くのは大変なことですが、その分たくさん成長することができます。こんなチャンスはなかなか無いと思うので、アメリカでの生活を思う存分楽しんでください!