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I-Con Players’ リレーエッセイ④

フロリダ州にある強豪Keiser Universityで今年のNAIA National Championships団体戦準優勝の空久保果音さんから、初めての全米選手権についての感想が届きました!

Keiser大学へ入学し初めてのNAIA National Championship大会に出場しました。会場はアラバマ州のMobile Tennis Centerで、この大会はダブルス3本、シングルス6本で対戦します。前年はぎりぎりメンバーに入る事が出来ず悔しい思いをしたので、今年は念願の全米選手権出場でした。

今年は私たちはメンバーが減って6人で挑戦した大会になりましたが、メンバーがぎりぎりの中、”優勝する”を目標に挑みました。会場の雰囲気は緊張とエネルギーに溢れていてワクワクしました。何しろ普段Keiser大学のテニス部には日本人が居ないので、Nationalの会場で日本人の子達に会えてテンションが上がってお祭り気分になりました😂

私たちKeiser大学はシードに入っていたので2回戦からのスタート。全米大会初出場の私は手が震えるくらい緊張していましたが、それをチームメイトに伝えると「声出して闘え!」と声をかけてくれたので、我武者羅に自分のテニスをすることができました。

レギュラーシーズンとは違う、一段階上の迫力と緊張に押し潰されないように自分が逆にその空気を作っていこうと意識して1試合1試合戦いました。特にダブルスを取ると一気に流れを掴めると考えていたので、ダブルスは特に気合いを入れました。

私たちのチームは団結力が素晴らしく、とても仲の良いチームだったのでいい雰囲気で試合に臨めたと思います。私はシングルス1番手、ダブルス2番手で出場し、結果は準優勝でした。

Georgia Gwinnettとの決勝戦は、正直他の大学とは格段の差を感じました。1〜6までメンバーがしっかりと揃っていて、どこを観ても抜けがないのに対して、私たちのチームはFreshmanが多く、全米大会経験者が1人しか居なかったので経験の差も感じました。Nationalではチームメイトに怪我人が多く、私自身も手首の怪我と膝の怪我でボロボロな状態だったので、来年はフィジカル面を強化して優勝を目指したいです!

優勝を目標に挑んだので凄く悔しかったですが、素晴らしい経験が出来ました。コーチやトレーナー、応援やサポートしてくれた全ての方に感謝して、来年は金のトロフィーを手にできるようにまたチームと頑張ります!